To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:306 (2009.08.10)

再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月03日(月)

 「慰安婦問題忘れない」、在米同胞が追慕碑設立推進

08月04日(火)

 クリントン元米大統領が平壌に到着

08月05日(水)

 北朝鮮抑留の韓国人問題、韓国政府「釈放へ最善尽くす」

08月06日(木)

 米女性記者140日ぶりに帰国、家族と涙の再会

08月07日(金)

 クリントン氏の訪朝結果、米国が韓国に要点説明

08月08日(土)

 金大中氏の病状、再び一時悪化

 


Government
政府、政党

現代会長訪朝、大統領府、距離置きながら期待


青瓦台は10日、ヒョンジョンウン・現代グループ会長の訪北に対して「企業次元の仕事」と言いながら愼重な態度を見せた。

まるで去る4ー5日ビルクリントン前アメリカ大統領の訪朝と女記者釈放に対してアメリカ政府が表で距離を置いたことを連想させる対応だ。

青瓦台はこの日、ヒョン会長の訪朝に対して公式言及を慎んだ。青瓦台核心関係者が記者たちに会って「ヒョン会長の訪朝結果に対して予断することができない」「どんな形態でも名分ある仕上げを期待する」と言ったのが青瓦台の気流だ。

青瓦台の他の核心関係者は「ヒョン会長の訪北は政府が企画·決めたのではなく、現代牙山の問題であるので責任を負ってでたこと」「南北政府間に交通があるのではない」と線を引いた。

しかし、青瓦台の参謀たちはヒョン会長と金委員長の面談及び抑留者の帰還の成功可能性に対して「期待を持って見守っている」と希望を現わした。

特に「李明博大統領の8·15祝辞に盛られる対北メッセージへの影響」を気にしている。




Mass■世論、市民運動


再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組
 


YTN労組にまた暴風が迫るようになった。グボンング社長の辞退以後、全面に登場したベ・ソックギュ社長職務代行が9日、YTN 内部に爆弾のような措置を発表した。

1.報道局長推薦制によって選出されて任期が保障されているゾンヤングン報道局長のいきなり入れ替え。
2.労組に対する強硬対応を主導している金百経営企画室長の報道局長任命。
3.番組「突発映像」の林チャンヒョク PDに対する待機発令措置。
4.2003年の団体協約に規定されて実施されて来た「報道局長推薦制」廃止の一方的宣言。

これは一言でYTN放送労組に向けた全面戦争宣言のようなものだ。

ベソックギュ社長職務代行は、「幹部たちの崩れた綱紀を直すことができなければ、会社の生存を担保にすることができない」「綱紀を立ててからこそデスク体制が確立され、権威を行使することができる」と宣言したという。

YTN事態がこれからどういうに展開されるのか。ベソックギュ-金百体制は労組の予想される反発に対して「綱紀」を先に立たせて、退任した前社長もできなかった超強硬カードを取り出して労組を無力化させようとしている。

YTN労組がどういう対応をするのか注目されている。YTN労組は再び闘争の岐路に立っている。



 

双竜車事態、労組の拘束者64名に及ぶ
 


双竜車事態を捜査中の京幾地方警察庁は、10日平沢工場で占拠ストライキをして暴力を行使し、会社業務を邪魔した疑いで、労組員37人と外部1人等38人を追加で拘束した。

法院はこれともに一緒に労組員4人に対しては令状を棄却した。先立って警察は去る8日、金属労組幹部金某(45)氏と双竜車共闘本部関係者金某(42)氏など外部の2人を拘束した。

これで、双竜車事態に係わる拘束者は双竜車労組員53人と外部の11人など皆64人に増えた。

 



 

NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、「ナロホの発射に対する6者会談参加国の反応に注目」


北朝鮮外務省は10日、韓国の初宇宙発体ナロホ(KSLV-I)の打ち上げ計画を取り上げ、「6者会談参加国らが南朝鮮の衛星打ち上げもUN安全保障理事会に上程させるのか見守ること」と言った。

北朝鮮外務省代弁人はこの日の朝鮮中央通信記者と問答で、韓国がロシアの技術協助を受けてすぐ衛星打ち上げをするようになるというのに「4ヶ月の前に6者会談参加国たちは私たちが進行した科学衛星打ち上げをUN安全保障理事会にもって行って糾弾して、私たちに対する制裁をしたことがある」といった。

北朝鮮のこのような言葉は去る4月の人工衛星用だと主張しながら発射した長距離ロケットを国際社会が長距離ミサイルだと規定して、これに対する制裁を盛ったUN安保理の議長声明を採択したので、韓国のナロホ打ち上げに対しても等しい基準を適用するかをみて、安保理の措置の不当さを認めさせようとする狙いだとみられる。

北朝鮮外務省代弁人は、「6者会談の生命であり、基礎である自主権尊重と平等の原則が崩れたので、会談は終末を告げるようになった」と指摘して、「南朝鮮の衛星打ち上げに対する6者会談参加国たちの反応と態度を見れば平等の原則が存在するかそれとも崩れたのか、もう一度はっきりと証明される」と付け加えた。

北朝鮮外務省は去る4月14日、UN安保理の議長声明に反撥して声明を出して北核 6者会談に「二度と絶対に参加しない」「どんな合意にもこれ以上拘束されないこと」と明らかにした。



 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第306号 2009年08月10日 再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組
第305号 2009年08月03日 民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成
第304号 2009年07月27日 民主党チョン代表議員辞職「メディア法無効闘争」突入
第303号 2009年07月20日 放送3社、初の同時ストライキ実施
第302号 2009年07月13日 ノ前大統領国民葬49祭、終了後も参拜客続く
第301号 2009年07月06日 野党民主党、「民主勢力統合を推進」
第300号 2009年06月29日 全教組、「第2次時局宣言」着手、3万ー5万参加予想
第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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