To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:406 (2011.07.11)

韓進重工業事態、
2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

07月04日(月)

 孫鶴圭・民主党代表があす訪中、習近平副首席と面談

07月05日(火)

 韓国海兵隊で銃乱射事件、死者4人に

07月06日(水)

 北朝鮮で韓国非難の10万人集会、「軍事的報復」呼び掛け

07月07日(木)

 米下院が韓米FTA審議、TAA案件排除で反発予想

07月08日(金)

 北朝鮮の金剛山措置、韓国が国際総会での対応を検討

07月09日(土)

 金剛山問題めぐる協議提案、北朝鮮が応じる姿勢

 


Government
政府、政党

李大統領、野党の強い反発にも新任法務長官に側近任命


李明博大統領が15日午後、権ジェジン青瓦台民政首席を法務省長官に、韓サング・デソウル中央地検長を検察総長に内定した。

ハンナラ党がこの日午前、議員総会で権ジェジン法務長官カードに対して「収容」の方に筋を取ると、このような人選内容を発表した。

金ドウ青瓦台広報首席は権候補者の人選背景に対して「政策判断と分析力、対外調整力を兼備したのみならず、親和力と穏やかな性格に基づいて検察内外から実力と信望を認められた検察内の代表走者」と説明した。

また「法秩序を確立して公正社会実現の意志を具体化して、先進一流国家に進入することができる土台を用意することを期待する」と付け加えた。

青瓦台の説明とおりなら二人は欠点がない人物である。

しかし反論も多い。大邱出身で慶北高とソウル大法大を卒業して、金ユンオク女史とも格別の関係にある権ジェジン候補者が辞令を受ける場合、 大韓民国政府樹立依頼最初の民政首席出身の法務省長官になる。

また総理室の公職倫理支援管室の民間人不法査察問題、検警の捜査権対立の時、役目不足などに対する責任を問う人も少なくない。

野党は権候補者の任命に強く反発していて、聴聞会での追窮を準備している。



Mass■世論、市民運動


韓進重工業事態、
2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結

 


バス150台で集まった約 1万名余の希望がいっぱい盛り上がった。大雨のなか、釜山都心を行進する希望バス参加者達は、「整理解雇反対」「非正規職撤廃」を叫んだ。

参加者らは、韓進重工業 85号クレーンで180日以上座り込み中のギムジンスック指導委員と韓進重工業整理解雇労動者たちと家族たちが聞くことができるように力強い喊声を上げながら行進を行った。

行進参加の労動者は「多くの警察たちが釜山駅を囲んだ姿はもう予想した。しかし、本当に息苦しい」「185日間整理解雇のために下ることができない一人の女性労動者を見に行くのがこれほど大変なのか」と公権力の理解することができない措置に反発した。

ソウルのからの多くの参加者は、「自腹で自発的にここの釜山まで全国の多くの人々が韓進重工業労動者たちとギムジンスクを見に来た」「こういう人たちが公権力が恐れると思うのか」といった。

希望バスの参加者らは、「ギムジンスック同志! 力を出してください。本人の希望のようにキムジュイク烈士の意思がかなって、地をまた踏むことができるように」「私たちが一緒にいることを必ず覚えてください」と寂しく闘争しているギムジンスク指導委員を応援した。

希望バースの参加者らが、影島造船所に向けて行進しているところ、警察は進路を封鎖して、隊列に水大砲を撃って、多くの人々が負傷した。

民主労働党の党首・イジョンヒさんは水大砲にあたって、病人に運ばれる事態も起こった。

第3次希望バースは7月30日になっている。多くの市民らが参加することが予想されるなか、釜山市内では緊張感が漂っている。

 
 



 


NorthKorea朝鮮の動向

金正日・正恩、中国副首相との面談


北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が12日、後継者の正恩(ジョンウン)氏とともに、中朝友好協力相互援助条約の締結50周年を記念して訪朝した中国の張徳江副首相と面会した。

朝鮮中央通信の報道によると、金総書記は同日、張副首相が率いる中国の親善代表団、中朝友好協会会長を団長とする中国人民対外友好協会および中朝友好協会の代表団と会った。

面会には、朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長の正恩氏、李英鎬(リ・ヨンホ)氏をはじめ、崔泰福(チェ・テボク)党中央委員会書記、姜錫柱(カン・ソクチュ)副首相、張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長らが出席した。

張副首相はその席で「周恩来首相と金日成(キム・イルソン)主席による条約締結は、両国関係におけるひとつの大事変だった。両国が人民の安全と社会主義の成果をともに守り、アジアと世界の平和を維持していくために結ばれたこの条約は、中朝人民の親善・協力関係の発展を法的に下支えするものだ」と評価した。また、中国の共産党と政府は、伝統的に続いてきた特殊な中朝親善の枠組みを維持し、中朝間の広範囲な合意を誠実に履行していくと表明した。

金総書記はこれに対し「条約締結後の半世紀、両国の党と政府は条約の精神にのっとり、政治、軍事、経済、文化などさまざまな分野で互いを支持し、緊密に協力することで、世代が変わっても変わらない朝中(中朝)親善の不敗の力を世界に示してきた」と答えたという。






コリアン情報ウィークリー(2011年)

第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日 金属労組、韓進重工業非解雇者復帰宣言
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設

第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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