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日弁連「つくられる自白~志布志の悲劇」完成披露試写会(弁護士会館2F講堂クレオ)

2008年6月23日

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 6月23日、日弁連は、短編ドキュメンタリー映画「つくられる自白~志布志の悲劇」完成披露試写会を弁護士会館クレオで開催、約260人が参加しました。 この他、全国各地の弁護士会で同時に試写会が行われ合計860人が参加しています。 2007年5月18日にジュネーブで発表された国連拷問禁止委員会の勧告では、日本の「代用監獄」について、 「無罪推定の原則、黙秘権及び防御権を尊重しないこととなり得るものである」との強い懸念が示され、 日本政府に対して、ただちに制度を見直し、警察において拘禁できる最長期間を国際的な最低基準に適合するよう、制限することが求められました。 そのときにジュネーブでも、昨年日本でヒットした痴漢の冤罪をテーマにした映画「それでもボクはやってない」(脚本・監督周防正行)が上映され、現地関係者から高い評価を受けました。 しかし、他方で、日本のなかでも外国でもこんなばかげたクレージーなことが本当にあるのか、作り話ではないかという感想があることから、 日弁連は実際に起きたえん罪事件をドキュメンタリー映画にしようと今年2月に制作を開始していたもの。 題材となった「志布志事件」は、2003年4月の鹿児島県議会議員選挙で志布志町(現志布志市)から初当選した中山信一さんが票を買収したとされ、 公職選挙法違反で合計13名もの人たちが起訴された事件。 2007年2月、鹿児島地裁は自白の信用性を否定し12名全員(1人は公判中に死亡)に無罪が宣告されました。 漫画「家裁の人」原作者の毛利甚八脚本、池田博穂監督で、無罪となった住民自らが出演し、取調べの様子を生々しく証言するとともに、 任意取調べという名の下で連日12時間以上もの長時間の取調べが行われたり、警察署の留置場を「代用監獄」にした長期勾留や自白を強要する過酷な取り調べ、 家族のことを勝手に書いた紙を踏ませる「踏み字」など、事件で明らかになった捜査の問題点を45分の短編にまとめたものです。 被害者が裁判で証人として出廷する直前に検察官からかかってきた「勝手なことはしゃべらないように」という内容の電話を録音したテープも初めて公開されています。 試写後には、脚本の毛利甚八さん、監督の池田博穂さん、志布志事件弁護人の野平康博さんをパネリストに、日弁連刑事拘禁制度改革実現本部の小池振一郎弁護士をコーディネーターに、 パネルディスカッションを行いました。 討議では、判決が自白の任意性を認めているなどの問題点が示されていないなどの点も含め、えん罪事件・判決を起こしても出世している司法官僚の問題などが鋭く指摘されました。

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