新着情報
「戦後80年 戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」を開催しました
8月15日、平和フォーラムは千鳥ヶ淵戦没者墓苑において「戦後80年 戦争犠牲者追悼、平和を誓う8.15集会」を開催し、約200人が参加しました。 正午に黙とうを行い、平和フォーラムから染裕之・共同代表が「平和への誓いと慰霊のことば」(本記事下部に掲載)を捧げました。 続いて、立憲民主党企業団体交流委員会顧問の近藤昭一・衆議院議員、立憲フォーラム副代表の阿部知子・衆議院議員、社会民主党のラサール石井・参議院議員、戦争をさせない1000人委員会の内田雅敏・事務局長がそれぞれ追悼のことばを述べました。また、立憲民主党の早稲田ゆき・衆議院議員も参列されていることが紹介されま
「戦後80年、朝鮮戦争停戦72年 国際シンポジウム」を開催しました
7月25日、連合会館で「戦後80年、朝鮮戦争停戦72年 国際シンポジウム」を開催しました。ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。 当日は90人を超す参加者が集まりました。佐野通夫さん(日朝全国ネット事務局次長)のコーディネートで、李泳采(イ・ヨンチェ)さん、金志永(キム・ジヨン)さん、纐纈厚(こうけつ・あつし)さんを迎え米国、韓国、朝鮮、日本の政策から昨今の情勢と東北アジア平和への課題を報告していただきました。 以下にアーカイブ動画を掲載しますので、ぜひご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=ydwTVQkmUGA
拡大する自衛隊の多国間演習 ―「タリスマンセイバー」(オーストラリア)と「バリカタン」(フィリピン)演習―
木元茂夫 2025年3月、自衛隊に統合作戦司令部が240人規模で編成された。この司令部は市ヶ谷に常駐して自衛隊全体の作戦指揮を執るものだと思っていた。 ところが、4月11日に統合幕僚監部が発表した「米比主催多国間共同訓練バリカタン25への参加について」(注1)という訓練広報には「実施場所」はフィリピン共和国としているが、「統合作戦司令部」が訓練参加部隊の一つとして明記されていた。同じく6月27日に発表された「米豪主催多国間共同訓練タリスマン・セイバー25への参加について」(注2)という訓練広報にも、実施場所は豪州及び同周辺海空域としつつ、「統合作戦司令部」が参加するとある。 これ
平和フォーラムは7月22日、以下の声明を発表しましたので、お知らせします。 第27回参議院議員選挙の結果を受けて 7月20日に投開票を迎えた第27回参議院議員選挙は、自民党が13議席の減、公明党は6議席を減らし、与党の獲得議席数は47議席にとどまり、参議院の過半数を下回る結果となりました。 一方の野党は、立憲民主党が改選前の22議席と同議席数を獲得し、非改選議席数と合わせて38議席として野党第一党を維持しました。日本維新の会は2議席増、国民民主党は13議席増の17議席を獲得して非改選議席数と合わせて22議席として野党第二党となりました。 今選挙戦で「日本人ファースト」を重点政策
参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGO緊急共同声明
平和フォーラムは7月8日、外国人の人権問題にとりくむ諸団体とともに記者会見し、以下の声明を発表しましたので、お知らせします。 【参考】 「外国人優遇」はデマ 参院選で広がる排外主義に複数団体が反対声明 https://digital.asahi.com/articles/AST7835GCT78OXIE06FM.html 参議院選挙にあたり排外主義の煽動に反対するNGO緊急共同声明 私たちは、外国人、難民、民族的マイノリティ等の人権問題に取り組むNGOです。 日本社会に外国人、外国ルーツの人々を敵視する排外主義が急速に拡大しています。NHK等が先月に実施した調査では、「日本社会
辺野古新基地埋立て用の海砂採取を瀬戸内海から考えるー生物多様性の保全に逆行する海砂採取は禁止をー
湯浅一郎 2024年1月10日、辺野古新基地建設を巡り、沖縄防衛局は軟弱地盤がある大浦湾側の埋立てに着手し、重機を登載した台船が石材の海への投下を開始した。そして2024年12月28日、海底への敷砂散布をごく一部、開始し、軟弱地盤改良工事に着手した。2025年1月29日からは砂杭の打ち込みを開始した。今、大浦湾には6隻のそびえるような高さの地盤改良用のサンドコンパクション船がひしめき、その他の工事も含めて大浦湾一帯で膨大な生物群を抹殺する工事が国家の手によって進められている。 地盤改良工事では、砂の荷重で圧密沈下を早くさせるために厚さ1.5mの砂を敷く敷砂を行う。地盤改良工事に必須の砂


