新着情報

生物多様性国家戦略の推進は防衛省の任務だ
―辺野古埋め立ては未来への犯罪
湯浅一郎

 3月26日、沖縄県の辺野古埋立承認撤回(2018年8月)を国が行政不服審査法により取り消したことに対し、沖縄県が、その関与の取り消しを求めて提訴した関与取消訴訟の最高裁判決が出た。最高裁は、国の主張を認め、県側を敗訴とした。これは、 国と地方自治体が対等という地方自治法の原則を完全に無視する極めて不当な判決である。こうした中で、防衛局はこの4月にも、沖縄県に対して、軟弱地盤の改良工事とそれに伴う護岸・埋立工事の設計概要の大幅変更につき申請を提出することが予想される。国はこの最高裁判決をいいことに、今後、知事が、国が提出する諸々の申請を不許可とした場合でも、同じように行政不服審査法を使って覆し

沖縄だよりNO.102(PDF)

http://peace-forum.com/wp-content/uploads/2020/03/okinawa_No102.pdf

2020年03月30日

辺野古問題での「関与取消訴訟」最高裁判決にかんする事務局長談話

 2020年3月26日、最高裁判所第1小法廷(深山卓也裁判長)は、辺野古新基地建設を巡って沖縄県が国を相手に起こしていた関与取り消し訴訟で、県の上告を棄却しました。  国の機関である「沖縄防衛局」が「私人になりすまし」、行政不服審査法に基づいて国土交通大臣に審査請求をしたことを、最高裁が認める初の司法判断となりました。  そもそも、行政不服審査法は、違法・不当な行政権の行使に関して、「国民の権利利益の救済」(行審法第1条)することが目的となっています。そして、このことを明確にするために、2016年に施行された改正行政不服審査法第7条2項で、「国の機関が固有の資格において当該処分の相手となる

さいたま市の新型コロナウィルス感染症対策における朝鮮幼稚園排除に抗議する

 新型コロナウィルスの感染が拡大する中、感染防止対策の一環として、さいたま市は備蓄しているマスク24万枚の内9万3千枚を、市内の保育所や幼稚園、学童クラブなど子どもたちや乳幼児が集まる施設に配布することを決定した。しかし、同市大宮区の埼玉朝鮮初中級学校幼稚部(以下朝鮮幼稚園)を対象外とした。市への問い合わせに対して、所管する同市子ども未来局は、「朝鮮学園は市の管轄外のため、マスクの不正使用を指導できない」ことを理由に配布しない旨を回答したと伝えられている。  国を挙げて、感染予防・感染拡大の防止に奔走している中にあって、一部の子どもたちを、これら差別的憶測に基づく、理由にならない理由を以て排

新型インフルエンザ対策特別措置法改正案についての見解

  新型コロナウィルスの感染拡大が進む中で、政府の対策はすべてが後手に回っており、場当たり的なものとなっている。検査体制の不備などから、感染者拡大の実態はいまだ不明であり、医療体制の確立が急務であるにもかかわらず、一向に政府の施策は見えてこない。  安倍総理は、何の法的根拠もなく、小学校・中学校・高校の休校を決定した。国民の教育を受ける権利などの私権制限につながりかねない施策である。休校は、社会的に弱い立場の子どもや特定の家庭によりダメージを与えやすく、また、小さい子を家に残して仕事に出かけることができないために、出勤できなくなる看護師が存在するなど、医療、福祉など社会的な機能への

沖縄平和運動センター 山城博治議長からのメッセージ

  3月6日に開催が計画されていた、「止めよう辺野古新基地建設!辺野古裁判勝利!3.6首都圏集会」(共催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会)は、諸般の事情により延期となりました。  沖縄の今の状況を全国に伝えるために、山城議長の集会用発言メッセージをそのまま掲載します。 辺野古新基地建設反対3.6首都圏集会に寄せて 本日この教育会館大ホールに大結集をいただきました首都圏を中心とした全国の仲間のみなさん。今晩は。沖縄平和運動センターの山城です。本来なら私自身も本集会に参加して、緊迫する辺野古情勢また強行さ

弱き者とともに涙しよう 弱き者と共に生きよう!

~どれだけ叫べばいいのだろう/奪われ続けた声がある/聞こえるかい?聞いているかい?/怒りが今また声となる/ソリヨモヨラノエヨオノラ/声よ集まれ歌となれ/トンムヨモヨラノレプルジャ/声を合わせようともに歌おう~ 文科省前にこの歌が木霊する。棘のない、若い、澄み切った声が、しかし、心を揺さぶり、心に突き刺さる。歌の真実が、鋭い針となって胸をつく。朝鮮高校の授業料無償化措置からの排除に立ち上がった在日朝鮮人の若人は、毎週金曜日に文科省前で抗議の声を上げ、歌い続けてきた。2020年2月21日で、200回を数えた。 毎週の金曜日、歌を聴き、在日朝鮮人の若人の叫びを聞いてきた文科省の職員は、心

2020年03月01日

ニュースペーパー2020年3月

日本社会は破局前夜?外交、経済、財政あらゆる分野で安部首相の大失敗にもかかわらず...元文部科学事務次官前川喜平さんに聞く 「辺野古は唯一の解決策」の破綻は明らかだ 横田基地の現状とPFOS・PFOA問題 改正水道法の施行とその後:3つの自治体現場から 汚染水の海洋放出反対! 伊方原発の運転差止めとプルサーマルの行方 高速増殖炉先進国ロシアに負けるな? 白い海が教えてくれたのは 加盟団体の活動から:全農林・自治労 核のキーワード図鑑 短信 改憲発議阻止! 安倍政権を退陣させよう!!  2月6日、「許すな政治の私物化!STOP改憲発議!新署名スタート

新型核兵器運搬システムの開発へ邁進するロシア

 新型コロナ感染が地球規模で広がり、4月下旬から開催予定のNPT再検討会議が延期される公算が強まっている。NPT発効から50年の今、核軍縮への道は険しさを増している。その一端が、ロシアが開発する新型核兵器運搬システムを誇示している姿に示されている。  ロシアのプーチン大統領は2018年3月と2019年2月の年次教書演説において、米国のミサイル防衛システムを打ち破ることを目指して開発中の複数の核・ミサイル兵器を公表し、ロシアの軍事力を誇示した[注1]。ロシアはこれまでに、6つの新型核兵器運搬システムの開発を明らかにしている。2019年11月、米国の研究機関である核の脅威イニシアチブ(Nuclea