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コリアン情報ウィークリーNo:332 (2010.02.08)

MBC放送局労組、
放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

02月01日(月)

 国連事務総長特使9日から訪朝

02月02日(火)

 韓国・ウズベク首脳会談、11日にソウルで開催

02月03日(水)

 米国防総省、弾道ミサイル防衛体制に韓国参加を希望

02月04日(木)

 連合ニュース、朝鮮、市場取引を再開

02月05日(金)

 韓国朝鮮日報、「米、北有事想定の訓練提案」

02月06日(土)

 不法入国で拘束の米国人宣教師、北朝鮮が釈放

 


Government
政府、政党

野4党、民主労働党弾圧共同対応


民主労動党サーバーに対する警察の押収捜索事態をきっかけに野党の共助が本格化している。

民主党と民主労動党、創造韓国党、進歩新党の代表らは、8日午前、ソウル汝矣島で緊急の集まりを開いて、警察の民主労働党サーバー押収捜索を「野党弾圧」として規定して、2月臨時国会で野圏共助を通じて政府の責任を問う事にした。

野4党の代表はこの日の会議で、「現在起きている李明博政権の野党弾圧に深刻な憂慮を示さざるを得ない」、「一連の国政破綻に対して大韓民国の憲法とデモクラシーを守護するために野圏共助を強化して行く」と明らかにした。

ウサンホ民主党代弁人は「今回の事態は、民主労働党だけの問題ではないということに共感した」と伝えた。

野4党は、野圏共助の「信号弾」としてジョンウンチャン国務総理に対する解任提案を早いうちに共同で提出する一方、今回事件の発端になった公務員及び教員の政治活動などを保障するために憲法訴願とともに関連法律改正も一緒に推進する事にした。

全教組及び公務員労組の民主労働党加盟関係を調べるための捜査であったが、警察関係者は、「事実関係の確認が出来なかった」と述べている。

一方、民主労働党は、この日カンギガプ代表を含め、最高委員と議員団全員がソウル中央問党舍で無期限座り込みに入った。




Mass■世論、市民運動


MBC放送局労組、
放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
 


李ウンヘンMBC労組委員長は100人が越える組合員の前で「(犬・豚になれば) 権力の足裏をなめながら暮さなければならないが、そんなことはできない」と強く言った。

李委員長は「私は組合員が団結して、MBCを守る」、「11日から始まるゼネスト賛否投票から闘いの始まりである。たくさん参加してください」付け加えた。

9日午後5時汝矣島MBC本社の1階ロビーで、MBC組合員の非常総会が開かれた。「死守公営放送」「粉砕放送掌握」と書かれた黄色い垂れ幕が並んでいるなか、非常総会には100人が超える組合員が参加した。

放送文化振興会によって任命された理事らが、8日午前取締役会を開いて、ファンヒマン蔚山MBC社長、ユンヒョック副局長、アンソングク編成局長をMBC理事任命を強行したことに、オムギヨンMBC社長が辞退意思を明らかにした中で開かれた非常総会でもあり、
その非常総会の意味は大きかった。
 
非常総会に参加した崔サンゼ全国言論労組委員長は「李明博政権がけんかをかけてきた。私たちは戦線に立っている」、「争うしかない状況で、避けてもいけないし避ける必要もない」、「私たちが必ず勝つ」、「1万3000人の言論労組の同志が皆さんと共に力強く闘う」と連帯を表明した。

組合員の自由発言に発言者として出たTV 編成局のオドグン組合員は、「どうせ闘わなければならないなら、恐れず一緒にする人々と行こう」と組合員への愛情を送った。

芸能局イムジョンア組合員は、「入社後13、14年の間、何回のストライキを経験したが、今度のように悔しい気持ちは初めてだ。難しい事があればあるほど、一緒に力を出そう」と言った。

MBC労組のゼネスト賛否投票は、11日不在者投票を開始し、来週18日まで投票が行われる計画だ。可決される場合ソウル支部を始じめ19個地域のMBC支部が同時にゼネストに入るようになる。

 




 

NorthKorea朝鮮の動向

北の民保安性·国家保衛部声明
「南、北の体制転覆の試みが危険水位」


北朝鮮の両大公安機関である人民保安性と国家安全保衛部は 8日、「連合声明」を出して、「南朝鮮政府の反共和国体制転覆の試みが危険レベルを越している」、「あらゆる敵対勢力の恙動から社会主義制度と国の安全を守護するために白頭山革命強軍の銃隊はもちろん人民保安及び安全防衛軍のすべての力量と手段が総動員される」と明らかにした。

北人民保安性と国家安全保衛部の連合声明(名前)発表は今度が初めてである。

北は声明で「南朝鮮の国政院と機務司を含めた悪名高い謀略機構が突撃隊として出ている」、「あらゆる力量と手段を投入している愚かな体制転覆策動は我が国の周辺から内陸地帯の深いところまで浸透している」と主張した。




 



コリアン情報ウィークリー(2010年)

第332号 2010年02月08日 MBC放送局労組、放送掌握に対抗してストライキ賛否投票開始
第331号 2010年02月01日 ソウル主要大学の自治会、授業料引き上げに大学本館占拠
第330号 2010年01月25日 法廷、狂牛病報道「PD手帳」番組に無罪判決、保守派・検察に「衝撃」
第329号 2010年01月18日 ノムヒョン精神継ぐ「国民参与党」創党
第328号 2010年01月11日 竜山惨事葬式、決して安らげぬ故人たち
第327号 2010年01月04日 竜山惨事妥結「政府が責任認めて謝罪」で合意


 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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