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「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する」平和フォーラムと原水禁の声明

ロシアのウクライナ侵攻に抗議する ロシアのプーチン大統領は、2月24日、ウクライナへの軍事侵攻に踏み切った。度重なる警告を無視し対話のチャンネルを放棄する形での侵攻は、欧米をはじめとして国際社会と決定的に対立することとなった。すでに民間人も含む多数の死傷者がでている。国家主権と領土を武力で侵すことは国際秩序を揺るがす蛮行であり断じて許されない。ロシアは、即刻武力侵攻を中止し、ロシア軍を撤退させ、国際社会との対話の席に着かなくてはならない。 プーチン大統領は、北大西洋条約機構(NATO)の拡大を恐れ、ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国の親ロシア政権の独立を承認するとともに、ロシ

ニュースペーパーNews Paper2022.2

 2月号もくじ *ニュースペーパーNews Paper2022.2 *表紙 福島第一原発の放射能汚染水を海洋放出させない! *インタビュー・シリーズ:174 正しく中国を理解しよう、まず「日中共同宣言」を読むことから ジャーナリスト 冨坂聰さんに聞く *奴らに象を撃たせてはならない *今後の憲法課題~衆議院選挙を振り返り、参議院選挙を考えつつ *武蔵野市住民投票条例をめぐって

第10回NPT再検討会議を前にした核軍縮の国際的議論

ドウブルー達郎、湯浅一郎                         2021年は核軍縮にとって画期的な年であった。1月に核兵器禁止条約(以下、TPNW)が発効し、核不拡散条約(以下、NPT)と並行して2つのトラックで核軍縮の取り組みが進んでいくことになった。2021年1月に発足した米国のバイデン政権は、相手国より先に核兵器を使用しない、核の先行不使用(NFU)をその核兵器政策に取り入れようとしているが、日本は反対しており、その成り行きが注目される。こうした中で、コロナ禍が治まらないことで、2022年1 月に予定されていた第10回 NPT再検討会議、3月に予定されていた

ニュースペーパーNews Paper2022.1

 1月号もくじ *ニュースペーパーNews Paper2022.1 *表紙 瀕死の憲法9条 *インタビューシリーズ 弁護士指宿昭一さんに聞く ほんとうの共生社会をめざして *被爆77周年、原水禁運動の課題を考える *COP26と問われる日本の石炭火力の方針 *第49回衆議院選挙の結果と当面の課題 *本の紹介「靖國神社聖戦史観」

「ポスト愛知目標」の策定が本格始動 ―第15回生物多様性条約締約国会議第1部で昆明(クンミン)宣言―

湯浅一郎 新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的感染が止まらない。世界保健機構(WHO)(注1)によれば、2021年12月29日現在、世界の感染者は、約2億8200万人,死亡者、約541万人である。日本の感染者は173万2369人、死亡約18,389人である。7~8月にかけて日本では、毎日2万人を超える新規感染者が出続け、東京都では週平均4000人を超える新規感染者が出るという深刻な事態が続いていた。それが9月末になると急激に減少し、11月初めには週平均で10人程度にまでなった。ワクチン接種の割合が8割近くになったという事実はあるにしろ、政府が有効な対策を講じたという形跡は何もな

ニュースペーパーNews Parer2021.12

 12月号もくじ *ニュースペーパーNews Paper2021.12 *表紙 なぜ岸田政権は米国の先制不使用政策を支持しないのか? 長崎から抗議の声 *インタビューシリーズ 弁護士 砂金直美さんに聞く 旧優生保護法-戦後最大級の人権侵害-の弁護団の一人として *大震災から10年!防衛より防災!共に生きる確実な未来へ 第58回護憲大会を起点に新たな闘いのスタートを *私たちのくらしが壊される 内にも外にも防衛費を増額させようとする圧力 *「防衛省・自衛隊KIDS SITE」について *MOX燃料がやってくる 今こそプルサーマル中止の

百里基地で日米共同訓練中止を求め集会

2006年に日米政府が合意した「再編実施のための日米のロードマップ」に伴う訓練移転で、米海兵隊岩国航空基地の所属機が2021年12月13日(月)から12月17日(金)にかけて、百里基地に飛来し、同基地に所在する航空自衛隊第7航空団と共同軍事訓練を行いました。訓練に参加したのは、米軍が第12海兵航空群(岩国)のFA18戦闘機8機程度と人員約170人、空自が第7航空団(百里)のF2戦闘機8機程度。移転に伴う百里基地での共同訓練は2018年4月以来で10回目となります。訓練は、百里基地を離発着し、百里沖空域で日米間で戦闘機戦闘訓練が行われた模様です。 この日米共同軍事訓練に先立ち、百里基地反対

日本政府は核兵器の先行不使用に反対するな

渡辺洋介 1.はじめに 現在、米国でバイデン政権の「核態勢見直し」(以下、NPR)をめぐって議論が進められている。バイデン大統領は、オバマ政権で副大統領を務めていた時代から、安全保障における核兵器の役割の低減に積極的で、2020年の大統領選挙の際にも公約で核保有の目的を核抑止に限定する方針を示していた。今回のNPRでは、核兵器の先行不使用(No First Use:NFU)政策や「唯一の目的」政策(後述)の採用が期待されている。そうした状況をふまえ、2021年に入ってから、各国の市民社会ではNFU政策採用を求める運動が展開された。ところが、報道によると、米国の「核の傘」の下にある欧州諸

沖縄県の不承認支持! 全国の連帯行動

【茨城】 [video width="1920" height="1080" mp4="http://www.peace-forum.com/wp-content/uploads/2021/12/7c48da019b2f2b7bbbca2610f3ed5271.mp4"][/video] 〇日時:12月8日(水)午後4時半より5時半 〇場所:茨城県JR水戸駅北口デッキ 【福島】 【富山】 [caption id="attachment_6447" align="aligncenter" width="300"] 富山県平和運動センター 辺野古新基地建設反対のスタ