2010「在日朝鮮人歴史・人権月間」関西集会
2010「在日朝鮮人歴史・人権月間」関西集会が4月24日、奈良県解放センターで開催され、奈良を中心に約200人が参加しました。「在日朝鮮人歴史・人権月間」は、在日朝鮮人の人権問題をその文化的・歴史的性質を踏まえて検証することを目的に、2007年からおこなわれてきた「在日朝鮮人歴史・人権週間」を、とりくみの現状に即して改称したものです。
まずオープニングとして「劇団水曜日」による劇「海を越えてつながる私たち」が上演されました。続いて主催者あいさつ、連帯あいさつの後、二人の発表者から基調報告がおこなわれました。
朝鮮大学校教授の康成銀さんは、1910年の韓国併合条約の前提となった「1905年条約」の締結過程には強制性が存在し無効であり、したがって韓国併合条約とそれに基づく日本の朝鮮統治も「違法」だと提起。国際法に植民地支配の法的責任を問う新たな規範をうち立てていくことが重要だとしました。日朝国交正常化実現を求める市民連帯大阪の代表である有元幹明さんは、1月29日の鳩山演説ではピョンヤン宣言に触れることなく、「日韓」という表現のみであったことは日朝関係の歴史性に対する認識の欠如であると指摘しました。
金順伊さん(橿原市在住)は在日二世としての自らの歩みについて証言し、橋下大阪府知事の朝鮮学校に対する発言に過去の差別の記憶が蘇ったと語りました。また、地方自治体での「慰安婦」問題解決を求める意見書採択のとりくみ、そして奈良における強制連行の歴史の掘り起こしのとりくみについての報告を受けました。
最後に「高校無償化」の朝鮮学校への適用を求める要請書と、集会アピールを採択しました。
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