To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:59(2004.11.15)

34周期労働者大会、民主労総「26日にゼネスト突入」

東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendar
カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

11月08日(月)

 国民の48.6%「首相謝罪してからハンナラ党登院すべき」

11月09日(火)

 韓国首相、国会空転で謝罪

11月10日(水)

 北朝鮮に警告、警備艇の限界線侵犯で=韓国海軍

11月11日(木)

 北朝鮮国防委副委員長が訪中=韓国通信社
 全公労、15日のゼネスト突入を宣言

11月12日(金)

 4大法案の立法をめぐって与野党対立エスカレートの見通し

11月13日(土)

 「安保理での解決望ましい」=韓国核問題、制裁なし示唆−米次官

 


Government
政府、政党

 
盧大統領米国で演説、「北に対する武力行事-封鎖政策反対」



米国のロサンジェルスを訪問中である盧武鉉大統領は、12日(現地時間)「武力行事は交渉戦略としての有用性も制約を受ける可能性がある」としながら、「韓国民主主義と経済発展に大きく寄与してきた米国は私たちのこのような現実を尊重してくれることを信じる」としながら、北核問題の平和的 解決を繰り返し強調した。

盧大統領のLA訪問最初の日程である 米国民間外交政策団体国際問題協議会(WAC)で主催する昼食演説はジョージ W. ブッシュ大統領の再選以後、盧大統領が韓米関係に対する立場を初めて直接 明らかにする席という点で関心が集中した。

盧大統領はこの日、アメリカ国内の対北朝鮮強行論を意識したようで、演説 大部分の時間を北核問題に与えた。

 

Mass■世論、市民運動


2万名の全国民衆大会、警察との激しい衝突



ソウル市庁前で開かれた民衆大会は夕方7時10分頃解散された。

13日の民衆大会にはソウル駅で開かれた。農民大会参加者1万5千余名と労働者・学生など総2万余人が参加した。
彼らは民衆大会を終えた後、1時間余の間、警察と激烈な攻防を繰り広げた。

警察は水大砲を射って大会参加者等の 光化門進出を防いで、集会参加者らは これに対抗し、竹、焼酎瓶、工事現場 施設物などを投げて強力に抗議した。

この過程で負傷者も続出した。

この日負傷者後送を担当した保健医療労働組合の一関係者は、「いままで20余名が病院に後送された」と伝えた。
また警察の一関係者は「10余名が今日 デモ鎮圧過程でケガをした」と明らかにした。

この日の整理集会である関係者は「歴史の過程で民衆の声がいつも上がった市庁広場に再び集まった」としながら 、「民衆の食べ物を守って、労働者の 生存を守って、時代の痛みを清算するために労働者と農民、貧民、青年学生などが集まった」と話した。




ジョンテイル精神継承34周期労働者大会、民主労総「26日にゼネスト突入」



13日の前夜祭

13日(土)午前京畿道南揚州市磨石牡丹公園で第34周期ジョンテイル烈士追悼式が行われた後、この日の夕方7時からソウル東国大運動場で1万2千名が集まり、労働者大会前夜祭が開いた。

前夜祭では、民主労総と全国公務員労組がゼネストを宣言して政府が強硬対応の立場を明らかにする等、衝突が予想された中で開き、緊張感が漂った。

労働者大会の前夜祭には進歩陣営の様々な問題らが総集結された。

コメ市場開放及び韓日FTA反対を主張する「反世界化」場, イラク派兵延長阻止の「反転平和」場、「龍山米軍基地 移転協定と平沢米軍基地拡張反対」場、「国家保安法廃止」場、「障害者移動保障法制定と教育予算確保のための 障害者」場などが設けられた。

前夜祭では ▲派遣法と非正規職撤廃を促す労働時朗唱 ▲全国労働者プンムルグループと大同のお祭り ▲歌・文化宣伝隊の「ジョンテイル民衆の国」 ▲首都圏連合の労働歌謡公演 ▲蔚山文化連合公演「団結闘争歌」 ▲国立唱劇団 労組の「ジョンテイル烈士精神継承創作舟歌などの文化公演が続いた。


14日の本大会

民主労総はこの日の午後、ソウル光化門で労働者・市民5万余人が参加した なかで、「ジョンテイル烈士精神継承 2004全国労働者大会」を開いて、政府の一方的雇用柔軟化政策などを糾弾した。

午後3時30分、光化門に集まった5万余 名の労働者大会参加者らは、「非正規職改悪法撤廃! 韓日・韓米FTA反対! 国家保安法廃止! 労働基本法争奪! 公務員基本法保障! イラク派兵延長反対! 米軍基地平沢移転阻止!」などのスローガンを叫んで、本大会を始めた。

