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日朝国交正常化連絡会総会 お礼と報告

7月24日、東京の日本教育会館において「東北アジアに非核・平和の確立を!日朝国交正常化を求める連絡会」の創立1周年総会を行ないました。
〈総会で日朝基本条約要求を確認〉
午後3時から開催した総会には、8月に総選挙を控えあわただしい日程にもかかわらず、全国24都道府県の代表をはじめ労働組合、市民団体から約60名が参加しました。最初に共同代表の福山さんから、最近の状況と日朝国交正常化運動の必要性について確認する開会のあいさつがありました。つづいて奈良の池本さんに議長をお願いして総会に入りました。
まず、活動報告と運動の提起を事務局長の石坂が行ないました。活動報告ではこの1年間に行なってきた集会、講演会、外務省要請行動、学習会、その他広報活動について報告しました。続いて、運動の提起では方向性として
a) 2010年末までに日朝基本条約締結を
b) 拉致問題などの解決は正常化の過程で実行
c) 日朝国交正常化を通じ東北アジアに非核・平和の確立を求めよう
d) 日本政府は和解の精神に立ち返り平和のために役割を果たせ
という4項目を確認しました。そして、具体的取組として
a) 日朝基本条約試案の作成と提起
b) 基本条約締結を求める署名運動
c) ピョンヤン宣言七周年の共同行動をはじめとする全国での集会や行動
d) 総選挙後をにらんでの政府・国会への働きかけ
e) 日本政府のこれまでの制裁のあり方を問う制裁白書の作成
f) 連絡会組織の充実
などの課題を提起しました。続いて、和田顧問が日朝基本条約試案について説明を行ない、試案を基にして日本社会での議論を広げていくことを訴えました。
これを受けて全国の仲間から活動報告や質疑が行なわれました。日本の植民地支配に対する個人補償の問題などをどのようにとらえ、運動的に実践していくのか、日朝基本条約に国際法や人権規約に準拠するという立場をもっと反映させていいのではないかなど、貴重な意見が出されました。基本的な運動方向は議論を通じて了承され、今後事務局から具体的提起を行なっていくことで議論は締めくくられました。役員についても承認されました。
夜は同じ会場で、立教大学の李鍾元教授の講演「朝鮮半島情勢とオバマ外交」をメインとした記念講演会が行なわれました。
オバマ政権の外交には規範性と大国間の協調という性格が強いが、歴史性が抜け落ちていることが感じられる、オバマ政権は北朝鮮の核などの脅威を大きくは評価しておらず優先順位が下げられる可能性があり、また難題を先送りにして全体的に核やミサイルの解決よりは「管理」に重点が置かれる面がある、6月以降は状況が沈静化してはいるが、オバマ政権がこれまでの米朝関係をふまえ対北朝鮮交渉のプログラムを固めてこないと、北朝鮮が対応をエスカレートさせ危機が来る可能性もある、といった指摘がなされました。
最後に集会アピールを採択して記念講演会を終えました。
今後、秋に向けて取り組みを具体化すべく全国に活動を具体的に提起していく予定です。全国から参加してくれた皆さん、そして参加できなくてもともに運動を担っている皆さんに、あらためて感謝するとともに、これからもともに進んでいくことを訴えたいと思います、ありがとうございました。
(事務局長 石坂浩一)
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