Tsubomi Cafe

2021年01月01日

ニュースペーパー News Paper 2021.1

1月号もくじ

  • 困難を抱える少女たちの現状を知り、一緒に声をあげてほしい
  • 米大統領選挙そして菅政権誕生から見る日本
  • トリチウム汚染水で海を汚すな!国は加害を繰り返してはいけない
  • 第52回食とみどり、水を守る全国活動者会議
  • 防衛大いじめ事件は国に責任!
  • 誤った政治が、誤った歴史をつくる

10代無料の夜カフェ《Tsubomi Cafe》

大人は判ってくれない

フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーの自伝的映画で、長編映画のデビュー作となった作品である。

家庭でも学校でも居場所のない10代の少年は、盗みをはたらき鑑別所に送られてしまう。しかし面会に来た母親は少年を冷たく突き放す。そして少年は鑑別所を脱走し、野山を走り抜け海辺に立ち尽くす。パリの風景描写と少年の感情表現をモノクロームで巧みに演出していた。

10代後半の私はこの映画を共感をもって見た覚えがある。そして大人を十分に超えてしまった今、どうだろうか。主人公の少年の行く先を想像することができるだろうか。

この作品がつくられた時代から60年がたち、大都会の夜の街を徘徊する少年少女たちがいる。この子たちがなぜここにいるのか、想像することができるだろうか。そして、この子たちに何が迫りつつあるのか、思いを馳せることができるだろうか。

良識ある大人たちは、この少年少女たちに何かが起ころうとも、何かを起こした者への非難はするだろう。そして同時に少年少女たちをも咎めるのだ。

「大人は判ってくれない」
(写真は、10代無料の夜カフェ《Tsubomi Cafe》 2020年12月東京・新宿で 詳細はインタビュー参照)

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