To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:209(2007.10.01)

派兵反対国民行動、
「派兵延長案は国民詐欺劇」糾弾


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

1:Calendarカレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1
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 Calendarカレンダー 

 

09月24日()

 自民総裁に福田氏 韓国「関係修復の好機」

09月25日()

 韓米外相が26日会談、北朝鮮核問題共助案を模索

09月26日()

 千本部長「申告・無能力化の行程表作りが重要」

09月27日()

 無能力化策、ヒル次官補「北朝鮮と大きな開きない」

09月28日()

 6カ国が年内無能力化に同意、具体策では隔たりも

09月29日()

 米、北朝鮮に重油5万トン支援を承認

 


Government
政府、政党

盧大統領名義盗用指示したソウル区議員に逮捕状



?旧与党系・大統合民主新党の公認大統領候補を決める党内選挙をめぐり、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の名義が盗用された事件を捜査しているソウル警察庁・捜査科は1日、盧大統領の名義を盗用し新党・党内選の選挙人団に登録するよう指示した疑いで、ソウル鍾路区(チョンログ)の区議員チョン・インフン容疑者(45、女)への逮捕状を請求した。

?? 警察によると、チョン容疑者は息子の大学生パク某容疑者(19)ら3人に1時間当たり5000ウォン(約600円)のアルバイト代を支払い、8月23日午後5時〜8時30分、ソウル崇仁洞(スンインドン)のサイバーカフェで、盧大統領を選挙人団に登録させた。パク容疑者は、警察の取り調べで「母(チョン容疑者)から、登録する人の名前と身元情報が記された紙数枚を受けた」と供述した。

?? また、盧大統領だけでなく党員と政治家などを含む97人の名義も盗用していたことが確認された。チョン容疑者は、鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補の熱烈な支持者とされる。「鄭東泳党内選候補女性選挙対策委員会・ソウル地域事務総長」という肩書きも持っている。警察は、チョン容疑者が鄭候補への支持を公表していたとの点から、チョン容疑者と鄭候補陣営とのかかわりについても取り調べている。






Mass■世論、市民運動


派兵反対国民行動、「派兵延長案は国民詐欺劇」 糾弾



派兵反対国民行動は、28日国防省の前で記者会見を持って「'イラクに派兵されたザイトン部隊の撤兵計画案を出す」と言う政府の「約束移行」を促した。

去年イラクに派兵されたザイトン部隊の派兵案の延長を推進しながら政府は、今年の上半期まで年内撤兵計画を出すと約束した事がある。

派兵反対国民行動はこの日記者会見を通じて「6月末にも青瓦台スポークスマンは『'2007年末に派兵活動を仕上げるという政府の意志に変わりがない』と言ったが、ノ・ムヒョン政府は今年上半期、提出計画の約束を破ったし、再び 9月まで出すという撤兵計画書の提出を10月中旬にまで延ばした」と指摘した。
また政府の歩みに対して,「撤兵計画書提出時限を破ったことのみならず、今はザイトン派兵延長を推進している」と非難した。

去る9月7日開かれた韓米首脳会談で、,ブッシュ大統領の派兵延長協力要請に対して、ノ・ムヒョン大統領は「同盟国としてできる仕事をずっと捜して行くこと」と返事した。

派兵反対国民行動は「(ノ・ムヒョン大統領の返事は) 事実上派兵延長要請を受け入れたこと」と解釈して、「ノ・ムヒョン政府が推進している派兵延長は危機に陥ったブッシュ行政府のイラク占領政策を『再建する』ためのもの」で、「国民との約束も覆してしまう対国民詐欺劇』と政府を糾弾して、早速な撤兵計画案提出を促した。

一方、派兵反対国民行動は来る10月27日ザイトン派兵延長反対とイラク占領終熄のための韓米共同反戦行動を行う。






NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮、年内テロ支援国解除を要求


中国・北京で開催されている6カ国協議2次会議で、北朝鮮が年内のテロ支援国指定解除を合意文に明示するよう要求したことが28日、伝えられた。これを受け、共同声明にテロ支援国解除時点が明示されるかどうかが今会談の核心争点に浮上した。

?? 北朝鮮と米国は会談開幕前日の26日からこの日までの数回にわたる協議で、核施設の無能力化および核プログラム申告問題だけでなく、テロ支援国解除時点を共同声明に明示する案について集中的に協議したが、まだ接点を見いだせずにいる。

