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アメリカが嫌い!

2015年10月 1日

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 「アメリカが嫌いだ」と、あちこちで話してきた。決して「アメリカ人が嫌いだ」と言っているつもりはない。高校に入学し、一人暮らしをして以来、毎日のようにコカ・コーラかペプシ・コーラを飲み続けている。16歳から45年間、その本数16,425本(1日1本)以上、そして、高校時代にJAZZ喫茶に通い出して、これまで聞いたアルバムはどのくらいだろうか。数える術はない。友人たちはよく言ってくれる。「それで『アメリカ嫌いだ』もないもんだ」と。 WEINSIST!の中でも何回かアメリカとの関係について書いてきた。敗戦後の駐留軍の存在、僕は「戦争を知らない子どもたち」だけれども「ギブ・ミー・チューインガム」と言う言葉は、何となく耳にし、その状況と意味するところも知っている。その屈辱と憧憬を何となく知っている。

 小学校に入ると、家にテレビが来た。稲穂の農協マークの付いたゼネラルテレビ、その画面から出てくるのは「奥様は魔女」「じゃじゃ馬億万長者」「ローハイド」「ルート66」。アメリカへの憧れはいやが上にも強まる。しかし、その傍らで力道山がシャープ兄弟やルー・テーズ、カール・ゴッチを破る姿に歓声を上げる。この時から、日本はアメリカにゆがんだ感情を抱いてきたのではないだろうか。

 自らの国益を自由と民主主義を守ることに置き換える、アメリカの傲慢な姿勢がどうしても許せない。社会のあり方が、極端な自由主義、自己責任・格差社会であることに我慢がならない。そして、私がJAZZを聞き、つれあいがBLUEGRASSを好むことで、「そんな二人がうまくいくはずがない」というアメリカの差別意識がかんに障る。OECD加盟国内の子どもの相対的貧困率は、GDP世界1位のアメリカが下から3番目、第3位の日本は4番目、いかに格差が大きい社会かが分かるというものだ。

 日本の自衛隊の集団的自衛権行使も、アメリカの世界覇権を補填するもの以外の何ものでもない。さあ、日本もアメリカを応援して金も出せ、血も流せと言うことだ。だから、私はアメリカが嫌いだ。そしてアメリカと同じになろうとする安倍政権が嫌いだ。
(藤本泰成)

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