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コリアン情報ウィークリーNo:517 (2013.08.26)

天主教 50年ぶり 初の時局ミサ


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月19日(月)

 国家情報院職員 投稿文、数百万件「組織的リツィット」

08月20日(火)

 権捜査課長「捜査発表、大統領選挙に影響を及ぼす目的 明白」

08月21日(水)

 天主教 50年ぶり 初の時局ミサ「正義がない国」

08月22日(木)

 目処が立たない韓-日首脳会談

08月23日(金)

 農民たちも「国家情報院 改革せよ」、全国各地「町内ろうそく集会」

08月24日(土)

 南北、離散家族対面 来月25日〜30日 金剛山(クムガンサン)で開催

 


Government
政府、政党

権捜査課長
「捜査発表、大統領選挙に影響を及ぼす目的 明白」


19日に開かれた国家情報院大統領選挙介入真相究明のための国政調査2次聴聞会で、クォン・ウンヒ前水西(スソ)警察署捜査課長は、ソウル地方警察庁が昨年大統領選挙を3日後に控えた12月16日夜11時、突然に捜査結果を発表したことは「大統領選挙に影響を及ぼすための不正な目的だったことは明白だと判断する」と話した。 国家情報院の行為が大統領選挙介入であり、ソウル警察庁が縮小捜査をしたという検察の起訴内容を再確認したのだ。 クォン前課長は国家情報院コメント事件の警察捜査責任者であった。

クォン前課長は水西(スソ)警察署から国家情報院職員キム・ハヨン氏のコンピュータ分析依頼を受けたソウル警察庁が捜査発表の前日である12月15日‘キーワードを減らしてほしい’と要求したことと関連して「キーワードの縮小は即ち捜査の縮小を意味する」と話した。

水西署捜査チームはキム氏のコンピュータを分析するプログラムがなく、これを持っているソウル警察庁に分析依頼をし、キーワード100ヶを送ったが、ソウル庁は4ヶ(朴槿恵(パク・クネ)、文在寅(ムン・ジェイン)、セヌリ党、民主統合党)に縮小し分析した。 これと関連してキム・ポキュ前ソウル地方警察庁デジタル犯罪捜査チーム長は「キーワードが多いからと言って正確とは言えない。 IDとニックネーム等で検索してこそ(キム氏が書いた)他の文も確認できる」と釈明した。

 だが、クォン前課長は「証拠分析を依頼したのはパーソナルコンピュータ2台だ。 多くのキーワードを入れることが当然だ」として「捜査結果を見れば分かるだろうが、IDとニックネームではそのIDで活動したことだけを知ることが出来る反面、キーワードで見れば他のIDで活動した痕跡も捕らえられた」と反論した。


 

Mass■世論、市民運動


天主教 50年ぶり 初の時局ミサ
「正義がない国」


20日午前、京畿(キョンギ)水原市(スウォンシ)長安区(チャンアング)亭子洞(チョンジャドン)の天主教水原教区主教座聖堂で水原教区所属の司祭と修道女100人余りと信徒など600人余りが参加した中で‘国家情報院大統領選挙不法介入真相糾明および責任者処罰を要求する天主教水原教区時局ミサ’が開かれた。

講論に立った水原教区総代理イ・ソンヒョ主教は、聖オーガスティンの話を引用し、最近の国家情報院による大統領選挙不法介入に対して国内政界で広がっているみじめな状況に対して決心したように話した。 イ主教は「2013年私たちはどこへ向かっているか。 憲政史上初めての事件が目の前で起きている。 政治は過去1970年代に戻っている」として惨憺たる思いを示した。

水原教区庁のこの日の時局ミサは、1963年ソウル教区庁から水原教区庁が分離して50年ぶり初めての出来事だ。 全国的には釜山(プサン)・馬山(マサン)・光州(クァンジュ)大教区・仁川(インチョン)・全州(チョンジュ)教区、大邱(テグ)大教区と安東(アンドン)・大田(テジョン)・原州(ウォンジュ)教区に次ぐもので、15教区の内、10番目の時局宣言だ。




 

NorthKorea朝鮮の動向

南北、離散家族対面、金剛山(クムガンサン)で開催


南北は23日、板門店(パンムンジョム)南側地域‘平和の家’で、午前10時から赤十字実務接触を開き、11時間余りの協議の末にこのような内容を盛り込んだ合意書をこの日夜9時に発表した。

