新着情報

汚染水の海洋放出を止めよう!「ミライノウミプロジェクト」への賛同・協力を!

平和フォーラムを構成する原水禁(原水爆禁止日本国民会議)は、原子力資料情報室(CNIC)や福島県平和フォーラムとともに、あらたなキャンペーン「ミライノウミプロジェクト」を呼びかけており、現在、賛同・協力していただける団体・個人を募っています。今夏にも強行されようとするなかでの重要なとりくみですので、ご紹介します。 「ALPS処理水」と政府・東京電力が呼ぶ、放射能汚染水汚染水の海洋放出は「関係者の理解なしにはいかなる処分も行わない」という約束と、地元の人びとの思いを踏みにじるものです。海洋放出のなにが問題なのか、多くのひとに知ってほしい、そして海洋放出を止めたい!という趣旨のプロジェクトで

2023年07月31日

ニュースペーパーNews Paper 2023.7

7月号もくじ ニュースペーパーNews Paper2023.7 表紙 悪の陳腐さについて *放送法の根幹は日本国憲法の精神を実現すること    武蔵大学社会学部教授 永田浩三さんに聞く *原発事故被害者への医療費等減免措置の切り捨て *被爆78周年原水爆禁止世界大会に向けて *「関西生コン事件」の潮目が変わりはじめた *不戦の誓い―大江健三郎さんを偲んで

防衛産業強化法と防衛財源確保法の国会審議と、6月の日米・多国間軍事演習

木元茂夫  6月21日、通常国会が閉幕した。2022年12月の「安保3文書」の改定に対応し、防衛産業を政府の援助によって支え、また、防衛費増額の財源を確保するために、2つの法律が成立した。国会審議のようすからその問題点を確認していきたい。 防衛産業強化法案  防衛産業強化法案(正式名称は「防衛省が調達する装備品等の開発及び生産のための基盤の強化に関する法律」)は6月6日に可決された。  6月1日の参議院外交防衛委員会では、自民党の佐藤正久議員が「次期陸上自衛隊の装輪装甲車の選定の結果、三菱重工がフィンランドのパトリア社と競合して、結果で、防衛省は三菱重工ではなくてフィンランドのパトリア

ニュースペーパーNews Paper 2023.6

6月号もくじ ニュースペーパーNews Paper2023.6 表紙 ―憲法を考える― *日韓市民の真の和解と共生のために    映画監督 オ・チュンゴン監督に聞く *オスプレイ等米軍機の飛行訓練と日米地位協定 *カク・キフンさん追悼 *核の抑止力を認めるG7が広島で開催の意義は

憲政史上最悪の第211回通常国会閉会にあたって【声明】

本日閉会した第211回通常国会は、最終盤で岸田総理の解散を巡る発言に振り回され、与野党ともに浮足立った。衆院解散について問われた岸田首相は「いろいろな動きがあることが見込まれ、情勢をよく見極めたい」と発言するなど、野党による内閣不信任決議案の提出をけん制し、解散があり得るような思わせぶりな発言をするばかりか、解散権を弄ぶように含み笑いを見せるなど、あってはならない不遜な態度であった。 今通常国会で成立した「防衛力強化財源確保特措法」は、歴代政権が戦後一貫して否定してきた敵基地攻撃能力の保有や、防衛関連の予算を国内総生産(GDP)比2%へ倍増させることを明記した安全保障関連三文書の裏付けと

「重要土地等監視及び利用規制法」の廃止を求めるショート動画

同法に関わり、5月12日に2回目の区域指定の候補があげられ、特別注視区域が40か所、注視区域が121か所挙げられており、小松基地、知念高射教育訓練場、石垣駐屯地、与那国駐屯地の他、原子力施設では川内原子力発電所が挙げられています。 市民の財産権や日常の生活を監視し、軍事施設や原発施設に対する市民に監視や調査、抗議行動などを「機能阻害行為」として取り締まりの対象とする恐れのある同法の廃止を求めて、全国基地問題ネットワークがPR動画を作成しました。SNSなどを利用し、拡散をお願いいたします。 ●内閣府資料 資料 注視区域及び特別注視区域の指定について(PDF) https://ww

憲法審査会レポート No.22

今週は参議院憲法審査会不開催のため、衆議院憲法審査会のみのレポートです。 【参考】 「政情不安定」で開催見送り 参院憲法審 実質審議は打ち止めの公算 https://www.sankei.com/article/20230614-ADAHMB3TFNIRNP7HD6WNJBNR6U/ “与野党は14日の参院憲法審査会の幹事懇談会で、今国会で各党派が表明した見解をどのような形式でまとめるかについて議論したが、結論は出なかった。次回の憲法審定例日の21日は閉会手続きにとどまる見通しで、参院憲法審の実質審議は前回の7日が最後となる公算が大きい。” 2023年6月15日(木) 第211回国会

私たちは既に多文化共生社会を生きている 入管法改「悪」に満身の怒りで抗議する【声明】

6月9日、参院本会議で「出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」)」が、立憲民主党などの反対を押し切り賛成多数で可決・成立した。無辜の隣人に間接的に死刑執行のボタンを押すことになりかねない、入管法改「悪」を数の力によって強行採決したことに満身の怒りを込めて抗議する。 日本の難民認定率は諸外国に比べても異例ともいえる低さで、「難民鎖国」と批判を受けている。2022年の難民認定者は202人となる一方、難民不認定とされた人の数は1万人を超えており(一次審査・審査請求の合計)、難民として認定されるべき多くの人が認定されていない実態にある。 国連の人権理事会や拷問禁止委員会などの条約機関から

憲法審査会レポートNo.21

2023年6月7日(水)第211回国会(常会) 第7回 参議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7526 【会議録】 ※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります) 【マスコミ報道から】 自民、論点整理を提案 緊急集会と合区で―参院憲法審 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023060701028&g=pol “参院憲法審査会は7日、参院の緊急集会、参院選の「1票の格差」是正に向けて導入された「合区」について、各会派が意見