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コリアン情報ウィークリーNo:468 (2012.9.17)

韓国最大野党、
大統領選公認候補に文在寅氏を選出


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
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世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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09月10日(月)

 韓国大統領、「真意曲げられ残念」 天皇謝罪要求発言

09月11日(火)

 安哲秀氏 最大野党の公認候補決定後に立場表明

09月 12日(水)

 北朝鮮、韓国の水害支援「受け入れない」

09月 13日(木)

 韓国国会議員ら来月23日独島訪問 国政監査の一環

09月 14日(金)

 韓国野党「対北水害支援の不発、李明博政権の無能を立証」

09月15日(土)

 韓国最大野党 大統領選公認候補に文在寅氏を選出

 


Government
政府、政党

韓国最大野党、大統領選公認候補に文在寅氏を選出


韓国の最大野党、民主統合党は16日、12月の大統領選の公認候補に文在寅(ムン・ジェイン)氏を選出した。

民主統合党は同日、京畿道・高陽で行ったソウル巡回党内選挙で、文氏が公認大統領候補に選出されたと宣言した。

文氏は、先月25日から3週間にわたり13地域で実施された巡回党内選挙の累積得票率56.5%を獲得し、公認候補に確定した。

同党は、過半数の得票者が出なかった場合は23日に1位と2位の候補で決選投票を行う予定だった。

最大野党の公認候補が選出されたことにより、大統領選挙に向けた与党セヌリ党との全面対決も本格化するとみられる。

また、野党陣営の「本命」とも目される安哲秀(アン・チョルス)ソウル大学融合科学技術大学院長が大統領選出馬を表明した場合は、野党候補一本化の論議も始まると予想される。

 


 

安哲秀氏、19日に大統領選の出馬の立場表明


12月の韓国大統領選をめぐり、動向が注目されている安哲秀ソウル大融合科学技術大学院長のスポークスマンは、安氏が19日にソウルで記者会見し、大統領選についての立場を表明することを明らかにした。無所属での出馬が有力視されている。

無党派層の高い人気を誇る安氏は7月、著書で出馬に前向きな意向を示唆。その後、「態度決定の前に国民の声を聞きたい」として各地の視察を重ねてきた。



Mass■世論、市民運動


MBC放送局のストライキ再開の可能性


MBC放送局のストライキの再開が秒読みに入った。

言論労組MBC本部はキム·ジェチョル社長の退陣と拘束捜査がなされない場合、ストライキを再開するという決意を明らかにして総力闘争を宣言した。

去る13日野党推薦の社外理事たちはキム·ジェチョル社長解任案を提出した。

しかし、与党推薦社外理事らと与党関係者は、金社長の退陣に反対であり、労組のストライキ再開と闘争は避けられないだろうという展望だ。

特にセヌリ党の院内スポークスマン、イチョルウ議員は「政界でマスコミ社長を退陣しろとするのも、マスコミの政治中立を阻害すること」という立場を明らかにした。

キム·ジェチョル社長解任案は社外理事達の「MBC労使関係の正常化のための意見聴取」以降上程されると知られた。

MBC本部は、17日午前、MBC本社前で「MBC正常化のための総力闘争宣布式」を開いて、ストライキ再開を含めてキム·ジェチョル拘束促求署名運動と地域支部の上京闘争などを展開すると明らかにした。

MBC本部はすでに去る10日、ソウル支部代議員大会を通じて「キム·ジェチョル社長の解任が遅れる場合は、ストライキ再開が避けられない」という決定を下している。

MBC本部のジョンヨウンハ本部長は「会社の正常化のために170日間のストライキを中止し、黙々と耐えてきたが、現場復帰60日間、会社は報復人事と不法査察などの労組弾圧を続けた」としながら、「もうこれ以上我慢はできない」と言った。

彼は「MBC正常化のためにはキム·ジェチョルの退陣が第一歩であり、MBCのメンバーと国民の力でこれを成し遂げるだろう」と明らかにした。


 



NorthKorea朝鮮の動向

新経済政策を10月1日に全面施行


北朝鮮が金正恩第1書記が今年6月28日に提示したとされる『6.28方針』、すなわち『われわれ式の新しい経済管理体制確立について』という指示に伴う実質的な経済改革措置を、来月1日から全面施行する。

北朝鮮内部のデイリーNKの複数の消息筋は最近になって、「政府が『6.28方針』と名付けた経済管理改善措置が、10月1日から全面施行される」、「企業所と人民班(住民組織)への説明で明らかになった『6.28方針』には、具体的な法と制度を伴い実施されるという内容が含まれる」と伝えた。

