To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:408 (2011.07.25)

高空座り込み経験者200名、
韓進重金指導員へ連帯メッセージ


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

07月18日(月)

 朝鮮王室儀軌返還、8月にも実務協議開始

07月19日(火)

 北朝鮮への小麦粉支援、韓国政府が承認の見通し

07月20日(水)

 日本教科書の歴史わい曲、韓国市民団体が修正要求へ

07月21日(木)

 韓米FTA、外交通商部「8月批准計画に変更なし」

07月22日(金)

 靖国合祀取りやめ訴訟、韓国人原告の請求を棄却

07月23日(土)

 北朝鮮外務次官「6カ国協議再開への努力で合意」

 


Government
政府、政党

韓国とインド首脳会談「原子力協定締結」


李明博(イ・ミョンバク)大統領は25日、青瓦台(大統領府)でインドのプラティバ・パティル大統領と首脳会談を行い、両国の協力について意見を交換した。

両首脳は2010年1月に両国関係が「戦略的パートナー」に格上げされた以降、外交・安全保障や経済、社会など多くの分野で協力が大きく進展したと評価し、防衛産業を含む安全保障分野で協力を強化していくことにした。また、包括的経済連携協定(CEPA)関係を土台に、輸入規制緩和に向け緊密に協力することで合意した。

会談で両首脳は「韓国・インド原子力協力協定」に署名した。同協定は原子力の平和的な利用を保障することで原子力発電所の設備や部品などの貿易を促進し、原発建設だけでなく、基礎・応用研究、農業、保健など、原子力安全に関する協力事項も盛り込まれている。

また、交渉中の航空・海運協定や二重課税防止協定などが相互利益になるよう、早期に妥結するほか、気候変動への対応など、主な国際問題についても連携することで一致した。

青瓦台関係者によると、インドは2032年までに原発の発電規模を拡大する予定で、ロシアとフランス、米国が原発市場に参入している。同関係者は「原子力発電協力協定の締結により、インド市場への進出に向けた法的基盤を整えた」と説明した。

 



Mass■世論、市民運動


高空座り込み経験者200名、
韓進重金指導員へ連帯メッセージ 
 


韓進重工業のギムジンスク指導委員の85号クレーン高空座り込みが204日を迎えるなか、高空座り込みを経験した200余名の人々が金指導委員に応援のメッセージを送った。

「3次希望のバス企画団」は 28日午前、ソウル金属労組会議室で「空に上がった人々が 85号クレーンギムジンスクに送る手紙の会」を開いた。

この席には 21年前現代重工業ゴリアテクレーンに上がったイガブヨン前民主労総委員長を含めて、送電塔で 88日間高空座り込みを進行したカンビョンジェ大宇造船非正規職労動者、ギリュン電子労動者など 14人の労動者が参加した。
「極限の闘いを要求する資本、私たちは勝利という希望を作る」

去る 2003年、50m煙突で132日間高空座り込みを進行したイ・ゼヒョンセアベスティル労動者は「132日間朝起きれば、煙突の下にある組合員たちを先に確認したし、彼らと一緒にいることを毎日確認しながら、その時間を堪えた」「ギムジンスク指導委員と韓進重工業労動者たち、そして私たちが一緒にしながら勝利後、降りてきてほしい」と明らかにした。
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非正規職の正規職化を要求して2008年 7月、麻浦大橋 CCTV鉄塔に上がったジョンインヨルコスコム労動者は「わらでもつかむ心情で、麻浦大橋高空座り込みを進行したが、人々は堪えなさいという話より、もう要らない, 下りなさいというはなしをしていて、さびしい気持ちもあった」とくちを切った。「ギムジンスック同志もそんな話をたくさん聞くはずだ」「恐れ入るが金指導委員は解決される時までもうちょっと堪えてくれてほしい。私たちの代わりに闘ってくれて感謝する」と伝えた。

不法派遣正規職化と労組認定を掲げて、2006年 3月から 32日間 GM大宇車昌原工場内 40m煙突で高空座り込みを行ったグォンスンマンGM大宇車昌原工場の非正規職労動者は極限で走っている闘争に憂慮を示した。 彼は「資本は現場統制を強化して、労動者たちに極限の闘争を要求していて切ない」「金指導委員の高空座り込みが 200日が過ぎたのにまだ問題は解決されていないが、勝利という希望を作って、無事に降りてきてほしい」と明らかにした。

 
 
 



 


NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮外務次官「6ヶ国協議再開へ」


6カ国協議の北朝鮮首席代表、李容浩(リ・ヨンホ)外務次官は22日、インドネシア・バリ島で韓国首席代表の魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商部朝鮮半島平和交渉本部長と会談後、記者らに対し「6カ国協議を一日もはやく再開させるために努力することで合意した」と明らかにした。

李外務次官は、2005年9月の6カ国協議共同声明の履行に向け、同協議を早期に再開するための努力の一環として魏本部長との会談に臨んだと説明した。

会談は率直かつ真摯(しんし)な雰囲気の中で行われ、6カ国協議共同声明の確実な履行に向けた意志を確認したと述べた。

一方、魏本部長は会談終了後、「会談は生産的で有益だった。非核化交渉の過程で努力を続けていくことで合意した」と述べた






コリアン情報ウィークリー(2011年)

第408号 2011年07月25日 高空座り込み200名、韓進重金指導員へ連帯メッセージ
第407号 2011年07月18日 「希望時局会議200」、韓進重工業の前で開催
第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日 金属労組、韓進重工業非解雇者復帰宣言
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設

第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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