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2011年4月25日大江・岩波沖縄戦裁判の上告棄却に際しての声明フォーラム平和・人権・環境事務局長 藤本泰成 作家・大江健三郎さんの著書「沖縄ノート」(1970年、岩波新書刊)の「沖縄戦において、集団自決を日本軍が命じた」とする記述内容が事実誤認で名誉毀損にあたるとした訴訟(「大江・岩波沖縄戦裁判」)において、最高裁判所第一小法廷(白木勇裁判長)は、原告の上告を退ける決定をしました。これによって、「集団自決に日本軍が深く関わったことは否定できない」とする2008年10月の大阪高裁判決の内容が、確定したことになります。 平和フォーラムは、沖縄戦に関する勇気ある証言者の方々と、地道な研究を続けてき
報告 カンボジアへ支援米20トン送る 震災被災地にも6000キロ
平和フォーラムは毎年、全国でアジア・アフリカ支援米を作付けして、マリ共和国やカンボジアに送る「アジア・アフリカ支援米運動」を行っています。4月12日には、カンボジアに向けて20711キロのお米を送りました。すでにマリ共和国へは23926キロを送っており、総計44637キロとなりました。 今年はカンボジア向け支援米を集約する時に、東日本大震災が発生し、東北各県などからの支援米の輸送が出来なくなりました。そのため、急遽、約6000キロについては、被災地への救援米として活用されることになり、それぞれ避難先などに届けられました。 そのため、例年に比べて少ない支援米になりましたが、カ
「朝鮮人強制労働被害者補償立法の実現を求める要請署名」について
1990年代より戦時中の強制労働被害者が日本政府・企業に対し謝罪と補償を求めて起こした訴訟の支援を続けてきた各地のグループの連絡組織「強制連行・企業責任追及裁判全国ネットワーク」は、被害者の訴えを拒む政府と政府の言い分をそのまま追認し請求を棄却する判決を重ねる司法の壁に直面しながらも、戦後66年、被害者は高齢化し、亡くなる被害者もあとを絶たないなかで、一日も早く被害者の救済、名誉回復を図るため、戦後補償=過去の清算は被害者のためだけではなく、日本の未来への投資であり、東アジアの平和構築のための基盤整備でもあるとして、朝鮮人強制労働被害者補償立法の実現を提起し、署名を開始しました。平和フォーラ
2011年04月11日