今回の経済改革では、農業分野においては生産量を国家と農場員(農民)が7:3で分けるという「生産物分配割当制」が、中小規模の工場o企業所部門では「独立採算制(予算独立制度)」と「月給制の採択」という内容が含まれている。

前出の消息筋は「『7.1措置』が、3年後に突然中止になったこともあり、(今回の措置について)住民の不安感が大きいのが事実だ。一貫した推進であることを(住民に)示すために、法的な裏付けも伴うだろう」と語った。




コリアン情報ウィークリー(2012年)

第46
号 2012年09月17日  韓国最大野党、大統領選公認候補に文在寅氏を選出
第467号 2012年09月10日  姜基甲、涙の離党「故郷へ帰る」、統合進歩党、本格的な分党開始
第466号 2012年09月03日  民主統合党大選挙予備選、文ジェイン氏が6連勝、光州選挙が分水嶺
第465号 2012年08月27日  インターネット実名制違憲、問題は選挙実名制
第464号 2012年08月20日  現代車非正規職、「非正規職が参加する特別交渉」要求
第463号 2012年08月13日  民主労総、「統合進歩党への支持撤回を決定」
第462号 2012年08月06日  金属労組第3次ストライキ、10万人以上参加
第461号 2012年07月30日  結局二つに別れる進歩党、新党権派「新党創党へ」
第460号 2012年07月23日  大統領有力候補の安哲秀氏、本出版で事実上出馬表明
第459号 2012年07月16日  李民主代表「10月にアン·チョルス 、統合進歩党の3者による最終一本化」
第458号 2012年07月09日  統合進歩党、新代表に姜基甲「革新を続ける」
第457号 2012年07月02日  日韓軍事情報協定推進の波紋拡大広がり
第456号 2012年06月25日  セヌリ党と民主党、統合進歩党の議員2名除名の推進に合意
第455号 2012年06月18日  最大野党の大統領選候補ムンジェイン、出馬宣言

第454号 2012年06月11日  韓米FTA、ISD協議は韓国案が提案されてから検討
第453号 2012年06月04日  第21回民族民主烈士·犠牲者の汎国民追慕祭「6・10民主化運動継承」

第452号 2012年05月28日
  貨物・建設労組、6月末ゼネスト闘争に突入

第451号 2012年05月21日
  日帝徴用者の個人請求権を認める

第450号 2012年05月14日
  統合進歩党、結局2重権力体制へ

第449号 2012年05月07日
  統合進歩党中央委員会、衝撃の暴力事態

第448号 2012年04月30日  統合進歩党、「比例代表選出の不正選挙」認定で波紋

第447号 2012年04月23日  再び始まる米産牛肉輸入反対のためのキャンドル集会

第446号 2012年04月16日  21日、双龍車汎国民追慕大会「生きて工場に帰ろう」

第445号 2012年04月09日  スト中のMBC労組の個人財産の仮差押え、「最悪の労組殺し」

第444号 2012年04月02日  総選挙、首都圏40〜50ヶ所混戦状態、週末の総力戦

第443号 2012年03月26日  統合進歩党、「野党連帯の影響があれば20席以上も可能」

第442号 2012年03月19日  総選挙中間発表、野党「3ヶ月で30議席失った」

第441号 2012年03月12日  安哲秀、放送3社ストライキ支持

第440号 2012年03月05日  海軍、済州道の基地建設開始

第439号 2012年02月27日  朴ソウル市長の息子の兵役免除、再検診で疑惑晴れる

第438号 2012年02月20日  MBC労組ストライキコンサート、「公正放送取り戻そう」

第437号 2012年02月13日  15日、核安保首脳会議への「対抗行動」発足

第436号 2012年02月06日  民主労総、総選挙方針をめぐって意見対立

第435号 2012年01月30日  大選野党候補支持率、ムン・ゼイン、初めて安哲秀を追い越し

第434号 2012年01月23日  MBC放送ストライキ決定、30日実行

第433号 2012年01月16日  慶州地域団体「月城1号機閉炉し、核廃棄物場工事中断しろ」

第432号 2012年01月09日  現代車労組、焚身をめぐって一部ライン作業中断

第431号 2012年01月02日  選管委HPへのサイバーテロ問題で、大学生の時局宣言続く




コリアン情報ウィークリー(2011年)

第430号 2011年12月26日  28日、金正日総書記告別式開催




コリアン情報ウィークリー(2010年)

第378号 2010年12月27日 法院「時局宣言教師への解任処分は違法」

 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第326号 2009年12月28日 韓国大学生連合「授業料削減」要求し、国会教育科学委占拠



コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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