To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:415 (2011.09.12)

第5次希望バス、 10月8日、釜山韓進重工業で開催


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

09月05日(月)

 金剛山投資の韓国企業、北朝鮮の新観光事業に不参加

09月06日(火)

 韓国政府、北朝鮮への水害支援、15日に第1次分伝達

09月07日(水)

 韓国の魏聖洛氏訪米、6カ国協議再開などを協議

09月08日(木)

 日本側に元慰安婦賠償問題の協議提案へ、韓国政府

09月09日(金)

 訪米中の韓国6カ国協議首席代表、米高官と協議

09月10日(土)

 韓国・インドネシア国防相会談、防衛協力など協議

 


Government
政府、政党

韓国政府、日本側に元慰安婦賠償問題の協議提案へ


韓国の外交通商部当局者は8日、元従軍慰安婦の賠償請求権問題解決に取り組むタスクフォースを設置するとともに、日本側に同問題に関する協議を提案する方針を明らかにした。

同当局者によると、提案は憲法裁判所が先月末、旧日本軍によって従軍慰安婦にされた被害者の賠償請求権について、韓国政府が具体的な努力をしないのは憲法に違反するとの判断を下したことを受けたものだ。

今週末にも在韓日本大使館か在日韓国大使館を通じ、協議を打診する予定という。

従軍慰安婦問題を話し合う両国の協議は1990年まで行われていた。金泳三(キム・ヨンサム)元大統領と金大中(キム・デジュン)元大統領政権の際は、首脳会談などで従軍慰安婦問題も議論された。

日本政府は司法当局の判例を根拠に、1965年の請求権協定で個人の請求権も放棄されたとの立場を示しており、提案を受け入れないとの観測がある。その一方で、協議自体には応じる可能性があるとの見方も出ている。

外交通商部は日本が提案を拒否する場合、請求権協定に基づいた仲裁委員会の設置を日本側に提案する方法も検討する方針だ。

 



Mass■世論、市民運動


第5次希望バス、 10月8日、釜山韓進重工業で開催
 


希望のバス企画団は 15日午後 1時、民主労総で記者会見を開いて 5次希望バスが釜山韓進重工業 85号クレーンで「秋の遠足」の形で出発すると明らかにした。

これによって希望バスは来る10月 8日、全国各地で出発して釜山韓進重工業ヨンド造船所の前で 1泊 2日間の日程を消化するようになる。

企画団は 5次希望のバス「対国民提案文」を通じて、「チョウナムホ会長は問題を解決する意志と反省がまだないことが確認された」「私たちはもう一度キム・ジンスクと韓進重工業の解雇者たちがもっと極限の状況に追い込まれないように、チョウナムホ会長を処罰して、李明博大統領と政府与党が韓進重工業の整理解雇問題を原則的に解決するという要求が全体労動者と市民たちの要求であることを警告するために絶望の造船所工場に向けて旅に出る」と明らかにした。

現在ギムジンスック指導委員は 253日目の高空座り込みを行っている中、 シンドンスン韓進重工業解雇者の断食座り込みも 34日目を行っている。

特に国会はチョウナムホ韓進重工業会長に対する聴聞会を開催して、使用側に韓進重事態の責任を問い出しているが、 相変らず労使は解決の糸口を捜すことができないまま立場の平行線を確認しているだけである。

ベクキワン統一問題研究所所長は「今度の 5次希望バスは新しい峠を迎えている」「嘘ばかりする破廉恥犯財閥との闘い、民衆の血の涙に対して一言もない李明博大統領との闘い、 そして私たちが住んでいる大きい監獄を破る闘いをして行かなければならない」と述べた。

去る 8月 27日, 4次希望バスは政府与党が韓進重工業事態解決に直接乗り出すことを要求して、ソウル都心で行事を行った事がある。

しかし韓進重工業の使用側が労使交渉過程で問題解決の意志を見せていなくて, 希望バスはもう一度釜山で行事を開催して使用側を圧迫して行くという計画だ。



 



 


NorthKorea朝鮮の動向

北朝鮮建国63周、軍パレード開催


北朝鮮建国63周年を記念し、平壌の金日成広場で9日、労農赤緯隊の軍事パレードが行われた。

朝鮮中央テレビが生中継したパレードは、金正日(キム・ジョンイル)総書記と後継者の正恩(ジョンウン)氏も観閲した。パレードは午前9時40分から1時間行われた。

これまで軍事パレードは、朝鮮労働党創建や建国記念日などを記念し、5年や10年ごとに行われてきた。63周年という年にパレードを行うのは異例だ。

パレードに先立ちこの日早朝、金総書記は正恩氏とともに、故・金日成(キム・イルソン)主席の遺体が安置されている錦繍山記念宮殿を訪れた。



 

