To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:502 (2013.05.13)

江汀マウル(村)テント強制撤去後、花壇造成


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendar
カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

05月06日(月)

 韓国日報記者、編集長解任に撤回決議

05月07日(火)

 南洋乳業の「悪口波紋」拡大、下請け事業に対する差別問題

05月08日(水)

 韓-米、経済まで「包括的同盟」開発途上国支援 協力強化

05月09日(木)

 朴大統領「通常賃金問題、必ず解決」財界の嘆願を受け入れ

05月10日(金)

 セクハラ論難ユン・チャンジュン大統領府代弁人 米国現地で電撃更迭

05月11日(土)

 セクハラ問題、大統領府「前代未聞の事態」当惑、対策もなく深い沈黙

 


Government
政府、政党

セクハラ論難ユン・チャンジュン大統領府代弁人、
米国現地で電撃更迭


ユン・チャンジュン大統領府報道官が朴槿恵(パク・クネ)大統領の訪米期間中に女性にセクハラした疑いで電撃更迭された。 ユン報道官は被害女性が米国警察に申告するやすぐにワシントンの宿舎にあった自身の荷物も置いたまま帰国し、大統領府民政首席室の調査も受けたと言う。

歴訪に遂行したイ・ナムギ広報首席は9日(現地時間)訪米記者団の宿舎であるロサンゼルス ミレニアム ビルトモア ホテルでブリーフィングを開き、「朴槿恵大統領はユン・チャンジュン報道官を更迭することにした。 更迭理由はユン報道官が朴大統領の訪米実行中に個人的にかんばしくない事件に関わったことにより高位公職者として不適切な行動を見せ、国家の品位を傷つけたと判断したため」と明らかにした。 続けて「正確な経緯は駐米大使館を通じて把握中であり、事実が確認され次第、透明に明らかにすることにする」と付け加えた。

イ首席は「個人的にかんばしくないこと」といったが、<連合ニュース>が入手したワシントンDC警察の報告書から被害女性は7日夜9時30分頃ホワイトハウス周辺のあるホテルでユン報道官が「無断で尻を触った(grab)」と述べた。 ユン報道官は朴大統領とバラク・オバマ米国大統領の首脳会談があったこの日の夜、あるカフェで酒を飲みこの女性の身体を撫でたのに続き、下着姿でホテルの部屋にこの女性を呼び入れたと伝えられた。 米国の市民権者である被害女性は朴大統領の訪米行事を助けるために採用されたインターンと言う。 この女性は夜12時30分頃、被害事実を警察に申告した。

ユン報道官は翌日の8日、主要訪米日程中の一つであった朴大統領の上下院合同会議演説に遂行せず、最後の寄着地であるロサンゼルスにも移動しないで急に帰国した。 彼は帰国の途では周辺に 「個人的な事情のため」とだけ話したが、大統領府民政首席室の調査では一部事実を認めたと言う。


 

Mass■世論、市民運動


江汀マウル(村)テント強制撤去後、花壇造成


済州(チェジュ)西帰浦市(ソギポシ)が10日、済州海軍基地建設に反対してきた江汀マウル会などが海軍基地工事現場前に設置したテントを撤去する過程で、これに対し抗議した村の住民たちと警察が衝突して住民1人と警察官2人が河川に落ちて負傷した。

西帰浦市(ソギポシ)は午前10時頃、海軍基地工事現場前の江汀川の橋周辺に江汀マウル会などが設置したテントを撤去するためフォーククレーンなどを動員した。 テントは江汀マウル会と済州軍事基地阻止汎道民対策委員会が昨年11月に海軍基地「不法工事」と海洋汚染などを監視するために設置したものだ。 西帰浦市はこの施設が道路無断占用物だとし最近までに3回撤去戒告状を送った。 しかし住民たちはこれを拒否してきた。

テント撤去過程で江汀マウル住民らと警察が衝突し、午前10時19分頃、橋周辺の欄干にいた住民キム・某(40・女)氏が警察官の腕にぶつかり からだの重心を失い6m下の斜面に落ちた。 釜山地方警察庁1機動隊イ・某(44)警偉がキム氏を捕もうとして河川に転落し、パク・某(32)巡査も2人の墜落を防ぐため衣服を引っ張り欄干下に落ちた。 キム氏は腹部に重傷を負い西帰浦医療院で緊急治療を受けたが生命には支障ないとのことだ。 イ警偉ら警察官2人も擦過傷などを負い病院に運ばれた。

