To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:135(2006.5.1)

盧大統領、対日特別談話要旨



東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

04月24日()

 「日米韓の協力で解決を」 拉致被害家族が教会で訴え

04月25日()

<盧武鉉大統領>「竹島」挑発に断固対応 テレビで特別談話

04月26日()

 ハンナラ党、弁護士出身の元国会議員をソウル市長候補公認

04月27日()

 韓国、対日特別チーム編成へ

04月28日()

 北朝鮮、「いずれ日本が上陸も」=竹島問題で共同対処呼び掛け

04月29日()

 米大統領、横田さんと面会 「拉致解決、働き掛け強めたい」

 


Government
政府、政党

 
盧大統領、対日特別談話要旨


独島(トクト日本名竹島)は韓国の領土だ。独島は日本の韓半島侵奪過程で最も先に奪われた歴史の地だ。日本が日露戦争の中に戦争遂行を目的に編入して占領した地だ。

−−今、日本が独島に対する権利を主張することは帝国主義侵略戦争による占領地の権利、ひいては過去の植民地領土権を主張するものだ。これは韓国の完全な解放と独立を否定する行為である。我々は断じてこれを受け入れることができない。

−−韓国民にとって独島は完全な主権回復の象徴だ。靖国神社参拝、歴史教科書問題とともに過去の歴史に対する日本の認識、そして未来の韓日関係と東アジア平和に対する日本の意志を見据えた試金石だ。日本が誤った歴史を美化し、それに基づいた権利を主張する限り、韓日間の友好関係は決して立て直すことができない。どんな経済的な利害関係も、文化的な交流もこの壁を壊すことはできないだろう。

-日本が東海海底地名問題に対する不当な主張をやめない限り、独島問題もこれ以上静かに対応していくことはできない問題となった。今後、政府は独島問題に対する対応方針を全面的に見直す。独島問題を韓日両国の過去の歴史の清算と認識、自主独立の歴史と主権守護のレベルで正面から対処していく。物理的な挑発に対しては力強くてきっぱりと対応する。日本政府が誤りを正すまで国家的な力と外交的支援を総動員して努力を続けていく。

−−我々は(日本に)これ以上新たな謝罪を要求しない。今後は再三行ってきた謝罪にふさわしい行動を要求するだけだ。21世紀北東アジアの平和と繁栄、そして世界平和に向けた日本の決断を期待する。



 

Mass■世論、市民運動


活動補助サービス制度要求、
重症障害者らが体で漢江大橋を渡った。



重症障害者らが車椅子からおりて、体で漢江大橋を渡った。
27日、重症障害者30名は、活動補助人サービスの制度化を要求し、 漢江大橋を渡り、ソウル市がオペラハウス建設を推進しているノドゥル島まで、這っていった。

全国障害者撤廃連帯をはじめ、障害者団体らが要求してきた活動補助サービス制度化の要求に対して、ソウル市は 去る26日、「時期尚早」とし、「法改正以後検討する」という公式的な拒否意志を明らかにした。
障害者らはソウル市の立場に憤怒している。

彼らが、この日、アスファルト上に体を投げて、体で漢江大橋を渡ったのは、重症障害者の現実をありのまま見せるためであった。

ある人らは脚の代わりに手で、ある人らは寝転がって、ある人らは這って行く。
障害者らは、この日、活動補助人サービス制度化が必要な理由を、全身で見せてくれた。

世界的なオペラハウスを作るとしながら7千億ウォンを注いで、障害者の日 の一日行事に2億ウォンを使っても、重症障害者等の活動補助人サービス制度化は「時期尚早」だと話す国。
障害者に対する社会的責任は放棄したまま、「非情な家族」を云々する社会。

この日の行進は、最も遅い障害者の速度に合せて進行された。
障がい者朴氏は「障がい者らは常に世の中の速度に遅れて生きてきたが、今日の一日ほどは、最も遅い私たち同志の速度に合せて共にノドゥル島まで行こう」と話した。

 