李スホ民主労総委員長は「政府は公務員労組に対する強硬策で葛藤を深化させて、非正規職関連法案の改悪で破局を呼んでいる」としながら、「来る26日にあらゆる産業組合員が参加するゼネストに入っていく」と明らかにした。

民主労総は非正規職関連法案に対する 国会処理日程が流動的であるが、一旦 ゼネスト日程に釘を打って、傘下労組の準備を督励する同時に、対国民広報 活動を行ないながら政府に圧力を加えるところである。

一方、韓国労総のイヨントク委員長は連帯辞で、「民主労総と韓国労総の連帯闘争で社会改革と労働者権利保護にたつこと」とし、「両労総は明日(15日) 国会前で記者会見を持って、全国あちこちでテント徹夜座り込みに突入する」と明らかにした。

李委員長はまた、「来る21日には韓国労総も 7万名の組合員がソウルに集まり、全国労働者大会を開くこと」とし、「韓国労総組合員等も傲慢な盧武鉉政権に対抗し、闘争すること」を伝えた。

今回の労働者大会には日本、台湾、フィリピンなど7ケ国の労組指導者50余名が参加した。




緊張高まる公務員労組のスト、緊急「散開闘争」に突入



公務員労組の指導部と組合員らはストライキ前夜祭を急いで中断して、延世大を抜け出て「散開闘争」に突入した。

14日夜10時30分頃、全国公務員労組ストライキ前夜祭を30余分間進行した金ヨンギル公務員労組委員長をはじめとする指導部と組合員らは、警察の鎮圧 可能性が大きいという消息が伝えられると直ちに会議を開いた後、散開闘争を決定して、10余分ぶりに延世大を抜け出して各自散在した。

公務員労組関係者は14日夜「警察の強制鎮圧消息が聞こえるなかで指導部が 散開闘争を決定したことと理解する」としながら、「明日(15日)ストライキ闘争に対する戦術はまだ決定されなかった」と話した。

政府は公務員労組のストを不法として強力な強制鎮圧の方針を打ち出しており、緊張感が高まっている。

公務員労組のゼネストを一日控えて指導部が散開闘争戦術を選択することによって指導部と核心組合員を中心に場外闘争が展開される展望である。

 






NorthKorea
朝鮮の動向


北、「米国との両者会談に固執したことない」



北朝鮮外務省は13日に北核問題解決のため、6者会談の代わりに北朝鮮−米 両者会談に固執したことがないし、米国の対北朝鮮敵対政策の変更が6者会談再開の条件だと明かしたと、北朝鮮 <中央通信>が報道した。

北朝鮮の外務省スポークスマンはこの日の<中央通信>記者の質問に対する返答で、米国大統領選挙以後、米国の一部言論が「あたかも私達が北-米両方の業務会談だけを固執していることによって6者会談が成立しないような奇怪な世論を返している」としながら、「白黒を前渡するき弁」であると主張した。

こういう北朝鮮の主張は、アジア-太平洋経済協力体首脳会談に参加する盧武鉉大統領が、13日明け方(韓国時刻)中間寄着地である米国ロスアンゼルスの 国際問題協議会演説で、対北朝鮮武力行使や封鎖政策に反対するという政策をはっきりした直後出てきた。

外務省スポークスマンは「北朝鮮-米 両方の業務会談に対して話すならば、われらは米国が反対する両方の業務会談に期待をもったことがない。」と説明した。

スポークスマンは「私たちの主導的発起により成し遂げた6者会談が今のように膠着状態に陥ったことは全的に米国の意図のため」とし、「米国が実践的に私たちの制度転覆をねらった敵対政策を捨てて、我らと共存しようという 政策に出てくるならば、問題はいくらでも解決される」と話した。






