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コリアン情報ウィークリーNo:188(2007.5.7)

民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

04月30日()

 タイでの脱北者がハンスト中止、韓国行き約束

05月01日()

 拉致と核問題は分離を、宋長官が自民党議員団と会談

05月02日()

 「親日派」財産の没収決定、盧政権の過去清算

05月03日()

 韓国金栄柱長官らインドネシア訪問、原発事業など協議

05月04日()

 韓米外相が会談、BDA問題など懸案を協議

05月05日()

 韓国とEU、FTA交渉開始を正式宣言

 


Government
政府、政党

 
盧大統領−鄭東泳元議長、「ウリ党存廃」議論の末に決別



盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が先月27日、鄭東泳(チョン・ドンヨン)元ウリ党議長と昼食をとり、鄭元議長の離党をめぐり、言い争っていたことが6日わかった。

この日、鄭元議長が離党を事実上決心しながらもウリ党内親盧、反盧勢力間の存廃激論が激しくなっている。鄭元議長は盧大統領との昼食会で2.14全党大会の大統合精神を強調した後「(汎与党圏)統合作業が非常に遅々として進まず、このままではとうていだめだ」とし「大統合のためにもウリ党を捨てなければならない」と離党の立場を盧大統領に明らかにしたということだ。

盧大統領は「(鄭元議長が)ウリ党を出るからといってうまくいくという保障はない」と述べ「厳しくても党を守らなければならない」と重ねて引き止めたと青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が伝えた。特に鄭元議長が、離党は避けられないという意思を表明すると、盧大統領は「鄭東泳も出て、党に人がいなくなれば私が再び(ウリ党に)入る」として党に復帰することもあり得るという趣旨の発言もしたということだ。

鄭元議長は盧大統領との会同直後、緊急参謀会議を開いて去就問題を論議し、離党は避けられないという最終結論を下したと伝えられた。






Mass■世論、市民運動


民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表



民主労総主催の第 117周年メーデー記念労動者大会が 1日午後 2時から大学路で開かれた。大学路には雨のなか首都圏組合員 8千余人が集まった。

昌原で開かれている南北労動者統一大会に参加したイソクヘン民主労総委員長の代わりに大会辞が代読された。大会辞では △韓米FTA 妥結無效宣言 △不正規職拡散法の施行令制定中断と全面的に法改正 △特殊雇用労動者、公務員、教授、教師の労動3権保障 △産別交渉の法制化 △私立学校法及び国民年金法の改悪中断などノ・ムヒョン政権に送る 五つの要求案が発表された。民主労総は「来る 6月初まで五つの要求を前向きに収容しなければ、『重大決断』をする」と発表した。

昌原で南北労動者統一サッカー大会に参加したイソクヘン民主労総委員長は「慶南昌原で南北分断以後初めて南側で統一大会が開かれて、メーデーの慣行をやぶって、北からの特別なお客さんを迎えるためにここに来ている」、「南は多国籍資本と外勢の圧迫を受けているし、北は 60年間戦争脅威と経済封鎖の圧力を受けているので、南北の平和統一のために一つに意思を集めなければならない」と言った。また、「今日をきっかけに隊伍を整備して、当面闘争を決意して、来る 6月に力強い闘いを準備しよう」と演説した。

この日メーデー記念大会にはアメリカ労総のジェフボグトさんとアメリカ自動車労組のドゴメイアさんも来賓で参加して、韓米FTA 妥結を糾弾して、連帯の意思を表明し、多くの拍手を浴びた。





NorthKorea朝鮮の動向

南北将官級軍事会談、8〜10日開催へ


?今月17日に予定された京義線・東海線の試運転による軍事保障措置について話しあうための南北(韓国・北朝鮮)将官級軍事会談が8〜10日、板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側地域にある統一閣(トンイルガク)で開かれる。同会談は、南北将官級軍事会談としては5回目となる。

国防部は4日「北朝鮮側が2日『統一閣で8〜10日に将官級軍事会談を開こう』とした提案を受け入れる方針を決めた。4日午前、北朝鮮側に送った電話通知文を通じて、それを通知した」と伝えた。北朝鮮側は2日、韓国側が先月30日に「板門店・韓国側地域の『平和の家』で3日午前に南北軍事実務会談首席代表の接触を行なおう」と提案したのを受けて、「将官級軍事会談を8〜10日に開こう」と再提案していた。

 



コリアン情報ウィークリー(2007年)


第188号 2007年05月07日
 
民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表
第187号 2007年04月30日 済州軍事基地対策委,住民投票実施促求
第186号 2007年04月23日 韓米FTA、米側要求77%貫徹,韓国は8%
第185号 2007年04月16日 15日間死闘したホセウック組合員、死亡
第184号 2007年04月09日 韓米FTA交渉源泉無効を求める対国民行進
第183号 2007年04月02日 労働者焼身の中、「米韓FTA反対キャンドル夜間集会」
第182号 2007年03月26日 民主労動党大統領選挙方針,「進歩陣営単一候補」 決定


第181号 2007年03月19日 3.17イラク侵略 4年糾弾国際反転
共同行動「イラク占領終熄!直ちに撤兵!」

第180号 2007年03月12日 ヨスウ惨事共同対策委員会記者会見,全面再捜査促求
第179号 2007年03月05日 世界女性の日99周年、「非正規職女性労動者」問題が中心
第178号 2007年02月26日 アプガニスタンでユンザング兵長死亡に撤兵要求の声
第177号 2007年02月19日 麗水(ヨスウ)出入国事務所内の火災事件で移住労働者9名死亡
第176号 2007年02月12日 全経連経済教科書発行に労動界反発
第175号 2007年02月05日 平沢テチュリ住民、政府と移住に合意
第174号 2007年01月29日 民主労働党創党7年「庶民政党として生まれ変わる」
第173号 2007年01月22日 民主労総イ・ソクヘン委員長当選者記者会見
第172号 2007年01月15日 現代自動車ー労組、「成果給」支給で妥結
第171号 2007年01月08日 教育省、全教祖の2千余人の行政処分
第170号 2007年01月01日 盧大統領「大統領4年連任制に憲法改正」



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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