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「朝鮮学校はずしにNO!すべての子どもたちに学ぶ権利を!」集会・パレード

2013年3月31日

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 「すべての子どもたちに学ぶ権利を!」─朝鮮学校への「高校無償化」の適用を求めて、3月31日に東京・日比谷野外音楽堂で全国集会が開かれました。全国の朝鮮学校の生徒や保護者、学校関係者のほか、平和フォーラムや市民団体などから7500人が参加し、「朝鮮学校だけを無償化から除外するのは差別だ」「自治体による朝鮮学校への補助金復活を!」などをアピールし、集会後に銀座へのパレードを行いました。
 民主党政権下の2010年4月に「高校無償化」が実施され、当初は全ての外国人学校も対象になるはずでした。しかし、朝鮮学校だけ「北朝鮮による拉致や核問題」を理由に適用が先延ばしされ、昨年の政権交代によって、安倍政権は朝鮮学校を除外するため「高校無償化」の省令「改正」を強行しました。また、これと呼応して、2010年度から東京、大阪で朝鮮学校への補助金をカットしたのを皮切りに、宮城や埼玉、千葉、神奈川、広島、山口でも補助金削減が広がっています。

 集会実行委員会を代表して、「高校無償化からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」の長谷川和男事務局長が「安倍政権は発足後、すぐに朝鮮学校を排除した。子どもの学習権に対する明らかな人権侵害だ。過去、日本は朝鮮の土地や言葉を奪ってきた汚点を忘れてはならない。本日は全国の朝鮮高校の代表が集まり、さらに人権と民主主義を守ろうとする日本人も結集した。その団結を誓う集会としよう」と呼びかけました。
 来賓あいさつでは「朝鮮学校に対するいじめを許してはならない。民主主義を考える集会だ」(ルポライター・鎌田慧さん)、「この問題は、差別をしてもいいという日本人の権利問題にもつながる」(千葉大教授・三宅晶子さん)、「北朝鮮との問題を何の罪もない生徒に向けてはならない」(元インドネシア大統領夫人・デヴィ・スカルノさん)、「日本人や韓国の人達も立ち上がっている。連帯の手を結ぼう」(映画「ウリハッキョ」監督 キム・ミョンジュンさん)などと訴えました。
 東京朝鮮高級学校の生徒達による踊りや合唱が披露され、参加した生徒は「チマチョゴリも着れない。しかし、学校は大切な場所だから、守るために闘う」と述べました。また、朝鮮学校に通う女子生徒が電車の中でスカートを切られる事件をもとに作られた「野に咲く花」をミュージシャンの朴保(パクホー)さんが歌いました。

 集会の後半では、学校関係者がアピールし、全国の10校の朝鮮高校の代表が登壇して「署名や街頭活動の時に中傷やいやがらせも受けたが、あきらめてはいない。これは私たちが生きる日本社会を良くする闘いだ」と力強く語りました。さらに、朝鮮高校校長会の代表や、大阪や愛知、東京で訴訟を行っている弁護団や関係者からの報告もありました。
 最後に、全国の朝鮮学校の保護者による「オモニ会連絡会」の母親22人が登壇し、神奈川の代表などが自治体による朝鮮学校への補助金削減の問題も訴え「差別は許されない。子どもたちの当然の権利を守るためにこれからも闘う」と決意を述べました。「日本に生きるものすべてに平等な権利を保障すること」を求める集会アピールを確認して集会を終えました。

 集会後に「朝鮮学校への差別反対!」「いますぐ無償化の適用を!」「朝鮮学校への補助金復活を!」などと横断幕やプラカード、ゼッケンを掲げ、シュプレヒコールを行いながら、銀座や東京駅周辺でパレード行進を行いました(写真右)。なお、集会は171団体が賛同しました。

→集会アピール・私たちの決意

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