To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:411 (2011.08.15)

1万名、「希望時局大会」を開催


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendar
カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月08日(月)

 韓露外相、北朝鮮含む共同事業推進に合意

08月09日(火)

 韓国民間団体、北朝鮮に第3次分の小麦粉支援

08月10日(水)

 日帝強制動員歴史記念館、釜山で11日着工へ

08月11日(木)

 潘国連事務総長、対北朝鮮制裁の解除は尚早

08月12日(金)

 韓国の民間団体が13日に訪朝、水害支援を協議

08月13日(土)

 北朝鮮メディア、米国の「日本海」支持を非難

 


Government
政府、政党

日帝強制動員歴史記念館、釜山で11日着工へ


日本による植民地時代に、日本で働かせるために行われた強制連行の実情を伝え、歴史意識を高めるための「日帝強制動員歴史記念館」の起工式が11日、釜山市内の堂谷近隣公園で開かれる。

韓国政府の機関「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者等支援委員会」が10日、明らかにした。

起工式には強制動員の被害者や遺族ら200人余りが参加する予定だ。

記念館は7万5465平方メートルの敷地に地上3階、地下4階で建てられる。展示室や記録管理室、追悼塔などが設けられる計画。2012年の完成を目指す。

同委員会は2005年から6年間、強制連行された被害者や遺族から寄贈された記録物や写真など、約30万点の史料、遺物などを記念館に展示し、強制連行の実態を伝える考えだ。

記念館が釜山に設立される背景には、日本植民地時代に強制連行された被害者らが日本に向け出発した場所が釜山港で、被害者の約22%が釜山と接する慶尚道の出身者だったことがある。

 



Mass■世論、市民運動


1万名、「希望時局大会」を開催
 


20日、 約1万名の参加者が押し掛け、午後10時からソウル市庁広場で希望時局大会が開催された。

今回の希望時局大会は、△韓進問題の平和的解決、△教師、公務員の憲法的基本権である政治的基本権争奪、政治弾圧中断△言論の公正性回復、朝鮮・中央・東亜放送特典阻止、言論の自由守護、△親環境無償給食の全面実現、呉世勲民主主義蹂躙審判、△半額登録金、教育福祉実現の要求と目標を掲げた。

統一問題研究所のペク・キワン所長は開会発言で「韓進重工業の聴聞会で韓進重工業の烈士の動画を見て、妻と共にずっと泣いた」とし「持っているものといえば拳しかない労働者が団結し、民衆勢力を一つにまとめる時だ」と強調した。

キム・ジンスク指導委員も電話で「9歳の子供が趙南鎬会長とハンナラ党議員にお父さんの整理解雇を撤回してくれと手紙を書く国で私たちが暮らしている」と糾弾した。続いてキム指導委員は「組合員たちと、ここに集まった皆さん、希望バスに乗る方々、整理解雇に反対して非正規職ない世の中を夢見るすべての人がキム・ジンスクだ」とし「最後まで共に闘争しよう」と頼んだ。

野6党の代表の発言も続いた。教師、公務員の政治弾圧に関して、民主労働党の李正姫(イ・ジョンヒ)代表は「今回の教師、公務員政治弾圧は、単一の事件で 1900人が法廷に立つ建国以来最大の事件で、社会の進歩的な改革を阻止しようとする政権の意図」とし「野党は政策協議会を通じ、教師、公務員の政治的な基本権のために努力すると約束した。8月の国会でこれを実現するため一緒にする」と説明した。

 

 



 


NorthKorea朝鮮の動向

金正日総書記、20日にも訪露可能性


韓国の国家情報院当局者は19日、北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記のロシア訪問が差し迫っている、と韓国国会の情報委員会で報告した。

また、韓国政府筋によると、金総書記の特別列車が朝露国境近くの咸鏡北道に待機しており、「金総書記は20日にも国境を越える可能性が高い」としている。

聯合ニュースも韓国政府消息筋の話として、「金総書記は20日朝に出発し、朝露国境のロシア側のハサンで沿海州知事の出迎えを受けた後、ウラジオストクに向かうと承知している」と伝えた。

韓国のニュース専門チャンネルYTNは、金総書記がウラジオストクでメドベージェフ大統領かプーチン首相と首脳会談を行うものとみられ、プーチン首相と会う可能性が高いとし、経済協力、食糧支援や6か国協議再開問題などが話し合われるとの見通しを報じた。

両国の間では、国境をはさんだハサンと北朝鮮の羅先(ラソン)自由経済貿易地帯との間の鉄道を整備することで合意、ロシアと北朝鮮をガスパイプラインで結ぶ計画も持ち上がっている。





コリアン情報ウィークリー(2011年)

第411号 2011年08月15日 1万名、「希望時局大会」 開催
第410号 2011年08月08日 20日、各界各層人士 413人「8.20希望時局大会」宣布
第409号 2011年08月01日 「8・15良心囚赦免・公安弾圧中止」記者会見開催
第408号 2011年07月25日 高空座り込み200名、韓進重金指導員へ連帯メッセージ
第407号 2011年07月18日 「希望時局会議200」、韓進重工業の前で開催
第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日 金属労組、韓進重工業非解雇者復帰宣言
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設
第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

Copyright ? 2000-2011フォーラム平和・人権・環境 All rights reserved.
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1F
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org