?? 北朝鮮は核施設の無能力化や核プログラム申告など自らが取るべき非核化第2段階措置を年内に終えるだけに、米国も「行動対行動」に基づき同じ期間内にテロ支援国解除を約束しなければならないということだ。

??朝鮮新報は27日、「朝鮮の立場からみれば、それ(無能力化)は米国の敵対視政策転換が核兵器製造能力を持たなくてもよい段階に達したと判断できる時点で取れる措置」と報じ、テロ支援国解除と核無能力化は同時に履行されるべきだという立場を再確認した。




コリアン情報ウィークリー(2007年)

第209号 2007年10月01日 派兵反対国民行動、「派兵延長案は国民詐欺劇」 糾弾
第208号 2007年09月24日 孫鶴圭候補「選挙対策本部解体」、組織なしで選挙戦に
第207号 2007年09月17日 宗教的兵役拒否者の代替服務制許容
第206号 2007年09月10日 民主労働党、決選投票突入
第205号 2007年09月03日 済州監視団、農協中央会の米牛肉輸入糾弾
第204号 2007年08月27日 民主労動党の予備選挙、光州全南でもクォン・ヨンギルの勝利
第203号 2007年08月20 民主労総 の「1千人先戦隊」、毎日イーランド売場を打撃
第202号 2007年08月13 済州海軍基地の誘致を主導した村会長、解任
第201号 2007年08月06 タリバン人質事件15日目、交渉妥結−軍事作戦の岐路に
第200号 2007年07月30 民教協,「即撤兵だけがアフガン事態解決する」
第199号 2007年07月23 政府、8月に末登録移住労働者の大規模な取り締まりを予告
第198号 2007年07月16 支持が広がるELAND非正規職労働者の占拠闘争
第197号 2007年07月09 済州島、軍基地撤回を超えて平和と軍縮の拠点で
第196号 2007年07月02
 イーランド売場 20箇所、オールストップ
第195号 2007年06月25日 金属労組、反FTA全国循環ストライキ進行
第194号 2007年06月18日 民主労働党、「進歩大連合実現のための連席会議」提案
第193号 2007年06月11日 民主労総、6月総力闘争宣布
第192号 2007年06月04日 ホセウク烈士死亡49日追悼式、韓米FTA全面無效総決起大会
第191号 2007年05月28日 済州道自治体、海軍基地建設計画の収容を決定
第190号 2007年05月21日 京義・東海線、歴史的試運転
第189号 2007年05月14日 李明博前市長が譲歩、ハンナラ内紛収拾局面
第188号 2007年05月07日 民主労総、メーデー集会で対政府5大要求発表
第187号 2007年04月30日 済州軍事基地対策委,住民投票実施促求
第186号 2007年04月23日 韓米FTA、米側要求77%貫徹,韓国は8%
第185号 2007年04月16日 15日間死闘したホセウック組合員、死亡
第184号 2007年04月09日 韓米FTA交渉源泉無効を求める対国民行進
第183号 2007年04月02日 労働者焼身の中、「米韓FTA反対キャンドル夜間集会」
第182号 2007年03月26日 民主労動党大統領選挙方針,「進歩陣営単一候補」 決定


第181号 2007年03月19日 3.17イラク侵略 4年糾弾国際反転
共同行動「イラク占領終熄!直ちに撤兵!」

第180号 2007年03月12日 ヨスウ惨事共同対策委員会記者会見,全面再捜査促求
第179号 2007年03月05日 世界女性の日99周年、「非正規職女性労動者」問題が中心
第178号 2007年02月26日 アプガニスタンでユンザング兵長死亡に撤兵要求の声
第177号 2007年02月19日 麗水(ヨスウ)出入国事務所内の火災事件で移住労働者9名死亡
第176号 2007年02月12日 全経連経済教科書発行に労動界反発
第175号 2007年02月05日 平沢テチュリ住民、政府と移住に合意
第174号 2007年01月29日 民主労働党創党7年「庶民政党として生まれ変わる」
第173号 2007年01月22日 民主労総イ・ソクヘン委員長当選者記者会見
第172号 2007年01月15日 現代自動車ー労組、「成果給」支給で妥結
第171号 2007年01月08日 教育省、全教祖の2千余人の行政処分
第170号 2007年01月01日 盧大統領「大統領4年連任制に憲法改正」


コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27
 金正日「南侵威嚇はない」

 

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