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2014年07月03日

安倍政権の憲法破壊を許すな!戦争をさせない1000人委員会が集会

7.3集会.JPG高橋哲哉.JPG

 7月1日に安倍首相が「集団的自衛権」行使容認に向け、憲法解釈を変更する閣議決定を強行しました。それに強く抗議し、「戦争をさせない1000人委員会」は、7月3日、国会近くの「星陵会館」ホールで集会を開き、安倍政権と真っ向から対決する事を確認。集会後は官邸前へ移動して、抗議行動を行いました。
 集会には、会場一杯の600人以上が参加、会場内に入れない人はモニターテレビで見守りました。1000人委員会の事務局長代理の清水雅彦さん(日本体育大教授)は「閣議決定の暴挙を許さない。各地で反対運動が盛り上がっている。これから関連法案が作られようとする国会での闘いが重要になる。さらに運動を広げよう」と訴えました。また、立憲フォーラム代表の近藤昭一衆院議員、社民党の吉田忠智党首も、国会内でも闘う決意を述べました。
 講演として、東京大学教授の高橋哲哉さんが「安倍内閣はこれまでにない最低・最悪の内閣だ。底なしのモラルハザード、道義無き退廃が進んでいる」と厳しく批判し、「首相は限定された行使と言うが、アリの穴の一穴から崩れていく危険性がある。いまこそ憲法の理念を、私たち自身の手に取り戻そう。そのために安倍政権の退陣を求めていこう」と訴えました。
 福山真劫・平和フォーラム代表が今後の運動を提起し、「閣議決定は違憲で無効であることを訴え、関連法案を作らせない闘いが重要だ。臨時国会が始まる頃に国会包囲行動など、様々な闘いを全国で起こそう」と呼びかけました。

7.3官邸前.JPG

 集会後、参加者は雨にも関わらず、官邸前に移動し、他の団体とともに閣議決定に抗議する集会を開きました。1000人委員会の内田雅俊事務局長などが、「安倍政権の暴走を止めなければならない」とし、当面する闘いでは、7月14日、15日の衆参予算委員会での集中審議日に国会前での座り込み行動や、7月31日の「戦争をさせない1000人委員会」の集会、17日には日本弁護士連合会が集会・デモを行う事などが提起されました。
 1200人に達した参加者は、「閣議決定を撤回しろ!」「安倍首相はやめろ!」などと、官邸に向かってコールを繰り返しました。
 

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