第46回護憲大会 ひろば「映画『花はどこへいった』上映」報告     2009年11月02日
   ひろば「映画『花はどこへいった』上映」は、長野市生涯学習センター(TOiGO)4階大学習室を会場に地元長野県実行委員会と長野市で上映運動にとりくんだ市民団体(脱原発など)と共催で企画され、165人が参加しました。71分の映画上映と長野県須坂市出身の坂田雅子監督の講演、市民団体アピールなどを行いました。
プロフィール  1948年、長野県須坂市生まれ。1970年にグレッグ・デイビスさんと出会い、結婚。写真家としてのグレッグさんの仕事を手伝うかたわら、1976年から、写真通信社インペリアル・プレス勤務。1995年、社長に就任。1998年にIPJを設立し社長となる2003年のグレッグさんの死をきっかけに、枯葉剤についての映画制作を決意し、2004年から2006年、ベトナムと米国で、枯葉剤の被害者やその家族、ベトナム帰還兵、科学者などにインタビュー取材を行う。2007年、自ら制作・監督・撮影.編集をおこない、映画『花はどこへいった』を完成させる。

 →講演などひろばの資料

   坂田雅子さんは、長野県須坂市の出身。2003年、夫のベトナム帰還兵でフォトジャーナリストのグレッグ・デイビスさんが、肝臓ガンで死去。原因である枯葉剤と向き合いドキュメンタリー映画『花はどこへいった』を製作。撮影・編集も手がけた初監督作品です。
 ベトナム戦争終戦から34年、いまなお、戦争被害で苦しむ人びとがいます。ベトナム戦争で大量に散布された枯葉剤による被害者がスクリーンに登場、障害や貧困のなか、愛情と深い絆によって結ばれた人とその家族の暮らしを描いていきます。
 映画は全編、坂田さん自身の言葉で語られ、枯葉剤に対する怒りと、「天命と思い育てていく」という障害児の親の愛情、そして亡くなったグレッグさんに対する雅子さんの愛情が、観るものに静かに注ぎ込まれてきます。映画をとおし、反戦や平和への意思にあらためて気づかされる作品です。
 講演のなかで、坂田さんは「より多くのものを見ることで、より多くのことを知ることになる。知ることで変えることができる。この映画を通じて、日本の狭いところから窓を開くきっかけにしてほしい」と参加者に語りかけました。
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