新着情報

防衛省腐敗と米軍再編問題学習会(衆議員会館)

    平和フォーラムは2月7日、衆議院議員会館で東京新聞編集委員の半田滋さんを講師に「防衛省腐敗と米軍再編問題学習会」を行いました。 この学習会には、平和フォーラムの参加団体、首都圏組織、民主党・社民党の国会議員と秘書など約30人が参加しました。 半田さんは、守屋武昌・前防衛事務次官の収賄事件と10年あまり防衛庁・防衛省を蹂躙してきた流れに言及しました。 かつては、ミスター防衛庁と呼ばれた西廣整輝・元事務次官が「自衛隊はあればよい」「あるけれども使わない」という考えから防衛計画大綱を作成し、 また、有事法制も「研究はよいが表に出さずに金庫に鍵をかけておけ」としてきた防衛庁内で

PAC3ミサイルの武山基地強行搬入反対、抗議行動(神奈川県横須賀市・富浦公園)

  三浦半島地区労と神奈川県平和運動センターは2月2日、自衛隊武山基地に隣接する富浦公園で、「PAC3ミサイルの武山基地強行搬入反対、抗議行動」を開催しました。 この行動には、神奈川県内の労組・市民団体をはじめ、平和運動センター関東ブロック、平和フォーラムなどから100人が参加しました。 主催者を代表してあいさつにたった、神奈川平和運動センター事務局長の加藤泉さんは、 「在日米軍再編の中で日米軍事一体化が進んでいる。武山基地のPAC3は、横須賀基地の米海軍艦船を守るもので、日本の市民を守るものではない」と訴えました。 15分ほどの集会のあと、参加者は武山基地に向けてデモ

埼玉平和センター/フィールドワーク埼玉の平和モニュメントを歩く(埼玉県内)

 2月2日、埼玉県平和運動センターは、30人余りが参加してのフィールドワーク「埼玉の平和モニュメントを歩く」を行いました。 県平和資料館などの視察を通じて、戦争や平和にかかわる自分たちの歴史認識を検証するという企画。 吉見百穴、丸木美術館、埼玉県平和資料舘、岩殿観音の4ヵ所をまわりました。 古墳時代後期の横穴式の集合墳墓として有名な吉見百穴では、戦争末期に中島飛行機の大規模な軍需地下壕が築かれ、朝鮮人労働者が多数働いていたこと(写真左下)、 丸木位里さん、俊さんの原爆の図丸木美術館(写真左上。右上は館の外に関東大震災時朝鮮人虐殺を記し建立した「痛恨の碑」)、 県平和資料舘では上田知事のもと

日教組教研集会全体会中止に関わるプリンスホテルの不法行為に対する抗議声明

フォーラム平和・人権・環境事務局長 福山真劫 本日、日本教職員組合(以下日教組)は、2月2日~4日にかけて開催を予定している第57次教育研究全国集会の全体集会(以下教研集会)を、会場が確保できなくなったことを理由に中止とする決定を行った。このことは、全体会場として予定され使用契約を結んでいたグランドホテル新高輪(株式会社プリンスホテル、以下プリンスホテル)が、営業上の理由をもって一方的に契約を解除し会場の使用を認めないとしたことによる。1951年から日教組が56回を積み重ねてきた教研集会において初めてのことであり、日本国憲法が保障する集会・結社の自由を侵害する許し難い暴挙である。 プリンスホテ

PAC3武山基地配備抗議行動(2008年01月30日 神奈川県横須賀市・武山基地)

   防衛省・自衛隊は1月30日早朝、神奈川県横須賀市にある武山基地に、PAC3ミサイルの搬入を強行しました。 これに対して、三浦半島地区労や神奈川平和運動センターに参加する労働組合、また様々な市民団体が武山基地前に集まり抗議行動を行いました。 PAC3は、北朝鮮や中国からの弾道ミサイル攻撃を想定した、ミサイル防衛(MD)兵器です。 防衛省・自衛隊は2010年度までに、全国に16高射隊分のPAC3部隊を配備するとしています。 2007年度は、昨年3月の入間基地(埼玉県)、11月の習志野基地(千葉県)に続いて、武山基地が3か所目です。 本年土中にさらに霞ヶ浦基地(茨城県)に配備す

第8回非核・平和条例を考える全国集会(01月26日~27日 社会文化会館・田町交通ビル)

      第8回「非核・平和条例を考える全国集会」in東京が1月26日は社会文化会館、、27日は田町交通ビルを会場に、約200人を集めて行なわれました。 初日の全体会では、非核市民宣言運動ヨコスカの新倉裕史さんによる基調提起、 「自治体の平和力」をテーマに上原公子・前東京都国立市長と田村順玄・山口県岩国市議会議員がパネリストを務めたシンポジウム、 国民保護計画に関するピースデポの田巻一彦さんの講演などが行われました。 2日目は、1.非核・平和条例、2.米軍再編、3.国民保護計画の3テーマに分かれて分科会が行なわれました。

世界社会フォーラムもうひとつの世界のためのグローバルアクション(東京・荒川区内)

  世界的な経済のグローバリゼーションの動きに抗して、国際的な社会運動団体などが結集して、2001年以来毎年、「世界社会フォーラム」(WSF)がブラジル等で開かれてきました。今年のWSFは、各国・各地域で1月26日を中心に同時的に開催する形で行われることになり、日本では、東京の他に大阪や札幌などで開催されました。東京では1月26日に、荒川区内の各所で、貧困、人権、女性、食、労働などの様々な問題について、20近くの集会やシンポジウム等が行われ、500人が参加しました。 このうち、平和フォーラムも参加して、政府や財界が進めようとしている「東アジア共同体」の動きと農業、女性、

朝鮮人強制連行真相調査団2008年全国協議会・西日本(尼崎市・ラヴェール尼崎)

      1月26日、朝鮮人強制連行真相調査団は、2008年全国協議会・西日本を兵庫県尼崎市のラヴェール尼崎において約50人の参加者のもと開催しました。 真相調査団は、昨年2007年秋から、平和フォーラムと連携して「在日朝鮮人歴史・人権週間」のとりくみを開始。 各地の報告では、山口から11月宇部長生炭鉱で開いた全国集会、歴史・人権優秀賞を受けた兵庫留学同による戦後初の大規模で最先端の名簿分析、 奈良のJR駅前で「慰安婦」写真展、愛知の遺骨調査と責任、大阪の証言収集、京都の新たな調査などが相次いで行われました。 また、阪神教育闘争のマダン

エンプラ闘争40年・九州ブロック反基地交流集会(01月19日~20日 佐世保)

1月19日、長崎県佐世保市の松浦公園で、長崎県平和運動センターが主催する「核空母エンタープライズ寄港阻止闘争から40年 九州ブロック反基地集会 IN 佐世保」が開催されました。 九州各県や全国の基地所在地から約500人が参加し、集会とデモを行いました。 その後、佐世保市内のホテルで、40年前の長崎放送作成「佐世保・激動の記録」上映と、 軍事ジャーナリストの前田哲男さんによる「武力による安全保障から憲法にもとづく平和補償へ エンプラ闘争40年に考える」の記念講演会をおこないました。 20日には、各地域から米軍基地や日米共同演習などについて報告を受けるとともに、全国の運動を結んで対抗してい