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コリアン情報ウィークリーNo:399 (2011.05.23)

ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

05月16日(月)

 アフガン韓国基地にまたロケット砲弾、ことし8度目

05月17日(火)

 北「韓国の電算網被害は捏造劇」

05月18日(水)

 光州事件から31年、全国各地で追悼行事

05月19日(木)

 在韓米軍基地に枯れ葉剤埋立か、韓国が事実確認要請

05月20日(金)

 韓国の国会議員が北方領土訪問へ、独島問題に活用

05月21日(土)

 中韓首脳が3カ国会談で来日、菅首相と被災地訪問も

 


Government
政府、政党

米韓政府、枯葉剤埋め問題共同調査に合意


米韓両政府は、慶北倭館地域米軍基地内の枯葉剤埋め事件と関連して、 米韓共同調査の早急実施に合意した。

ユックドンハン総理室の国務次長は、22日午後ソウル世宗路政府中央庁舍で、枯葉剤埋め問題と関連した政府対応タスクフォース(TF) 会議を主宰した後、「両国間の協議はイムグァンビン国防省国防政策室長と、ジョンソン米8軍司令官の間で行われた」と明らかにした。

両国は共同調査団を早い時期に構成して、キャンプキャロルの基地内部及び周辺地域に対する調査を行うことにした。米国側は、基地内の環境関連資料に関しても韓国側に共有する事にしたという。

これとは別に環境府と慶尚北道の共同調査チームは、23日、枯葉剤を埋めたという疑惑を受けているキャンプキャロルの中での現場調査にも取り組む。

ジョンソン司令官はこれと関して報道資料を出して「米韓両国の国民に、彼らの健康と安全を保護するために努力しているということを確信させるため、私たちの分析は愼重で徹底的で透明に行われる」と言った。


 



Mass■世論、市民運動


ユソン自動車工場へ公権力投入、ストライキ鎮圧
 


労組員たちが勤務制と給与体系変更を要求して一週間工場を占拠したままストライキを行っている忠南牙山市ユソン企業に、 24日午後4時頃戦闘警察の兵力が投入された。

警察は31ヶ中隊2700人余りを工場に入れて、中で座り込みをしていた労組員 530人余りを 2時間あまりで全員連行した。 労組の方が警察投入に「非暴力抵抗」を宣言していたので大きな衝突はなかった。

忠南警察庁は「この日労使交渉が決裂されたし、自動車業界の操業妨害が拡散しているので、公権力を投入した」と明らかにした。

警察関係者は「会社の方で、'労組が正当な争議行為から脱して、不法で工場を占拠して業務を邪魔したということで、去る18日訴状を提出したし、 24日労組執行部 2人の逮捕令状と労組事務室の押収捜索令状を法院から発行された」と言った。

この日の午前ユソン企業労使は、ストライキ以後二番目会って交渉をしたが、核心争点である △「昼夜間交代」勤務制を「昼連続 2交代」勤務制へ切り替える問題 △時給制の代わりに月給制を施行する問題において見解の違いを縮めることができなかった。

前日に行われた交渉は、会社の方が労組の方に核心要求を撤回して、民・刑事上の責任を甘受することを要求して、事実上「白旗投降」を要求して決裂された。

労組は去る1月18日から会社の方と12回交渉を行ったが、合意に至ることができなかったので、去る 18日ストライキを決意し、 同日夕方から会社が職場閉鎖を宣言すると、それに対応して牙山工場占拠に入った。

警察投入に抗議してこの日夕方、全国金属労組組合員 400人余りは、牙山警察所の前で抗議集会を開いて、警察の工場進入と労組員連行を糾弾した。






 

ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
 


ノ・ムヒョン前大統領死去2週期(23日)を迎え、全国各地で追慕行事が開かれた。

追慕文化際が開かれたソウル広場、参拜客たちが殺到した慶南金海市進永邑ボンハマ村は、21〜22日、彼らを象徴する黄色のリボンなどで染まった。

ソウル広場の追慕文化祭では、参席者たちは暗くなると紙コップに盛られたキャンドルを置き、雨が降ったら真っ黄色いレインコートで着飾った。

ボンハ村の追慕展示館を訪れた多くの追慕客たちは、イエロー色の小さな紙に追慕の文を書いて壁に貼った。

ノ・ムヒョン前大統領逝去2週期(23日)を迎え、親ノムヒョン陣営の人士らも慶南金海ボンハマ村に総集結した。

去年1週期のときは、多くの人々が6 · 2 地方選挙に出馬したので、追悼式に参加した後、ばらばらと散らばってあまり集まる機会がなかった。

親ノムヒョン陣営は、いくつかの分派に分けられているが、 4 · 27 金海補欠選挙の敗北などを経験して進路を苦心している。

アンフィジョン忠南知事と李カンジェ前江原道知事などの中心人物らは「今すぐ野圏連帯の具体的な方案を論議することは早いが、親ノムヒョン人士らが、積極的に出て統合議論で主導的な役目をしなければならない」と意見を集めたと伝わった。

 



 


NorthKorea朝鮮の動向

金正日国防委員長、訪中続く


23日午前 9時、中国南部江蘇省ヤンゾウ市の迎賓館から出た金正日総書記の車行列が市内外郭の開発区へ向った。

中国東北から南部まで3000qを走って、前日夜ヤンゾウ市に到着した金委員長の日程は、先端産業施設の視察から始まった。

開発区で金委員長は、大規模の太陽光電池生産施設と研究センターを訪問した。

引き続き韓国エルエス(LS)も入居している先端産業工場と、工作機械工場を訪問したと目撃者たちが伝えた。

午後3時にはリムジンに乗って宿所で約 100m 離れた食品流通企業の大型売場をびっくり訪問して、市民たちの前に姿を現わしたという。

金委員長は店員に「食用油はどこにあるのか」と聞いたりして、米と食用油、牛乳に関心を見せたと売場店員が『時事通信』に言った。

金委員長はこの日の夜、江沢民・前中国国家主席と晩餐を一緒にしたという消息も出ている。

江沢民前主席は、2006年以後 5年ぶりに金委員長と再会したと観測されている。

金委員長の次の行く先では経済中心地上海が予想されているが、 24日、南京を立ち寄った後北京に向けるはずだという消息も出ている。





コリアン情報ウィークリー(2011年)

第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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