To establish peace and unclear-free North East Asia!

コリアン情報ウィークリーNo:325 (2009.12.21)

22日、ホームレス人権要求決議大会、参加者強制連


東北アジアにはいまだに安定的な平和の秩序が存在しません。
「コリアン情報ウィークリー」は毎週月曜日、
東北アジアの非核・平和の確立のため韓国・朝鮮に関する情報をお届けします。

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カレンダー/2:Government政府、政党
3:Mass
世論、市民運動/4:NorthKorea朝鮮の動向


発行:フォーラム平和・人権・環境  編集:李泳采
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 総評会館1階
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 Calendar
カレンダー 

 

12月14日(月)

 米朝、平和協定締結に向けた4カ国協議で一致、聯合ニュース

12月15日(火)

 駐韓国中国大使「中朝経済協力と国連制裁は別問題」

12月16日(水)

 韓国人元BC級戦犯遺族ら、日本に補償法案制定求める

12月17日(木)

 韓豪外相が会談、開発協力了解覚書を締結

12月18日(金)

 北は国連決議順守先行すべき、6カ国協議韓ロ首席代表

12月19日(土)

 オバマ米大統領、北朝鮮に連絡事務所設立を提案、ロイタ報道

 


Government
政府、政党

野党「予算案、大統領の決断必要」 与党「年内処理」暗示


「4大江事業」 など新年予算案をめぐった与・野党の対置が続いているなか、 20日、民主党と民主労動党は李明博大統領に与・野党との 3者会談に出ることを重ねて促した。

しかしハンナラ党と青瓦台、政府はこの日の夜、党・政会議を開いて △民主党の予算決算委会議場の座り込み解除 △4大江予算の会談議題除外など民主党が受け入れ硬い条件を提示していることで、事実上 3者会談を拒否した。

チョン・セギュン民主党代表はこの日国会で記者会見を開いて「李明博大統領が海外巡回から帰って来たので、チョン・モンジュンハンナラ党代表が 16日提案した3者会談(大統領,与・野党代表)を条件なしに受け入れるべきだ」と要求した。彼は「4大江事業は李明博大統領の事業なのでハンナラ党は裁量権がない」「李大統領が 3者会談に出てハンナラ党の動きが取れるように案を出すなら、与野党の対話と妥協をする余地が生ずる」と言った。

民主党の民主政策研究員はこの日、電話世論調査で「与・野党党首会談による予算案合意」の意見が 73.6%が出たという結果を公開した。民主党はこの日深夜議員総会を開いて、4大江予算などが「3者会談」による政治的妥結ができるまで予算決算委会議場占拠座り込みを引き続くことを決議した。

民主労動党もこの日院内対策会議で「4大江事業の責任者である大統領が出て、2010年予算編成をあきらめるという宣言を言わなければならない」という意見にまとまったと院内部代表であるイゾングフィ議員が伝えた

しかし、ハンナラ党と青瓦台、政府は事実上 3者会談を撤回する方向を取った。会議参席者たちは予算案年内処理方針にも共感したと知られた。一方、去る19日から予算案を単独で検討しているハンナラ党予算決算委委員たちも、「強行処理」を念頭に置いて各部署別予算案を整えた。
 





Mass■世論、市民運動


22日、ホームレス人権要求決議大会、参加者強制連
 


路宿人の福祉と人権運動に参加している貧困社会団体は 22日午後 3時、ソウル駅広場で「路宿人の人権実現のための 6大要求争取決意大会」を開いた。彼らは決意大会が終わってから、市庁まで行進した。また夕方 7時から「2009 街で死んだ路宿人のための追慕祭(Homeless Memorial Day)」を開いた。

追慕祭には150余名の路宿人とホームレス支援活動家たちが参加して、寂しく生を終えた路宿人たちの生と死を追慕した。夜7時 40分頃警察は兵力を配置して解散を要求した。警察は 3回警告放送をした後、追慕祭を夜間不法集会と言いながら追慕満場など追慕物品を壊し始めたし、参加者達を無差別強制連行をした。この過程で路宿人とホームレス支援活動家,市民など 12人が連行された。

この日午後の決議大会で、ユサンジュン人権運動サンランバン運営委員は「基礎生活保障受給者は 40万ウォンをもらって屋賃 15万ウォン位を出してからは、20万ウォンで一月を堪えなければならない」「結局こんな暮して路宿人になり、死に追い出される。より根本的な福祉政策を実施しなければならない」と明らかにした。

参加者達は △ホームレス支援の体系化のための法律用意 △女性ホームレスに対するサポート対策の強化 △ホームレス名義盗用犯罪の被害解決 △ホームレスに対する医療支援縮小反対 △ホームレス生活者に対する労動圏保障 △ホームレスに対する安定的な住居対策の用意など 6大要求を発表した。

 




 

NorthKorea朝鮮の動向

金正日総書記「対外市場広げるべき」


金正日総書記がナジン·先鋒経済自由貿易地帯のラソン大興貿易会社を訪問して、対外貿易発展のための指示を下したと 『朝鮮中央通信』が16日報道した。

北朝鮮政府が1991年12月「政務院決定74号」で中国-ロシアの国境と接したナジン·先鋒地域を北朝鮮最初の自由貿易地帯(事実上の経済特区)と指定した以来、金委員長がこちらを現地指導したという北朝鮮媒体の報道が出たのは、今回が初めてである。

