| 第46回護憲大会 開会総会 主催者あいさつ
2009年11月01日 大会実行委員長 江 橋 崇 |
![]() |
プロフィール フォーラム平和・人権・環境代表、法政大学教授。専門は憲法。ロンドン大学、ウィーン大学、北京外国語学院、上海外国語学院の研究員、客員教授、全国憲法研究会事務局長、国際人権法学会理事、自由人権協会理事長、神奈川県国際政策懇話会会長、川崎市ふれあい館運営委員、反差別国際運動日本委員会委員、国際在日韓国・朝鮮人研究会理事などを歴任。主な著書(共著・編著)に『グロ−バル・コンパクトの新展開』(法政大学現代法研究所叢書)、『「官」の憲法と「民」の憲法』(信山社出版)、『市民主権からの憲法理論』(生活社)、『人権政策学のすすめ』(学陽書房)など。 |
|
主催者を代表して一言ごあいさつ申し上げます。本日はご多忙中のところをお集まりいただきましてありがとうございます。2800人の方々が全国からお集まりいただいているとのことです。また、このすばらしい大会を準備された実行委員会の方々、とりわけ現地実行委員会の方々のご苦労に心から感謝を申し上げたいと思います。
本大会がどういう状況のもとで開かれているかは、先ほど司会の方からありましたとおりであります。この大会の基調は、タイトルのように「対話と協調の世界を求め、市民政治の新時代に−憲法理念の実現をめざす第46回護憲大会」ということになっております。ご承知の通り、鳩山内閣になって、8月30日の選挙を経て、いま、日本では憲法が大きく変わろうとしています。国の組織・構造も大きく変わろうとしています。 私たちが長い間求めてきた、政治のなかで憲法の理念を積極的に実現していく可能性も開かれてきたかと思います。また、政策の面でも、平和の問題、人権の問題、環境の問題、地方分権の問題、さまざまな領域で、私たちが平和の運動、人権の運動、環境の運動、地方分権の運動が求めてきた理念が実現できる可能性も見えてきたかと思います。もちろん、政治の世界はきわめて複雑ですから、そう一筋縄にはいかない。行ったり来たりさまざまな問題があると思いますが、自民党政権の時代とはまるっきり違う新しい局面が開けたことを、われわれは確認するとともに、この大会を通じて、私たちがいま運動として政治に何を求めるのかということを、いっそうクリアにしていきたいと思います。本大会、政権交代後の最初の大会が、この長野の地で開かれるということもたいへん意義の深いことだと思います。これまで長い間、社会運動を熱心にとりくんできた、平和、人権、環境、そして分権の問題をとりくんできた分厚い伝統のある長野でありますので、この地でさまざまなことを学びつつ、私たちとしては新しい出発にしたいと思っています。 平和フォーラムは、これまでさまざまな制度要求をしてきました。平和・人権・環境のさまざまな課題について、課題を明らかにするだけではなくて、それが具体的に実現できるように、政府あるいは各政党の方々とも協議を進めてきて、いろいろとお願いもしてきました。そういう意味で伝統と力量のある、わが平和フォーラムが、この大会で、いま一度、私たちの求めるところをはっきりしたいと思っています。とりわけ平和の問題に関しては、沖縄の基地問題は、私たち平和運動が譲ることのできない大事な論点であります。人権の問題に関しては、やはり人権委員会制度を作って、人権被害者の救済に全力を尽くすことが大事であります。また、環境の問題については、すでに鳩山内閣も言っている25%削減の問題もありますけれども、われわれは同時に非核化の問題もとりあげてきたわけであります。こういう基本的な私たちのものの考え方を11月3日までの会議でお互いに確認しあって、これをもとに今後1年間の運動を展開していきたいと思います。これから3日間、今日の会合と、明日の分科会やフィールドワークも予定されています。みなさまのご協力で大会が成功することを祈念してやみません。よろしくお願いいたします。 |
|||
| Copyright 2000-2010 フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved. 東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org |