この日の協議は秋夕(チュソク)を前後して離散家族対面・画像対面の合意を目標に始めたが、対面規模と北へ拉致された人・国軍捕虜を含めるか否かをめぐり合意を見ることができず、夜遅くまで陣痛を繰り返した。 しかし北へ拉致された人・国軍捕虜問題は合意書に含めることができず、対面規模も過去同様の100人水準に留まった。 対面行事の定例化と生死確認、書信交換など離散家族問題の根本的解決も継続的に努力することで合意するにとどまった。

この日の合意により、生死確認依頼書は8月29日に200人から250人の間でそれぞれ便利な方法で交換することにした。 回付書は9月13日に、最終名簿は9月16日に交換することにし、対面の形式と方法などは慣例に従うことにした。 回付書とは本当に家族であることを確認するために片方が送った問いに他方が返事を送ることをいう。 南北は9月25日に対面行事が開かれる5日前に先発隊を現地に派遣して離散家族面会所など施設を点検する予定だ。




コリアン情報ウィークリー(2013年)

第517号 2013年08月26日  天主教 50年ぶり 初の時局ミサ
第516号 2013年08月19日  朴槿恵(パク・クネ)政府スタート以後、国家情報院糾弾デモ「強硬鎮圧」
第515号 2013年08月12日  『韓国日報』二ヶ月余ぶりに正常発行 開始
第514号 2013年08月05日  全公務員労組 合法化 4回目の挫折
第513号 2013年07月29日  「国家情報院政治介入糾弾」キャンドル集会を無視する地上波放送
第512号 2013年07月22日  MBC、国家情報院事件を扱った記者「業務排除」
第511号 2013年07月15日  裁判所「日本は徴用被害者に1億ウォンずつ賠償せよ」 初判決
第510号 2013年07月08日  17の報道機関の新人記者たち「韓国日報闘争支持」声明
第50
号 2013年07月01日  『国家情報院事態 胴元は朴大統領』 教授らも「時局宣言」
第508号 2013年06月24日  与野党、全斗煥追徴時効「10年延長」合意
第507号 2013年06月17日  ソウル、すべての国公立子供の家(保育園)、夜12時まで運営
第506号 2013年06月10日  「韓米連合軍司令部」を「連合戦区司令部」に
第505号 2013年06月03日  ニューライト教科書「5・16は革命、5・18は暴動」
第504号 2013年05月27日  密陽(ミリャン)送電塔建設、住民との激しい衝突
第503号 2013年05月20日  国家情報院、「パク・ウォンスンソウル市長制圧文書」作成
第502号 2013年05月13日  江汀マウル(村)テント強制撤去後、花壇造成
第501号 2013年05月06日  民主労総、指導部空白長期化
第500号 2013年04月29日  政府、またも「ニム(君)のたのの行進曲」なくす計画
第499号 2013年04月22日  起亜自動車光州工場の社内下請け労働者が焼身
第498号 2013年04月15日  晋州医療院廃業の阻止のための大規模集会を開催
第497号 2013年04月08日  「無労組」イーマート、労組活動保障・解雇者復職
第496号 2013年04月01日  ついにキム・ジェチョルMBC社長 解任
第495号 2013年03月25日  憲法裁判所、朴正熙政権 緊急措置1・2・9号 違憲決定
第494号 2013年03月18日  住民センター福祉職公務員の自殺続く
第493号 2013年03月11日  「代案放送」100万人の夢に向かって、「国民TV」第一歩
第492号 2013年03月04日  双龍(サンヨン)車 送電塔 籠城「病魔と100日」
第491号 2013年02月25日  盧武鉉前大統領借名口座」発言、「チョ・ヒョノ元警察庁長法廷拘束」
第490号 2013年02月18日  勤労挺身隊被害者「不二越」に損害賠償訴訟
第489号 2013年02月11日  朴槿恵の「4大重症疾患支援」政策変更に非難世論
第488号 2013年02月04日  コルト楽器 座込み場 強制執行
第487号 2013年01月28日  米ニューヨーク州上院「慰安婦強制動員は犯罪」
第486号 2013年01月21日  国会・市民社会、4大河川事業、「解決法の公論化」要求
第485号 2013年01月14日  竜山惨事4年、遺族、朴当選人との面談要求
第484号 2013年01月07日  希望バス、再び釜山へ




コリアン情報ウィークリー(2012年)

第483号 2012年12月31日  映画「レ・ミゼラブル」、大統領選挙後の集団ヒーリング効果



コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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