憲法審査会レポート、2024年

2024年04月05日

憲法審査会レポート No.33

4月4日、衆議院憲法審査会が開催され、幹事選任の手続きのみ行われました。来週の4月11日以降、この間のような定例的な開催になるのかが注目されます。

2024年4月4日(木) 第213回国会(常会)
第1回 衆議院憲法審査会

【アーカイブ動画】

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=55104
※「はじめから再生」をクリックしてください

【会議録】

※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります)

【マスコミ報道から】

衆院憲法審 今国会で初めて開催
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240404/k10014412211000.html
“今の国会で初めてとなる衆議院憲法審査会が開かれ、幹事を選任する手続きが行われました。今後の日程について、自民党は来週、審査会を開いて自由討議を行うことを提案し、立憲民主党は持ち帰って検討すると伝えました。”

衆院憲法審が初開催 裏金問題のあおり受け開催遅れ
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1095328
“衆院の憲法審をめぐっては、これまで立憲民主党などが委員のなかに自民党の派閥の裏金事件に関係した議員がいることから開催に反発。”
“自民党側が3日、処分の対象となった3人の議員を委員から外したことで開催にこぎつけました。”

衆院憲法審が今国会初開催、自由討議の11日開催で調整
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA03EMR0T00C24A4000000/
“逢坂氏は自民党の対応を「一定程度整理された」と評価した。不記載額が500万円以下だった議員2人が委員に就いたままだと指摘し「国民が納得するのか。与党には問題を明らかにしてもらいたい」とも言及した。”

衆院憲法審、11日に今国会初の実質審議へ 裏金議員の幹事3人交代
https://www.asahi.com/articles/ASS442DBVS44UTFK006M.html
“立憲の逢坂誠二・野党筆頭幹事は4日、記者団に「委員の正当性に異議があると申し上げてきたが、一定程度整理された」と理解を示した。自民の提案する11日の実質審議入りについて「今のところ開催できないという理由はない」と述べた。”

今国会初の衆院憲法審、首相の目標実現は視界不良 維新は立民を牽制「わきまえて」
https://www.sankei.com/article/20240404-N3RZBXETIFLIHG6SMINIXHQQNE/
“…自民は4日、党本部で憲法改正実現本部などの合同会議を開き、改憲項目の絞り込みなどの戦略を練った。党重鎮は首相の目標を念頭に「時間はそれほど残されていない」と述べた。”

【参考】

衆院憲法審の動き/逢坂誠二 #7765
https://ohsaka.jp/15414.html
“今回は、裏金処分議員3名の交代が行われたことを受け、一歩前進と受け止めて、審査会に臨むこととなりました。

しかし、裏金の説明は皆無、総理発言への対応も不明、さらに憲法審には処分は受けていない裏金議員がまだ2名おります。こうしたことを、これからも丁寧に与党筆頭と協議したいと思います。”

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著者:吉田はるみ(立憲民主党・衆議院議員)
新垣邦男(社会民主党・衆議院議員)
打越さく良(立憲民主党・参議院議員)
杉尾秀哉(立憲民主党・参議院議員)
飯島滋明(名古屋学院大学教授)
編集:フォーラム平和・人権・環境
発売:八月書館
内容:A5判並製・76ページ
定価:本体900円+税

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