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沖縄県は、「生物多様性国家戦略」違反の辺野古埋立て承認の再度の撤回を!
湯浅一郎 2023年10月5日、国交相は、辺野古埋立て設計変更不承認に係る関与取り消し訴訟につき、沖縄県の玉城デニー知事に設計変更の承認を命じるよう求める「代執行」訴訟を福岡高裁に起こした。その第1回口頭弁論が10月30日に福岡高裁那覇支部で開かれ、双方が一方的に意見陳述を行った。国側は、9月4日の「最高裁判決で沖縄県の敗訴が決定したにもかかわらず、それに従わないのは法治国家の原理に反する」とし、「国の安全保障と普天間飛行場の固定化を回避する重要課題に関わり、著しい公益の侵害であることは明らかである」と主張した。これに対し玉城知事は、2019年の県民投票で辺野古反対票が7割を超えた結果に触
今週は 衆参いずれも 不開催 今週は(定例日が水曜日の)参議院憲法審査会、(定例日が木曜日の)衆議院憲法審査会、いずれも開催されませんでした。 なお、次回日程は衆議院憲法審査会が11月30日、参議院憲法審査会は12月6日の予定です。 【マスコミ報道から】 広報協議会、衆参各10人 国民投票で規定案―衆院憲法審 https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112100958&g=pol 参院憲法審は「残り1回」 慣例いまだ克服できず https://www.sankei.com/article/20231122-QEO5LETSIJIF5
第1分科会「現下の改憲情勢」 講師の飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)は、改憲5会派が主張する憲法改正は「基本的人権の尊重」「国民主権」「平和主義」の意義を失わせ、歴史の流れに逆行するものであり、市民の幸福と平和が根底から覆される危険性があるため、多くの弁護士や憲法学者が反対している。また、自衛隊明記の改憲論は、「自衛隊を憲法上の組織としてしまえば、その維持のために徴兵制へ道を開くことになる」と警鐘を鳴らしました。 国会議員の任期延長については、「改憲5会派は、自然災害などで任期内に選挙ができない場合等に国会議員の任期延長の憲法改正が必要と主張するが、そもそも野党の国会開催要求を無
2023年11月15日(水)第212回国会(臨時会) 第1回 参議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=7637 【会議録】 ※公開され次第追加します(おおむね2週間後になります) 【マスコミ報道から】 参院憲法審査会 “一票の格差”最高裁判決受け 与野党意見交換 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231115/k10014259021000.html 参院「合区」、自民は「解消のための改憲」を主張 野党は基本的人権の配慮やブロック制を
平和への誓い 憲法でまもる 私たちの未来 第60回護憲大会を新潟で開催
11月11日から13日にかけ、「平和への誓い 憲法でまもる 私たちの未来 憲法理念の実現をめざす第60回大会」(第60回護憲大会)を新潟県・新潟市にて開催し、11日の開会総会には約1400人が参加したほか、3日間の日程のなかで分科会・ひろばやフィールドワーク、閉会総会などを通じて、憲法をとりまくきびしい状況を再確認しつつも、私たち自身が憲法の理念を実現し、私たちのめざす未来へと活かしていくために奮闘していく決意を固めました。 11日の開会総会は、新潟ろうあ万代太鼓「豊龍会」の演奏と「にいがた総おどり」による演舞が行われ、幕を開けました。藤本泰成・実行委員長(平和フォーラム代表)か
今週は参議院憲法審査会不開催のため、衆議院憲法審査会のみのレポートです。 【参考】 自民改憲本部役員と憲法審幹事が初の合同会議 https://www.sankei.com/article/20231108-Y3H62U6E3FLUXBQKBJ3PXCRHYA/ 2023年11月9日(木) 第212回国会(臨時会) 第2回 衆議院憲法審査会 【アーカイブ動画】 https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54753 ※「はじめから再生」をクリックしてください 【会議録】 ※公開され次第追加します(おお
今国会での憲法審査会をめぐる動きについて 10月20日から、第212回臨時国会が開催中です。23日の所信表明演説で、岸田首相は「国会の発議に向けた手続を進めるためにも、条文案の具体化など、これまで以上に積極的な議論が行われることを心から期待します」などと述べ、改憲へ執着する姿勢を示しています。 この間、とりわけ衆議院での憲法審査会の定例的開催が強行されてきました。また、維新の会や国民民主党による後押しなども続いてきました。今国会においてはさらに「論点整理」などを積み上げて、具体的な条文案作成へとステップを進めていくことが狙われている状況にあると言えます。 11月2日に開催された今
日本は「核の脅し」に加担するな 核兵器を搭載できる爆撃機を日米韓の戦闘機が護衛する合同空中訓練は中止せよ
渡辺洋介 はじめに 2023年10月22日、九州北西の日韓の防空識別圏が重なりあう空域で、核兵器を搭載できる米軍の戦略爆撃機B-52Hを日米韓3か国の戦闘機が護衛する合同訓練が初めて行われた。訓練には、米軍よりB-52HとF-16戦闘機が、韓国軍よりF-15K戦闘機が、航空自衛隊よりF-2 戦闘機が参加し、米軍のB-52H を先頭に日米韓の戦闘機が左右に3 機ずつ編隊を組み、B-52Hをエスコートした。その目的は、米空軍によると、各空軍間の相互運用性を高めるとともに日米韓3か国の関係の強さを示すことにあるという(注1)。 しかし、この訓練は北朝鮮に対して核の存在をちらつかせ、日米韓3