取締りによる移住労働者死亡、追悼集会



出入国管理事務所の取り締まりにより 強制連行されたアノアル移住労働組合 委員長が1年ぶりに釈放されたなか、去る17日、 死亡したインドネシア移住労働者ヌルフアド氏の追慕コンサート及び取り締まり追放・中断要求決議大会が大学路で行われた。

ノルフアド氏は、去る17日午前10時30分、富川のある工場で出入国管理事務所の奇襲的な取り締まりを避けて3階から飛下りをして死亡した。

この日の決議大会参席者らは今回のノルフアド氏死亡事件は、政府による他殺として規定して「これ以上殺さないで」を叫んだ。

この日参席者らは闘争決議文でノルフアド氏の死亡事件をこの地の移住労働者の現実だと規定し、「2003年11月以後続いている人間ハンティング式の取り締まりと追放の過程で、数えきれない程多くの人々が死亡したり、悲劇的な生活を送っている」としながら、「政府が移住労働者に対する政策を取り締まり追放で一貫することは、ノルフアド氏死亡事件のように、公権力による合法的な殺人行為を続けるということ」だと批判した。


 



NorthKorea朝鮮の動向


ブッシュ大統領「国家指導者の拉致助長、信じられない」


ブッシュ米大統領は28日、ホワイトハウス執務室で脱北者キム・ハンミちゃん(7)の家族らと会い、「国家の指導者が子供の拉致を助長しているという事実は信じがたい」とし、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長を批判した。

ブッシュ大統領は脱北者の金聖民(キム・ソンミン)自由北朝鮮放送代表に「金正日についてどう思うか」と尋ね、「キリスト教徒として許せないサタン」という答弁を聞くと、「強力なメッセージだ」と語った。

ブッシュ大統領は「ハンミちゃんの家族は北朝鮮のような残酷な社会(cruel society)で子供を育てることができないと判断し、北朝鮮脱出を行動に移した」とし、「私は北朝鮮の人権状況が改善されることを希望し、そのために積極的に努力する」と述べた。

 


コリアン情報ウィークリー(2006年)


第135号 2006年05月01日
 盧大統領、対日特別談話要旨
第134号 2006年04月24日 「現代ハイコス非正規光州全南労働者大会」
第133号 2006年04月17日
 14日、米韓FTA阻止、第1次国民大会開かれ
第132号 2006年04月10日 韓米FTA阻止汎国民運動本部が、12日、緊急記者会見
第131号 2006年04月03日 民主労総、「非正規職法案廃棄、全面再議論」要求
第130号 2006年03月27日
 民主労総、「4月のゼネストで勝利をかちとろう!!」
第129号 2006年03月20日
 日本大使館前で元慰安婦らの水曜デモ、700回目
第128号 2006年03月13日
 「強制土地受容阻止-国際平和都市計画撤回」平沢市民決議大会
第127号 2006年03月06日
 141ケ市民社会団体、米韓同盟再編合意の全面無效化を要求
第126号 2006年02月27日
 非正規職法案通過、民主労総ゼネスト2日目、20万名参加
第125号 2006年02月20日
 コメと映画の連帯による韓米FTA交渉阻止闘争
第124号 2006年02月13日
 住民登録証を返却、燃やした平沢住民ら、「独立を宣言」
第123号 2006年02月06日
 街に出た映画人の集会「スクリーンクォーター死守」
第122号 2006年01月30日
 「スクリーンクォーター縮小」反発、映画関係者ら徹夜座り込み闘争突入
第121号 2006年01月23日
 投機資本監視センター, CITY Groupを告発し、監視活動を宣言
第120号 2006年01月16日
 盧武鉉大統領新年演説に二大労総強い批判の論評
第119号 2006年01月09日
 韓流映画俳優ら、香港闘争団の釈放を促す嘆願書を提出
第118号 2006年01月02日
 香港闘争団、5日から「WTO反対と即刻釈放」を要求する無期限「ハンガスト」を決定



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定



コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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