To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:464 (2012.8.20)

現代車非正規職、
「非正規職が参加する特別交渉」要求


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
tel.03-5289-8222/fax.03-5289-8223/E-mail:peace-forum@jca.apc.org




 Calendar
カレンダー 

 

08月13日(月)

 中国、羅・先地区事実上占領、技術者100名派遣

08月14日(火)

 民主労総、統合進歩党との決裂宣言

08月15日(水)

 中朝、羅先地区に投資拡大の合意

08月16日(木)

 李大統領「日本は友邦であるが、慰安婦は人類の普遍的な価値に反する」

08月17日(金)

 サッカー協会の日本への「謝罪メール」波紋

08月18日(土)

 日「独島(竹島)ICJへ共同提訴」、韓国「無視」

 


Government
政府、政党

韓国・釜山の原発、
隣接する村が電力会社に集団移転要望


韓国釜山市の古里(コリ)原発近くに住むのは危険だとして、隣接する村が集団移転を電力会社などに求めている。

韓国で最も古い原発。全電源を喪失する事故から約5カ月間停止していたが今月再稼働したため、福島の原発事故に重ねて周辺住民の不安は膨らむばかりだ。

長崎県・対馬から約75キロ、福岡県の約200キロ北にある古里原発。「福島と同じ事故が起こればとてつもない被害がある。原発がこれほど隣接する集落は世界中どこにもない」。吉川(キルチョン)里(村)の代表、金明福(キム・ミョンボク)さん(51)は訴える。村には925世帯2700人が暮らす。

今年2月、定期検査中の1号機が作業員のミスと非常用発電の故障により全電源がストップした。約12分後に復旧し、放射能漏れはなかったが、電力会社は事故を隠し、発覚が1カ月以上も遅れた。住民の原発不信が一気に膨らんだが、韓国政府は今月、夏の電力需給の逼迫(ひっぱく)を理由に再稼働を認めた。



Mass■世論、市民運動


現代車非正規職、
「非正規職が参加する特別交渉」要求


全面スト中の現代自動車非正規職支会は22日午前、「不法派遣協議を現代車支部の臨時団体協議の本交渉では議論しないこと」を要求して、蔚山現代自動車支部前で座り込みに突入した。

支会は報道資料を通じて「現代車が現代車支部との臨時団体協議の本交渉で『社内協力業者の人員直営化関連別途合意』提示案は社内下請労働者が10年間闘争してきた法的権利を奪うことだ」と訴えた。

2004年労働部は現代車蔚山、牙山、全州工場127個すべての社内下請業者(9,234個工程)を不法派遣と判定し、2010年7月22日には最高裁でチェ·ビョンスン組合員に対して不法派遣判決を下している。

「社内協力業者の人員直営化関連別途合意」提示案には、現代車は13,000人の社内下請労働者のうち2015年度までに現在の社内協力業者勤務者の中、3,000人を当社の採用基準に適合したものとして採用する」という案を提示した。

しかし、現在の社内下請労働者は13,000人で、残りの万人の社内下請労働者の直接雇用は依然として無視していることになる。

これに伴い、支会は、現代車支部の前で「不法派遣協議を現代車支部本交渉で合意しないこと」「不法派遣問題は、非正規職主体が参加している不法派遣特別交渉に一本化して扱うこと」を要求している。


 


 



NorthKorea朝鮮の動向

日朝赤十字会談北京で開始「遺骨収集や墓参を協議」


北朝鮮・朝鮮中央通信が13日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問と日本の対応を非難した。

同通信は「独島強奪に目の色を変える日本の図々しい醜態」と題した記事で、李大統領の名前は出さないまま「南朝鮮(韓国)の現当局者が10日に独島を訪れた。当局者の訪問計画が公表されると、南朝鮮の各界では世論をなだめて統治の危機を免れるためのものだという非難の声が上がった」と報じた。

続けて「(これに対して)日本の首相や外相らが遺憾だ、毅然(きぜん)と対応するなどと騒ぎ立てたかと思えば、南朝鮮の外交通商部長官に抗議する醜態まで演じた。日本の反動層が朝鮮民族の神聖な領土をめぐり横暴なまねをしているのは、南朝鮮当局の日本に対する低姿勢外交の結果だ」と非難した。北朝鮮が李大統領の独島訪問に反応するのはこれが初めて。

また、北朝鮮の統一運動団体「祖国統一民主主義戦線」も同日、独島訪問について「親日売国奴の正体を隠し、怒った世論を静めるための政治茶番劇にすぎない」と主張した。






コリアン情報ウィークリー(2012年)

第464号 2012年08月20日  現代車非正規職、「非正規職が参加する特別交渉」要求
第463号 2012年08月13日  民主労総、「統合進歩党への支持撤回を決定」
第462号 2012年08月06日  金属労組第3次ストライキ、10万人以上参加
第461号 2012年07月30日  結局二つに別れる進歩党、新党権派「新党創党へ」
第460号 2012年07月23日  大統領有力候補の安哲秀氏、本出版で事実上出馬表明
第459号 2012年07月16日  李民主代表「10月にアン·チョルス 、統合進歩党の3者による最終一本化」
第458号 2012年07月09日  統合進歩党、新代表に姜基甲「革新を続ける」
第457号 2012年07月02日  日韓軍事情報協定推進の波紋拡大広がり
第456号 2012年06月25日  セヌリ党と民主党、統合進歩党の議員2名除名の推進に合意
第455号 2012年06月18日  最大野党の大統領選候補ムンジェイン、出馬宣言

第454号 2012年06月11日  韓米FTA、ISD協議は韓国案が提案されてから検討
第453号 2012年06月04日  第21回民族民主烈士·犠牲者の汎国民追慕祭「6・10民主化運動継承」

第452号 2012年05月28日
  貨物・建設労組、6月末ゼネスト闘争に突入

第451号 2012年05月21日
  日帝徴用者の個人請求権を認める

第450号 2012年05月14日
  統合進歩党、結局2重権力体制へ

第449号 2012年05月07日
  統合進歩党中央委員会、衝撃の暴力事態

第448号 2012年04月30日  統合進歩党、「比例代表選出の不正選挙」認定で波紋

第447号 2012年04月23日  再び始まる米産牛肉輸入反対のためのキャンドル集会

第446号 2012年04月16日  21日、双龍車汎国民追慕大会「生きて工場に帰ろう」

第445号 2012年04月09日  スト中のMBC労組の個人財産の仮差押え、「最悪の労組殺し」

第444号 2012年04月02日  総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦

第443号 2012年03月26日  統合進歩党、「野党連帯の影響があれば20席以上も可能」

第442号 2012年03月19日  総選挙中間発表、野党「3ヶ月で30議席失った」

第441号 2012年03月12日  安哲秀、放送3社ストライキ支持

第440号 2012年03月05日  海軍、済州道の基地建設開始

第439号 2012年02月27日  朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる

第438号 2012年02月20日  MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」

第437号 2012年02月13日  15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足

第436号 2012年02月06日  民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立

第435号 2012年01月30日  大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し

第434号 2012年01月23日  MBC放送ストライキ決定、30日実行

第433号 2012年01月16日  慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」

第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断

第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く




コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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