To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:290(2009.04.20)

18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する
新しい運動の設立


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

04月13日(月)

 イラク、韓国石油開発事業への立場明示せず

04月14日(火)

 盧前大統領聴取決定へ 600万ドル金銭疑惑

04月15日(水)

 北朝鮮・金永南委員長「韓米が戦争起こせば懲罰」

04月16日(木)

 ソマリア沖派遣部隊、韓国船舶護送の初任務開始

04月17日(金)

 米軍基地移転時期など、23日韓米交渉で最終調整

04月18日(土)

 北朝鮮が韓国に訪朝を要請、「重大事案を通知」

 


Government
政府、政党

補欠選挙の支援に集まる野党民主党の大物政治家たち



孫学圭(ソンハッキュ)民主党顧問が 9ヶ月ぶりに姿を現わして、19日午前仁川富平区でチョン・セギュン民主党代表とともにホンヨンピョ民主党候補の手を握り、支持を訴えた。

チョン・セギュン民主党代表は、19日仁川富平で孫学圭前代表と向い合った。鄭代表は支援遊説のために前日春川の農家からソウルにきたソン前代表に「ありがとう」と手を握った。ソンの前代表は「鄭代表が党を引っ張るために苦労が多い」と言葉を返した。同時間、民主党の推薦排除に反発した、野党民主党の前大統領候補者であるチョン・ドンヨン前統一省長官は、「無所属連帯」を公式出帆させた。

全州徳津で無所属出馬したジョン前統一長官(民主党の大統領候補)は、この日全州で無所属候補シンゴン氏と一緒に記者会見を開いて「チョン・ドンヨン-シンゴンは選挙期間一時的連帯を超え、根本的な連合を宣言する」、「連合に力を合わせてくれれば、民主党の価値を修復して、民主改革勢力の求心になる」と宣言した。ジョン前長官は、記者会見後合同遊説で、「(民主党は) 狭苦しくて偏狭な野党」「第1野党が無アイデンティティ、無政策、無リーダーシップなど 3無状態に陷っている」と現民主党指導部を正面から攻撃した。

ジョン前長官は、今回の連帯宣言で無所属旋風をお越し、全羅地域で、野党の民主党と勢力対決をすると見られる。選挙の結果は、ジョン前長官の政治生命力と直接関連性がある。もし勝つと民主党指導部の能力問題とジョン長官の党復帰の可能性があるが、当選されないとジョン長官の政治活動は事実上の引退を意味するからである。

一方、ジョン前長官との予備選で負けて、大統領の候補になれなかったし、大統領選挙の敗北の責任で代表から降りたソンハッキュ前代表は、この日、大衆の前で「謹愼中なので、平党員身分でやや小い力でも加えるために外出した」「野党に対する国民の期待があるのに争って分裂する姿を見せるのは国民への道理ではない」とジョン前長官の動きを批判した


富平の遊説には386世代議員の先輩各であるキム・グンテ常任顧問、,ハン・ミョンスク前国務総理も出て力を加えた。チョン・セギュン代表は、金顧問が姿を見せると彼を抱えこんで感謝を示した。金顧問も遊説車に上がって「去年の総選挙で落ちて、1年ぶりにマイクを取ってちょっと震える」「民主党も直すことは直すと約束して、富平市民たちが李明博政権とハンナラ党の傲慢を峻厳に審判する歴史の証拠になってくれ」と訴えた。
 




Mass■世論、市民運動


18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する
新しい運動の設立
 



性、民族、人種、世代、階級問題が複雑に絡んだ「グローバル時代」にフェミニズムに基づいたオルタナティブ運動が始まり、注目されるている。

アジア、アフリカ、ラテンアメリカの地域を連結する「グローバル地域行動ネットワーク(NGA : Network for Glocal Activism)」である。


NGAは、18日午前 11時ソウル恵化洞で、NGA/SF共同設立記者会見を開いて、研究センター、GP(Glocal Point)ネットワーク、ローカルフェミニズム学校(SF : Scool of Feminism) などの活動計画を紹介した。

センターでは労動、セックシュオルリティ、メディア、言語などに関する理論を生産して、GPネットワークでは GPの間の運動的な連携とイシュー発掘及びキャンペーンを、フェミニズム学校では活動家を養成する。

