To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:305 (2009.08.03)

民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

07月27日(月)

 朝鮮戦争参戦米軍兵士の遺骨発掘、韓米が総力

07月28日(火)

 韓国、検事総長やっと指名、再び偽装転入疑惑浮上

07月29日(水)

 韓国観光公社社長に帰化ドイツ出身の韓国人任命

07月30日(木)

 韓国漁船が越境、北朝鮮が拿捕

07月31日(金)

 漁船えい航問題、北朝鮮「調査結果に基づき処理」

08月01日(土)

 韓国漁船「不法に侵入」、北朝鮮メディアが初報道、長期化の可能性

 


Government
政府、政党

民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成


ハンナラ党の言論関連法処理に対する権限争議審判請求事件に弁護士225人が超大型代理人団を構成した。
弁護団は憲法裁判所が野党4党が請求した言論関連法效力停止仮処分申し込みを優先的に受け入れなければならないと促した。

在野法曹界元老であるハン・スンホン、パク・ゼスン弁護士などが参加した代理人団は、30日ソウル鍾路区憲法裁判所の前で記者会見を開いた。 彼らは「憲法と国会法が定めている多数決原則と議決定足数、一事不再の原則は合議体機関である国会の意思を民主的に決めるための最小限の手段」、「言論悪法可決·宣布行為は憲法と国会法が定めている最小限の原則と手続きさえ違反してその違憲性が過去労動法·安全企画部法の強行可決の違憲性とも比べられないほどである」と指摘した。

再投票に関連しても、「与党と国会が主張する『投票不成立』という概念は法的に何らの根拠がないし、過去の先例というのも、今回の事態と無関係であり、過去の不法行為が現在の不法行為を正当化する根拠もない」と主張した。

また代理投票に対しては「憲法が国会議員に付与した法律案審議·表決権は憲法的な重大さに照らして、絶対他人に委任するとか代理するようにすることが不可能だ」と主張した。代理人団は「それなのに大統領と政府は言論悪法を公布して施行令を制定するなど後続行為を強行している」、「このような重大な憲法違反状況を防止するために憲裁は迅速に関連法の效力を停止させなければならない」と促した。

今回の代理人団規模は司法史上最大であることと推定される。バック・スンホン民主社会のための弁護士会会長は「言論関連法の内容が問題になるだけでなく、その処理過程でデモクラシーの基本である手続き的正当性が守られないのが多かったら、多い法律家たちが参加したこと」と言った。




Mass■世論、市民運動


民主労総、双竜車正門で無期限座り込み参加
 


双竜車労使の交渉が進行されている中、民主労総指導部が30日、双竜車平沢工場前で無期限座り込みに入った。ホングドック民主労動党国会議員も8日目、断食座り込みをしているし、民主労動党も、3日目座り込みを続けている。

金属労組双竜車支部の占拠事態は70日目を過ぎた。

イムソンギュ民主労総委員長は座り込みの記者会見で「交渉に期待をかけている。公権力投入のための使用側の手続きであれば、大きい抵抗に直面するでしょう。交渉の間、集会をしながら結果を待つ」と言った。

双竜車平沢工場正門前には、双竜車家族対策委、民主労総、民主労動党、進歩新党などの座り込み天幕が並んでいる。カトリック正義具現司祭壇は去る28日から双竜車事態解決を祈るミサを毎日午後3時に開いている。

去る 20日、公権力投入後初めて医療陣2人がこの日双竜車平沢工場に入ってストライキ中の双竜車労動者たちを診療した。





 

再び「抵抗」を選択した地下鉄労動者たち
 


ソウル地下鉄労組、ソウル都市鉄道労組などを主軸で地下鉄関連6個労組が推進した民主労総脱退及び全国地下鉄連盟建設に歯止めがかかった。

去る17日、ソウル地下鉄労組代議員大会で全国地下鉄連盟建設推進件が否決されたことに続き、ソウル都市鉄道労組委員長選挙で民主労総を支持する候補が当選したのである。これらは去る5月に全国地下鉄連盟準備委員会を発足させて、ソウル都市鉄道労組委員長を常任準備委員長に先任して、来る9月組合員総投票で本組職を発足させるという計画への移動中止を意味する。

ソウル地下鉄労組現指導部は去る17日、22期定期代議員大会で「全国地下鉄連盟建設推進の件」を上程したが、95人の代議員の中、85人の代議員が反対票を投げて否決された。

ジョンヨンス・ソウル地下鉄労組委員長は来る9月2ー4日、民主労総脱退と全国地下鉄連盟結成に対する組合員総投票を強行するという計画であったが、大多数代議員の反対で強い推進は難しいようだ。

また、民主労総脱退を反対しているフォイン候補がソウル都市鉄道労組委員長選挙で大きい差で当選したことも全国地下鉄連盟推進に決定的打撃を加えた。全国地下鉄連盟常任準備委員長であるハウォンジュン委員長は今度の選挙で一番少ない支持を受け、決選にも進出することができなかった。

地下鉄労組の指導部線で推進して来た全国地下鉄連盟推進が無産される危機に置かれたことは、李明博政府が推進している公共部門構造調整と民主労総に対する攻撃など反労動者政策に組合員たちが自ら反旗をあげた結果という分析だ。公共運輸連盟はフォイン候補当選に声明を出して「都市鉄道労動者の選択は投降ではない抵抗だった」「李明博政府の公共部門先進化、民主労総弾圧政策が現場の組合員に大きい反発を呼んだ結果」と説明した。
 



 

NorthKorea朝鮮の動向

バンUN事務総長、「米朝会談支持、訪朝の意志あり」


バン・ギムンUN事務総長は 29日(現地時間)、北朝鮮核問題解決のための北-米直接対話に対して「必要だったら (6者会談ではない) 他の形態の対話もなければならない」と明らかにした。

バン総長は、この日UN本部の年間記者会見で「北朝鮮政府がアメリカと直接対話をするという意志を表明したことは鼓舞的」、「6者会談が北核解決のために相変らず有效な方式だと信じている」「しかし、北朝鮮政府がすべての対話を拒否している状況で必要だったら他の形態の対話がなければならない」と説明した。

北朝鮮の方が6者会談の外での米朝単独会談を要求している一方、アメリカ側は「6者会談のフレーム中で可能だ」といい、両方の意見差が大きい状況で、バン総長の発言は北朝鮮の意見を受け入れているとも見られる。

AP、AFP通信などもこの日「バン総長が米朝両者会談を要求する北の意見を支持した」と報道した。

バン総長はまたこの日、訪朝の意思を明らかにした。バン総長は北核解決のために「UN事務総長として私のできることは何でもするつもりで、平壌を直接訪問することも含まれる」と言った。バン総長は引き続き「しかし適切な訪朝時点でなければならない」と付け加えた。




 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第305号 2009年08月03日 民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成
第304号 2009年07月27日 民主党チョン代表議員辞職「メディア法無効闘争」突入
第303号 2009年07月20日 放送3社、初の同時ストライキ実施
第302号 2009年07月13日 ノ前大統領国民葬49祭、終了後も参拜客続く
第301号 2009年07月06日 野党民主党、「民主勢力統合を推進」
第300号 2009年06月29日 全教組、「第2次時局宣言」着手、3万ー5万参加予想
第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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