北朝鮮「南北関係改善の糸口は共同宣言の履行」


北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は5日の論説で、韓国との関係について言及し、「南北関係改善の唯一の糸口は、6・15共同宣言(南北共同宣言)と10・4宣言(南北首脳宣言)の尊重と履行」と述べたと、朝鮮中央通信が報じた。

同紙は個人名による論説で、「今こそ南朝鮮当局が6・15共同宣言と10・4宣言の尊重と履行の意思を公式に明らかにする決断を下すべきとき」と主張した。

また、韓国政府が哨戒艦「天安」沈没事件と延坪島砲撃事件への謝罪を対話と関係改善の前提条件としていることについて、南北関係が破局に直面している原因は、「全面的に南朝鮮当局の対決政策にある」と批判した。

さらに、「現在、国内外の全民族が、悪化する北南関係の一日も早い改善を願ってやまない」として、「北南関係の改善は時代の要求であり、民族の団結と国家統一のための必須の問題」と強調した。





コリアン情報ウィークリー(2011年)

第415号 2011年09月12日 第5次希望バス、 10月8日、釜山韓進重工業で開催
第414号 2011年09月05日 労働者の永遠の母さん、全泰壹の隣に安置
第413号 2011年08月29日 済州カンジョン村、警察投入し基地反対住民を本格鎮圧
第412号 2011年08月22日 済州海軍基地の全面白紙化のための市民行動開始
第411号 2011年08月15日 1万名、「希望時局大会」 開催
第410号 2011年08月08日 20日、各界各層人士 413人「8.20希望時局大会」宣布
第409号 2011年08月01日 「8・15良心囚赦免・公安弾圧中止」記者会見開催
第408号 2011年07月25日 高空座り込み200名、韓進重金指導員へ連帯メッセージ
第407号 2011年07月18日 「希望時局会議200」、韓進重工業の前で開催
第406号 2011年07月11日 韓進重工業事態、2次希望バースで約1万名が金指導員支援で終結
第405号 2011年07月04日 明洞再開発反対対策委発足、「第2の龍山惨事になってはいけない」
第404号 2011年06月27日 金属労組、韓進重工業非解雇者復帰宣言
第403号 2011年06月20日 民主労働党「進歩新党との統合案、可決」
第402号 2011年06月13日 2万大学生・市民、再びキャンドル集会開始
第401号 2011年06月06日 大学生連合、半額授業料実現のキャンドル集会続く、同盟休業投票も
第400号 2011年05月30日 民主労働党と進歩新党統合、9月まで新党建設
第399号 2011年05月23日 ノムヒョン前大統領死去2周年、追悼集会開催
第398号 2011年05月16日 光州31周年記念式、「ニムのための行進曲」再び響く
第397号 2011年05月09日 進歩改革勢力単一政党推進「福祉国家国民運動本部」出帆
第396号 2011年05月02日 韓-EU FTA、野党民主党の黙認の中、通過
第395号 2011年04月25日 ゴリ原発1号基「やめなさい」デモ
第394号 2011年04月18日 言論労組、6月末公正放送死守ゼネスト決議
第393号 2011年04月11日 市民団体「言論検閲法案反対」
第392号 2011年04月04日 民主労総委員長も「専従者賃金」受けられず、労組の財政難加重
第391号 2011年03月28日 三星半導体犠牲者、朴チヨン1周期追悼会開催
第390号 2011年03月21日 天安艦隊沈没1周年、市民団体「徹底的な再調査及び検証」を要求
第389号 2011年03月14日 「進歩教育監、学生人権条例、あっても効果なし」
第388号 2011年03月07日 民主労総中心の常設民衆連帯(準) 17日出帆
第387号 2011年02月28日 清掃労動者、8日ゼネスト「貧困、堪えることができない」
第386号 2011年02月21日 補欠選挙、野4党+市民4団体連帯合意
第385号 2011年02月14日 社会運動団体「25日、李政権3年審判、国民行動」発表
第384号 2011年02月07日 現代車非正規職支会、第2次闘争決議
第383号 2011年01月31日 GM大宇労-使、非正規職解雇者の全員復職合意
第382号 2011年01月24日 ハンジン重工業・大宇自販の「整理解雇」、労働者ら「退く所ない」

第381号 2011年01月17日 「保守言論放送」を阻止する市民運動の本格化
第380号 2011年01月10日 大学非正規職闘争、学生と掃除労働者の連帯拡散
第379号 2011年01月03日 GM大宇など非正規職支部、2011年非正規職闘争宣布




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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