ニュースペーパー

2020年11月01日

ニュースペーパー News Paper 2020.11

11月号もくじ

核兵器廃絶署名を提出

核兵器禁止条約50カ国批准達成
来年1月22日発効!

核兵器禁止条約発効実現へ

核兵器禁止条約を批准した国・地域が10月14日現在、47ヶ国になり50に達しようとしてます。世界は核兵器廃絶という希望へ大きく前進することとなります。被爆者の強い思い、核兵器廃絶にとりくむNGOの努力、核兵器に頼ることなく自国の安全保障と世界の平和を求める各国政府の決断の成果です。

しかし、核兵器保有国や日本など他国の核の傘の下にある国は、条約に反対しています。

菅首相は、9月26日の国連総会でビデオ演説し「現実の安全保障の観点を踏まえていない」として、これまでの政府の姿勢を基本に核兵器禁止条約には触れませんでした。米国は、イラン核合意を破棄し、そしてINF条約も破棄しました。来年2月には期限を迎える新戦略兵器削減条約(新START)の交渉も、暗礁に乗り上げようとしています。唯一の戦争被爆国として、核兵器をもたず、つくらず、持ち込ませずとする非核三原則に抵触する事態もおきかねない状況です。

原水禁は、連合、KAKKINとともに、「核兵器廃絶1000万署名」にとりくみ、日本政府に核兵器禁止条約の批准を求めるとともに、核兵器廃絶を訴えてきました。8月9日には、長崎において中満泉国連事務次長・軍縮担当上級代表に、800万を超える署名を手交しました。(写真)中満泉事務次長は、核兵器廃絶という目標は「日本も共有しているはず」と述べています。今年の長崎平和祈念式典の平和宣言は「核兵器の恐ろしさを経験した国として、1日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を実現するとともに、北東アジア非核地帯の構築を検討してください。『戦争をしない』という決意を込めた日本国憲法の平和の理念を永久に堅持してください」と日本政府と国会議員に訴えています。

原水禁は、核兵器禁止条約が発効という結節点を見すえ、平和を愛するすべての人々と、核兵器廃絶・平和構築にむけて、全力でとりくんでいくことを改めて確認します。

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