第59号 2004年11月15日 34周期労働者大会、民主労総「26日にゼネスト突入」
第58号 2004年11月08日 韓国民主労総など百名来日で日韓FTA交渉反対行動!
第57号 2004年11月01日 金容沃氏の「憲法裁判批判」原稿にネチズンらが2千4百万ウォンクリックく
第56号 2004年10月25 「行政首都移転違憲審判」抗議、住民の集会続く
第55号 2004年10月18 龍山基地移転、強行するのか
第54号 2004年10月11 市民会議、原子力発電の新規建設の中止を要求
第53号 2004年10月04 保守勢力、 「国家保安法廃止反対」集会に10万結集
第52号 2004年09月27 福祉-国防費増額で来年予算2百兆ウォン突破
第51号 2004年09月20 国家保安法廃止をめぐる左右の対立激化
第50号 2004年09月13 イキョンへ追悼1周期、井邑(ジョンウプ)でコメ開放反対農民の激烈デモ
第49号 2004年09月06 現職大統領としては始めての'国家保安法廃止論'主張
第48号 2004年08月30 米国、中国とのコメ交渉、関税化か関税猶予化か
第47号 2004年08月23 韓-米、龍山基地移転合意、駐韓米軍縮小問題は難航
第46号 2004年08月16 「祖国統一から派兵撤回」まで、 8.15大規模反戦集会、警察と激しい衝突
第45号 2004年08月09 <中韓関係>高句麗めぐる歴史論争再燃
第44号 2004年08月02 ウリ党、「真実・和解・未来委員会」(仮)構成を推進
第43号 2004年07月26 大法院、「宋斗律ベルリン大学教授、無罪」宣告
第42号 2004年07月19 盧大統領「北応答の報告欠落」再調査指示で波紋
第41号 2004年07月12 派兵反対国民行動,ライス訪韓反対集会、「ライスは戦争狂であり戦犯」
第40号 2004年07月05 「非転向長期囚『疑問死-民主要人認定」論議沸騰
第39号 2004年06月28日 金鮮一(キムソンイル)氏追慕反国民キャンドル集会、1万5000余名参加
第38号 2004年06月21日 行政首都移転をめぐって与・野党攻防
第37号 2004年06月14日 反世界経済フォーラム(WEF)アジア会議抗議、日本市民など1万余名参加
第36号 2004年06月07日 駐韓米軍縮小交渉公式開始
第35号 2004年05月31 移住労働者集会、強圧的な取締りと強制追放に抗議
第34号 2004年05月24 良心的兵役拒否「無罪宣告」、国防部・検察反発
第33号 2004年05月17 盧武鉉大統領弾劾棄却…職務復帰
第32号 2004年05月10 「弾劾審判」宣告切迫…憲裁「激論中」
第31号 2004年05月03 114周年メーデー行事、非正規的差別の撤廃声高い
第30号 2004年04月26 政府、まず北朝鮮に百万ドルの生必品と医薬品支援
第29号 2004年04月19 民主労働党、「イラク派兵撤回推進」、17代国会の初の争点として浮上
第28号 2004年04月12日 揺れるウリ党支持「一日1.5%ずつ下落、ソウル-嶺南接戦」
第27号 2004年04月05 追い風民主労働党… 社会団体関係者相次いだ支持表明
第26号 2004年03月29 「弾劾無効」 最後の光化門ろうそく集会、8万人参加
第25号 2004年03月22 「書き直した韓国民主主義の歴史」
第24号 2004年03月15 「弾劾無効-民主守護」デモ、全国で「ろうそく示威」行進
第23号 2004年03月08 2野党、大統領の弾劾推進
第22号 2004年03月01 首都圏で総選挙勝負
第21号 2004年02月23 盧大統領就任1周年世論調査、「間違った」 42.2%、「良くやった」13%
第20号 2004年02月16 扶安(ブアン)、核廃棄場の住民投票「反対 91.8%」
第19号 2004年02月09 総選挙連帯、非推薦名簿66人発表
第18号 2004年02月02 「働き口を創出するために社会的大妥協、2月中旬まで推進」
第17号 2004年01月26 国連、北への食糧救護2〜3月中に中断危機
第16号 2004年01月19 民主労総、新任委員長にイスホ氏選出
第15号 2004年01月12 民主労総次期委員長選挙、終盤の接戦
第14号 2004年01月05日 15日、「2004総選挙ムルガリ国民連帯発足」、落選運動から当選運動に発展
第13号 2003年12月29日 市民団体、政治改革案改悪非難
第12号 2003年12月22日 19日、汝矣島で「民間人虐殺真相糾明 統合特別法争奪大会」
第11号 2003年12月15日 盧大統領、「不法資金、ハンナラ党の10%を越えれば辞退」
第10号 2003年12月08日 緑色連合、「盧武鉉政府の環境点数はF点」(環境専門家2百20人の調査結果発表)
第09号 2003年12月01日 「イラクで韓国人2人被殺、2人負傷」、NSC緊急対策会議招集
第08号 2003年11月24日 「全国の関心が扶安郡の反核ろうそくに集中している」
第07号 2003年11月17日 ラムスペルド・米国防長官、「駐韓米軍、韓半島以外の地域投入も可能」
第06号 2003年11月10日 5万人、全国労働者大会後、火炎瓶デモ 『損害賠償訴訟、仮差押さえ等の撤回要求』
第05号 2003年11月03日 『胸には '謹弔' リボン、 手には「仮差押さえ禁止」』
第04号 2003年10月27日 『派兵反対 7大国民行動計画、5大行動指針発表』
第03号 2003年10月20日 『イラクに対する侵略宣言で、アメリカに対する屈従の告白』
第02号 2003年10月13日 盧武鉉大統領、「再信任の国民投票は12月15日前後実施」

第01号 2003年10月06日 ソウルの竜山米軍基地、来年初から本格的な移転推進

 

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