これに先立って西帰浦市は午前8時、警察官770人余りが支援する中で公務員100人余りを動員しテントの撤去作業に入り1時間余りで撤去を終えた。 カン・ドンギュン(57)江汀マウル会長らがテントと連結された鎖を首にかけて抵抗したが、警察は切断機で鎖を切りカン会長など4人を連行した。

去る4月4日ソウル中区(チュング)が双龍(サンヨン)自動車解雇労働者らの大漢門前座り込みテントを撤去して花壇を作ったのと同じように、西帰浦市もテント跡に花壇を整えた。




NorthKorea朝鮮の動向

韓国大統領の訪米を北朝鮮が強く非難、
「戦争の前奏曲だ」


北朝鮮・朝鮮中央通信の10日付の報道によれば、祖国和平統一委員会の報道官は10日、朝鮮中央通信の取材に対して、韓国の朴槿恵大統領の訪米やオバマ大統領との会談について強く非難し、「戦争の前奏曲だ」と述べた。中国・環球時報が伝えた。

同報道官は「朴大統領の訪米は朝鮮半島と地域の情勢緊迫を招き、戦争の脅威を拡大する『戦争の前奏曲』だ」と指摘した。

今回の訪米で朴大統領は国連の潘基文事務局長と会談し、「朝鮮半島信頼プロセス」について、「北朝鮮の核武装を容認しない。北朝鮮はこれほど挑発し、脅しても見返りを得られない。北朝鮮が挑発を続ければ、代償を払うことになる」と指摘した。

これについて同報道官は、「李明博政権の打ち出した非核、開放3000構想と変わらない」と評した上で、「朴大統領の訪米は米国と結託した反朝敵対行為だ。『核放棄』『挑発』『代償』といった言葉は人を笑わせるものであり、滅亡に向かうものだ」と非難した。

一方で、「北朝鮮は韓国に忍耐強く注目している。正しい選択を行う必要があるのは韓国の方だ」とも述べている。





コリアン情報ウィークリー(2013年)

第502号 2013年05月13日  江汀マウル(村)テント強制撤去後、花壇造成
第501号 2013年05月06日  民主労総、指導部空白長期化
第500号 2013年04月29日  政府、またも「ニム(君)のたのの行進曲」なくす計画
第499号 2013年04月22日  起亜自動車光州工場の社内下請け労働者が焼身
第498号 2013年04月15日  晋州医療院廃業の阻止のための大規模集会を開催
第497号 2013年04月08日  「無労組」イーマート、労組活動保障・解雇者復職
第496号 2013年04月01日  ついにキム・ジェチョルMBC社長 解任
第495号 2013年03月25日  憲法裁判所、朴正熙政権 緊急措置1・2・9号 違憲決定
第494号 2013年03月18日  住民センター福祉職公務員の自殺続く
第493号 2013年03月11日  「代案放送」100万人の夢に向かって、「国民TV」第一歩
第492号 2013年03月04日  双龍(サンヨン)車 送電塔 籠城「病魔と100日」
第491号 2013年02月25日  盧武鉉前大統領借名口座」発言、「チョ・ヒョノ元警察庁長法廷拘束」
第490号 2013年02月18日  勤労挺身隊被害者「不二越」に損害賠償訴訟
第489号 2013年02月11日  朴槿恵の「4大重症疾患支援」政策変更に非難世論
第488号 2013年02月04日  コルト楽器 座込み場 強制執行
第487号 2013年01月28日  米ニューヨーク州上院「慰安婦強制動員は犯罪」
第486号 2013年01月21日  国会・市民社会、4大河川事業、「解決法の公論化」要求
第485号 2013年01月14日  竜山惨事4年、遺族、朴当選人との面談要求
第484号 2013年01月07日  希望バス、再び釜山へ




コリアン情報ウィークリー(2012年)

第483号 2012年12月31日  映画「レ・ミゼラブル」、大統領選挙後の集団ヒーリング効果



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

Copyright  2000-2013フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved.
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org