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コリアン情報ウィークリーNo:400 (2011.05.30)

民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

05月23日(月)

 在韓米軍基地の枯れ葉剤問題、韓米共同調査で合意

05月24日(火)

 韓国、国防改革関連法改正案が閣議通過、軍指揮体系を改善北

05月25日(水)

 韓国米基地に「化学物質埋めた」、現地調査着手へ

05月26日(木)

 韓国の市民団体、対北朝鮮支援協議のため訪朝

05月27日(金)

 北朝鮮、拘束していた韓国系米国人を釈放へ

05月28日(土)

 韓国、江原道の知事「原発計画再検討を要請する」

 


Government
政府、政党

民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設


民主労動党と進歩新党が統合に合意した。2008年 3月、民主労動党で二つの党へ割れてから 3年2ヶ月ぶりだ。
来年総選 · 大統領選挙を控えて民主党 · 国民参加だなどとの野圏連帯議論に少なくない影響を及ぼすように見える

両党と民主労総、全国農民会総連盟など10個の社会団体が参加した「進歩政治大統合と新しい進歩政党建設のための進歩陣営代表者連席会議」は、 1日国会正論館で記者会見を開いて、「2012年総選 · 大統領選挙の勝利と共に新しい希望の代案社会を作って行くために、2011年9月まで新しい進歩政党を建設することにした」と明らかにした。

非正規職解消、無償医療実現など進歩政党が推進する 20大主要政策課題も採択した。

両党は新しく建設される進歩政党が、2012年の大統領選挙で独自候補の完走を基本原則にするが、選挙連帯をする場合「新自由主義の克服と係わった主要政策に対する価値を確固な基準にする」ように合意文に明示した。

対北問題と関連して、両党は「6 · 15 精神によって北の体制を認めて、北の権力承継問題は国民情緒で理解しにくいし、批判的な立場を明らかにしなければならないという見解を尊重する」という線で合意を成した。

両党は党指導部選出方案、総選比例代表配分など具体的な党運営方式は後で論議する事にした。

イジョンヒ民主労動党代表は「もっと多くの方が一緒になって、今までお見せすることができなかった幅広くて広範囲な進歩政治の発展が開かれるようにする」と言った。

チョウスンス進歩新党代表は「多くの国民の要求と望むことを抱いて、長年の産苦あげく玉のような男子を出産した。過去の争点に閉じこめられずに、未来のために一緒に進むこと」と言った。

民主労動党は来る19日党大会で、進歩新党は 26日党大会で合意内容をそれぞれ議決する予定であるが、 各党の内部の反対意見が多く論難が予想される。


 



Mass■世論、市民運動


韓国 大学生連合
「半額授業料要求しキャンドル集会開始」73名連衡

 


半額授業料の実現を要求して、光化門広場でデモを起こした大学生73人が警察に強制連行された。

21世紀韓国大学生連合所属大学生1000余人は、 29日午後 2時頃、鍾樓, 乙支路などで半額授業料公約の移行を促して、ゲリラデモを行った。

この中、300余人は光化門広場の李舜臣銅像の前に集まって「半額授業料を履行しなさい」 などの掛け声を叫んで、大統領府へ街頭行進を試みたりした。

最初韓国大学生連合は、大学路マロニエ公園に集会申告を出したが、この日急に集会場所を鍾樓, 光化門広場などへ変更した。韓国大学生連合は、鍾樓, 光化門広場などでの集会申告を持続的に不許する政府に抗議するために今回の集会を計画したと知られた。

警察によれば光化門広場に集まった大学生の中で150余人は警察の解散命令にも集会を続けたし、一部は大統領府へ行進を試みた。 ここに警察は17ヶ中隊、1400余名の警察兵力を動員してこれらの中で 73人を強制連行した。

一方、彼らは午後7時、ソウル光化門広場付近で連行大学生の釈放を要求するキャンドル文化祭を開いた。



 



 


NorthKorea朝鮮の動向

北「南政権、南北首脳会談提案」暴露


韓国政府が 6月下旬頃板門店で南北首脳会談を開催することを提案したと北朝鮮が1日主張した。

北朝鮮国防委代弁人は、この日朝鮮中央通信記者との問答形式を通じて、韓国側が 5月末、首脳会談のための長官級会談を, 6月下旬頃板門店で第1次首脳会談を、8月頃平壌で第2次首脳会談を、来年3月核安保正常会議の期間に第3次首脳会談を開こうと提案したと明らかにした。

また去る9日首脳会談と関連して秘密接触が開かれたし、キムチョンシキ統一省政策室長、ホンチャンファ国政院局長、ギムヒョテ青瓦台秘書室対外戦略秘書官などが参加したと主張した。

秘密接触の背景に対しては、今年4月に入って、李明博政府が「天安艦隊沈沒事件とヨンピョン島砲撃事件に対してこれ以上取り上げないから、なにとぞ首脳会談のための秘密接触を持とうと重ねて懇請した」と明らかにした。

北側の主張によれば、秘密接触では、天安艦隊・ヨンピョン島砲撃事件に対する謝罪と南北首脳会談開催の問題をおいて、交渉があったと見られう。

国防委代弁人は「我が方(北側)が目茶な『謝り』を前提にする最高位級会談問題は議論する必要さえない。今すぐソウルに帰りなさい』言うと、彼らは李明博の任期があまり残ってないことと、現政府には時間がないといい、交渉を続けようよした」と主張した。

北の代弁人は「南側がいたわしい事情を物乞いしたし、私たち側(北側)が断固たる立場を明らかにすると、『最小限二つの事件に対して残念の意思を表明してほしい』、『マレーシアでまた会ってこの問題を結束しよう』と言われた」と付け加えた。

特に代弁人は秘密接触に臨んだ韓国側の代表団が、お金封筒まで突き出して南北対話を要求したと主張した。






コリアン情報ウィークリー(2011年)

第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設
第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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