9.15狭山事件の再審を求める市民集会

9月15日、東京・日比谷野外音楽堂で「狭山事件の再審を求める市民集会-新政権のもとで冤罪をなくすための司法改革を!」が全国から集まった2500人の参加で開催されました。
9月10日の三者協議を機に、東京高検に隠されている証拠の開示と鑑定人尋問などの事実調べ実現に向けて大きく前進させなければなりません。三者協議は1977年の有罪確定直後の第1次再審請求の際に開かれて以来で、弁護側が開示を請求している検察側の証拠が実在するかどうか、10月末までに明らかにするよう裁判所が検察側に求めたということです。
集会の開会あいさつで組坂繁之・部落解放同盟委員長は、3者協議が一定の展望を切り拓いた、この集会を完全無罪判決をかちとる第一歩にしよう、とよぴかけました。
狭山弁護団を代表した中山武敏・主任弁護人は3者協議を報告。「犯行現場」の虚偽架空性を明らかにするために「殺害現場」とされる雑木林でのルミノール反応検査報告書などの開示に全力をあげることを報告し、重要な段階を迎えた闘いのなかで、高検は証拠開示を、高裁は事実調べをすべきだという運動に連続的にとりくんでほしい、とよぴかけました。
また、基調のなかで松岡徹・部落解放同盟書記長は、3者協議がなぜ提案されたのかを分析しながら、狭山弁護団が証拠開示で被害者はどこで殺害されたのか、確定判決のそれは自白だけを根拠にしたものであることを明らかにし、「犯行現場」の虚偽架空性という事件の核心部分を示すものであることを指摘しました。こうした狭山弁護団のがんばりにこたえ、えん罪をなくす大きな力を狭山で実現できれば、他のえん罪事件にも大きな勇気をあたえることができると、よりいっそうの世論構築と3者協議という新たな展開のはじまりを受け、さらに奮闘していこうと訴えました。
石川一雄さんは、これからが正念場、不屈の精神で闘うと決意。早智子さんは、やっとかすかな光が見えた、無実の叫びが届き、扉がひらくよう願っている、最大限の支援を、と訴えました。集会には、足利事件の菅家利和さんをはじめ、氷見事件、志布志事件、袴田事件の当事者、関係者が参加。取調べの全面可視化や、証拠開示など司法の民主化に向けて共に闘おうと力強くアピールしました。
民主、社民、国民新党の各政党代表も集会で、えん罪をなくすためにも「可視化法」の成立へ全力をあげる決意をのべました。
集会のまとめを鎌田慧・市民の会事務局長がおこない、きまざまなえん罪にとりくむ人たちとスクラムを組んで集会を成功させたこと、いまあるえん罪を解決し、可視化や証拠開示を要求し、司法を変えていこう、と語りました。
最後に狭山第3次再審勝利に向けたアピールを採択し、デモ行進を行いました。
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