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第47回衆議院総選挙の結果についての声明 フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 突然の衆議院の解散によって、12月14日投開票の第47回総選挙が行われました。私たちは、安倍晋三首相の「自らの延命」のための党利党略による選挙だとして、世論と同様に批判するとともに、「安倍の暴走を止め、憲法を基本にした平和・民主主義・脱原発の政策を前進させるための絶好のチャンスだ」として、民主党や社民党、立憲フォーラム参加議員の勝利をめざして、全力でがんばることを呼びかけてきました。 選挙の投票率は52・32%(推定)と戦後最低となる中、各党の獲得議席は、自民党291、公明党35、民主
青森県八戸市八日町、JR八戸線本八戸駅から10分ほど歩くと、安藤昌益資料館がある。会議と会議の間に、まとまった時間ができたので足を運んだ。「蔵ショップはちつる」という醸造メーカーの販売店と一緒なので、酒好きは嬉しい。昌益は、江戸中期の封建時代にあって、平等の世の中を説いた人物として類例を見ない思想家だ。彼の思想を著した「自然真営道」101巻は、八戸の地で書かれたと言われる。 東北の太平洋岸では、夏でも時折、やませ(山背)と呼ばれる東からの冷涼な風が吹く。稲の開花時期に当たると極端に収量が落ち「冷害」と呼ばれる事態が発生する。江戸期の農業は、常に凶作と飢饉の脅威にさらされていた。八戸地方で
2014年12月01日
インタビュー:女優 木内みどりさんに聞く 重大な衆議院総選挙に向けて 憲法理念の実現をめざす第51回大会ひらく 日朝交渉の進捗状況と朝鮮半島情勢 TPP交渉は合意ならず越年へ 原発再稼働の策動に歯止めをかけよう 「フクシマ」でいま何がおこっているか オバマ大統領核軍縮の実績、挽回の手は 自衛官に「聞く」ことから始めよう 核のキーワード図鑑 新刊パンフレットのご案内 憲法理念の実現をめざす第51回大会 「『戦争をさせない』私たちは平和主義を、そして命を守ります!憲法理念の実現をめざす第51回大会(護憲大会)」が、長良川国際会議場をメイン会場に、全国から2000人が参加して11月1日か
平和軍縮時評2014年11月号 解散総選挙の前に、安倍政権の安保政策を問う―集団的自衛権、日米ガイドライン、新「宇宙基本計画」 塚田晋一郎
年末の解散総選挙へ 11月21日、衆議院が解散され、12月2日公示、14日投開票で解散総選挙が行われることとなった。安倍首相による解散の「大義」が問われている。しかし、その目的は、「勝てるうち」に解散総選挙に打って出て、「改めて国民の信を得た政権」となり、任期を延長することであろう。大義などあろうはずもない。 首相は消費税10%への引き上げ延期の判断と、「アベノミクス」への評価を問うとしているが、消費増税については法律の中に引き上げ判断に関する「景気条項」が当初から盛り込まれており、それに従っただけである。いま消費税を上げることに賛成している政党は存在せず、そもそも争点にはなってい
第46回食とみどり、水を守る全国集会に全都道府県から500人参加
平和フォーラムや消費者・市民団体、農民組織などで構成する実行委員会(石原富雄実行委員長)主催の「第46回食とみどり、水を守る全国集会」が、11月28日~29日に、東京・日本教育会館で開催され、全都道府県から500人以上が参加。「当たり前に生きたい!むらでもまちでも─地域の営みが変える未来」をスローガンに掲げ、食の安全・安心や農林業政策、環境問題などをめぐり、討議と交流を行いました。 主催者あいさつに立った石原実行委員長は、安倍政権の大義なき衆院解散・総選挙を批判し、「今回の総選挙は食・みどり・水に関わる取り組みにとっても大きな局面にある。持続可能な循環型社会を実現し、農林
第1分科会「課題別入門講座」 参加者=120名 ①「原発問題入門 原発はなぜ危険なのか」 上澤千尋さん(原子力資料情報室・原発事故問題担当) 上澤さんからは、原子力発電所(以下「原発」)というのは、ウランの核分裂のエネルギーを使ってお湯を沸かし、高温・高圧の蒸気で発電機のタービンを回して電気を作る、いわば「放射能を大量に抱えたまま運転する大きなヤカン」のようなものであり、そのうち電気になるのは1/3で、残りの2/3のエネルギーは廃熱となるなど、効率の面で問題があることが指摘された。 この原発の発電過程においては、いわゆる「死の灰」と呼ばれるヨウ素131やセシウム137、プル
重大な衆議院総選挙に向けて 平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう!
重大な衆議院総選挙に向けて 平和・民主主義・脱原発のために勝利しよう フォーラム平和・人権・環境 共同代表 福山 真劫 11月21日に衆議院が解散され、12月2日に公示、14日に投票の総選挙になりました。安倍自公政権は、「アベノミクス失敗、相次ぐ閣僚の不祥事、沖縄県知事選での大敗、戦争するための暴走」を隠し、自らの延命と権力基盤強化のために解散に打って出たのです。しかし私たちにとっても、安倍の暴走を止めるための絶好のチャンスです。 安倍政権の暴走を止めよう─私たちの訴え この2年間、安倍自公政権は「戦争する国へ、監視社会へ、原発推進へ、貧困・格差拡大社会へ」と暴走
翁長雄志さんの沖縄県知事選挙勝利に関する 事務局長声明フォーラム平和・人権・環境事務局長 藤本 泰成 11月16日に投開票された沖縄知事選挙は、翁長雄志(おなが・たけし)前那覇市長が360,820票を獲得し、辺野古新基地建設を推進する現職の仲井真弘多知事に10万票の大差をつけて勝利しました。同時に行われた、那覇市長選挙においても翁長市政を継承するとする城間幹子さんが、倍近い得票をもって勝利しました。「沖縄に新しい基地はつくらせない」とする沖縄県民の勇気ある決断に、平和フォーラムは大きな拍手を送ります。 現職の仲井真知事は、4年前の知事選で普天間基地の移設について「県外」を公約にして当選を果たし


