世界社会フォーラム

2010年01月24日

報告・東京で「世界社会フォーラム首都圏」開かれる

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世界的な経済の新自由主義・グローバリゼーションの動きに対して、戦争も、搾取も、抑圧も、環境破壊もない「もう一つの世界は可能だ」を合い言葉に、国際的な社会運動団体などが結集して、2001年以来毎年、「世界社会フォーラム」(WSF)がブラジルやアフリカ等で開かれ、毎回数万人が参加しています。
今年のWSFは、各国・各地域で1月下旬を中心に各国で開催する形で行われることになり、東京では1月24日に、千代田区「韓国YMCA」を会場に、食と農、貧困、ジェンダー、労働、温暖化問題などの様々な問題について、全日にわたって分科会や全体会等が行われ、市民など約300人が参加しました。
このうち、平和フォーラムは、消費者団体などと共催し、「生物多様性と食の安全」「農と食の現場から”もうひとつの道”を探る」の、食と農に関する2つの分科会を行いました。「生物多様性問題」では、今年秋に名古屋で開かれる「生物多様性条約第10回締約国会議」に向け、生物多様性の重要性、急速に失われる生物の多様性をどう守るかについて、研究者や農業現場、生協の取り組みなどが報告されました。
また、「農と食問題」では、農産物価格の下落や担い手不足、雇用の縮小などの農村の現実について、山形の寒村で展開された「山びこ学校」の教え子の一人である佐藤藤三郎さんが、戦後のむらの歩みを踏まえて報告されました。さらに、農業政策、農村女性、都市の食品関連労働者の実態をジャーナリストが報告し、「農と食のこれからのあり方」について討論しました。
WSFでは、こうした分科会討論のほか、ライブなどを行い、全体会では経済危機と政治的変化を迎える中で、課題や地域を越えた社会的連帯が重要なことがアピールされました。

→集会案内

2010年01月15日

集会案内/1月24日「世界社会フォーラム2010首都圏」食と農問題分科会のご案内

1月24日に東京「韓国YMCA」で開かれる「世界社会フォーラム2010首都圏」では、平和フォーラムは食と農問題の分科会を開きます。
ここに、山形の「山びこ学校」で有名な佐藤籐三郎さんをお呼びして、「村はどう変わったか」の講演を受けます。さらに、現場の報告を受けながら、「農と食のこれから」を参加者全員で討論します。多くの方の参加をお待ちしています。

世界社会フォーラム 首都圏/WSF2010 in TOKYO
食と農問題の分科会
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    農と食の現場から"もうひとつの道"を探る
─山形から佐藤籐三郎さん(山びこ学校)を招いて─
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 世界を吹き荒れるグローバリゼーションの嵐は日本の農業と農村にも襲いかかり、農産物価格の下落と農村雇用の縮小というかたちでむらのくらしを直撃しています。それは、都市における雇用の不安定化と賃金切り下げといった状況と同じ根っこをもつ新しい貧困とでもよぶべきものです。
 そうした現実を私たちはどうとらえ、展望をどうつくりあげたらいいのでしょうか。
 戦後、東北の寒村の子どもたちが、自分たちの目と足で"むらの貧困"を凝視し綴ったあの「山びこ学校」から60年。「山びこ」のむらに百姓として生き、時代と切り結んできた佐藤藤三郎さんをお招きし、戦後のむらの歩みを踏まえながら、むらでいま何が起こっているかを話していただきます。さらに、くらし・女性・企業の農業進出と農政、食の労働実態などについて現場からの提起を受けて、「農と食のこれから」を参加者全員の討論で考えていきます。

【日  時】 2010年1月24日(日) 12時30分~15時 (開場12時)
【会  場】 在日本韓国YMCAアジア青少年センター 3階302会議室
 最寄り駅:JR「水道橋」駅徒歩6分/JR「御茶ノ水」駅徒歩9分/地下鉄「神保町」駅徒歩7分 (千代田区猿楽町2-5-5 電話03-3233-0611)
【参加費】 800円(全分科会と全体会に参加できる「1日券」になります)

 <プログラム>
・基調講演「村はどう変わったか=山びこ学校から60年」佐藤藤三郎さん(山形、農民)
・現場報告
 「村のくらしと農村女性」 西沢江美子さん(ジャーナリスト)
 「企業の農業進出と農業政策」 神山安雄さん(農政ジャーナリスト)
 「食の労働現場から」(食品産業労働者=予定)
・ディスカッション……「農と食、"もうひとつの道"を探る」

佐藤藤三郎さん(さとう・とうざぶろう)。1935年、山形県山元村狸森(むじなもり)(現在は上山市)生。農業の傍ら、むらの現実をペンで訴えてきた。主な著書に『底流からの証言』『どろんこの青春』『まぼろしの村』『村に、居る』『私が農業をやめない理由』『山びこの村』『山びこ学校ものがたり – あの頃、こんな教育があった – 』など。「山びこ学校」は山元村の中学校教師、無着成恭(むちゃくせいきょう)が、教え子の中学生たちの生活記録をまとめて、1951年(昭和26年)に青銅社から刊行、大きな反響を呼びベストセラーとなった。(岩波文庫所収)

【問合せ先】 フォーラム平和・人権・環境(担当・市村)
Tel:03(5289)8222   Fax:03(5289)8223
メール:ichimura@gensuikin.org

WSF2010 in TOKYOの内容はこちらをご覧下さい。
http://tokyo.socialforum.jp/

 

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