設立委員長であるゴゾンガブフィ・韓神大教授は「今日のグローバル的な家父長体制である軍事主義、帝国主義、根本主義、資本主義はある一地域の問題ではない」、「階級、人種、世代差別を含めて、これを量産した性差別を乗り越えるためのグローバル行動を模索しようとする」と設立主旨を説明した。

この運動は、国家と地域、部門を乗り越えられないアクティビズムを克服し、地球化の一方的な方向性を変えるグローバル・ローカル的な運動だ。GPを中心にアジア-アフリカ-ラテンアメリカが連帯して、西欧中心性変える試みて、緑(生態主義と環境運動)-赤(マルクス主義と労動運動)-紫(女性主義とと女性運動)の連合が可能なフェミニズムの思想を基盤とする、という。.

今度の創立イベントと国際フォーラムに参加するために、南アフリカ共和国、メキシコ、中国など海外活動家たちらが韓国を尋ねた。韓国でNGAを準備した活動家たちは「グローバルアクティビズムのために去る 2006年から 6ヶ国を訪問して、40余個の団体と接触して来た。

アクセルラロメロ・メキシコの「女性の健康」 代表は「地域別で多様な政治的・経済的ヘゲモニーを考慮して、各地域の女性の権利を増進させようとする」「"(南半球)4大陸の集まりは西欧の排除ではない『批判』'の出発だ」と言った。


今年 10月に開校を目標にしているフェミニズム学校の仕組みは新しい。各国の各領域の活動家たちと、潜在的な活動家らを主体にして、グローバル・ローカル性とアクティビズム、フェミニズム的要素が独立的、あるいは統合的に教科目に反映される

NGA/SF設立委員らは「感性的+理論的+実践的活動家たちが主体になって、グローバル的な次元の観点を持って、新しい実践をする」と言いながら、「この新しい流れがグローバル的な家父長体制を変えて行く一番躍動的な運動」になるという抱負を明らかにした。


 




 

NorthKorea朝鮮の動向

PSIか、開城工団なのか、南北緊張高潮の局面



李明博政府出帆以後、悪化状態をを増してきた南北関係が再び重大な峠道に立ち入っている。

北朝鮮が16日、「開城工団と関連し、重大な問題を知らせる」といい、「管理委員会の主要幹部と責任ある南側当局者」が 21日、開城へくるよう知らせた。韓国政府は、 18日午前李明博大統領主宰で緊急関係長官会議を開いて、19日に予定された大量破壊武器拡散防止構想(PSI)への全面参加発表を21日北朝鮮との接触以降に延ばした朝鮮は18日午後南側のPS参加は露骨的な対決布告、宣戦布告と重ねて警告した政府は21日開城南北接触にギムヨンタク統一省開城工団事業支援団長とムンムホン開城工団管理委員会委員長など10人を送ることにしたと19日午後発表した


21日の開城接触で、北朝鮮が知らせる「対応措置」と、それ以後の韓国政府のPSI全面参加の発表可否が、これからの南北関係を決める重大変数と作用する見込みだ。北朝鮮が開城工団事業と関係がある南側の滞留人力の大幅を減縮または全面的通行遮断措置を取るとか、南側がPSI参加発表を強行する場合、南北関係は取り留めることができない渦に巻き込まれる可能性がある。

韓国政府は、 21日の開城接触を現政府の初の南北政府間接触だと意味を付与している。しかし、「知らせたいことがある」と言う北通知文を政府間協議のための会談提案だと見ることは難しい。前職高位当局者は「北は開城工団の門を閉める最終責任は南側が負けるしかないように圧迫している」と見込んだ。


16日は韓国政府がPSI参加発表の時点を最初 15日から 19日に延ばした一日後だった。北の開城の接触の提案がPSI問題と直接関連があるかは明らかではない。しかし結果的には 21日南北接触と南側のPSI参加発表問題が連携されるしかない。


北朝鮮人民軍総参謀部代弁人が、18日午後官営 <朝鮮中央通信>との問答を通じて「大量殺傷武器拡散防止構想に対する全面参加などを通じて、私達に圧力を加えようとすることは、私たちに対する露骨的な宣戦布告にすぎない」と重ねて警告した。また、総参謀部代弁人は「ソウルが軍事分界線からわずか 50km 内外にあるというのを瞬間も忘れてはいけない」と主張したりした。



 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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