金委員長はラソン市にあるラソン大興貿易会社の水産物総合加工場、畜養場、お酒加工場などを見回して、輸出品生産及び輸出実態を把握した後、「対外活動を進攻的に行い、対外市場を絶えず広げて行かなければならない」と強調したと『中央通信』が伝えた。

金委員長のラソン市現地指導は、中国-ロシアと経済協力を強化して、この地域を対外貿易の要衝地として発展させるという意志の表現として見られる。




 

コリアン情報ウィークリー(2009年)

第325号 2009年12月21日 22日、ホームレス人権要求決議大会、参加者強制連
第324号 2009年12月14日 李大統領、玄国家人権委員長が人権団体選定「人権墜落賞」
第323号 2009年12月07日 民主労総「労組専従賃金禁止など労使政合意の反対闘争」開始
第322号 2009年11月30日 宋ヨンギル民主党議員、「ハンサンユルゲート、ノ前大統領の死の疑問を解く鍵」
第321号 2009年11月23日 非正規職学習誌「才能教育」組合、座り込み闘争700日目
第320号 2009年11月16日 韓国政府、「アフガン再派兵方針不変」
第319号 2009年11月09日 韓国労総・民主労総20万集会「共同ゼネストへ向けて闘おう」
第318号 2009年11月02日 弁護団「竜山、多くの無罪証拠を無視した政治裁判」
第317号 2009年10月26日 ネパールのミヌさん強制追放、使い捨ての多文化社会
第316号 2009年10月19日 18日、竜山国民法廷「李大統領、殺人及び傷害教唆罪」判決
第315号 2009年10月12日 政府関連部処、「公務員の民主労総加入禁止法」の改正推
第314号 2009年10月05日 行政安全部、集会参加公務員に重懲戒
第313号 2009年09月28日 憲法裁判所「夜間集会禁止は憲法違反」
第312号 2009年09月21日 民主労総、公務員労組「公務員労組の統合投票 への政府の介入は不当」
第311号 2009年09月14日 林ソンキュ民主労総委員長「進歩政党、統合しなければ新しい政党建設」
第310号 2009年09月07日 南北協力を求める最大組織「韓半島平和フォーラム」立ち上げ
第309号 2009年08月24日 南北、9月26日-10月1日、離散家族再会合意
第308号 2009年08月24日 金大中前大統領の告別式「行動する良心を実践」
第307号 2009年08月17日 北、米韓乙支軍事演習に「我々方式で対応」
第306号 2009年08月10日 再び闘いの岐路に立っているYTN放送労組
第305号 2009年08月03日 民弁、「史上最大規模の言論法対応弁護団構成
第304号 2009年07月27日 民主党チョン代表議員辞職「メディア法無効闘争」突入
第303号 2009年07月20日 放送3社、初の同時ストライキ実施
第302号 2009年07月13日 ノ前大統領国民葬49祭、終了後も参拜客続く
第301号 2009年07月06日 野党民主党、「民主勢力統合を推進」
第300号 2009年06月29日 全教組、「第2次時局宣言」着手、3万ー5万参加予想
第299号 2009年06月22日 ノ・ムヒョン前大統領の追慕公演、聖公会大学で実施
第298号 2009年06月15日 6・15南北共同宣言9周年行進、警察阻止
第297号 2009年06月08日 五体闘志団、時局宣言「李政権、自ら退陣」要求
第296号 2009年06月01日 ノ・ムヒョン前大統領、50万の追悼式
第295号 2009年05月25日 ノ・ムヒョン前大統領の追悼行列、全国で続く
第294号 2009年05月18日 組合員死亡で貨物連帯ストライキ決議、大会で警察と衝突、376名連行
第293号 2009年05月11日 汎民連押収捜索糾弾するー拘束公安弾圧中断しろ!
第292号 2009年05月04日 「キャンドル集会1周年文化祭」、警察封鎖、200名連行
第291号 2009年04月27日 蔚山、進歩陣営候補の一本化に成功、当選確率向上
第290号 2009年04月20日 18日、「グローバル的な家父長体制」 に対抗する新しい運動の設立
第289号 2009年04月13日 金正日3期体制スタート「社会主義憲法修正」
第288号 2009年04月06日 北朝鮮のロケット発射、市民団体の意見分かれる
第287号 2009年03月30日 民主労総、国際共同の日、「G20首脳会談への代表団派遣」
第286号 2009年03月23日 現職の言論人拘束事態、言論労組「10年前の言論弾圧へ回帰」
第285号 2009年03月16日 民主労総、「非正規職期間延長は対国民詐欺劇」
第284号 2009年03月09日 「戦争と女性人権博物館」着工式開催
第283号 2009年03月02日 ストライキの言論労組「放送改悪案、廃止まで闘う」
第282号 2009年02月23日 20日、故金スファン樞機卿の葬礼ミサ、1万名参加
第281号 2009年02月16日 大統領府、「行政官個人による広報指針」認定、波紋拡散
第280号 2009年02月09日 竜山追悼集会、氾国民対策委「大規模闘いは続く」
第279号 2009年02月02日 1日、竜山惨事の国民追悼大会、「責任者処罰」
第278号 2009年01月26日  竜山惨事、「火炎瓶が原因」VS「撤去民に責任押し付け」
第277号 2009年01月19日 KBS放送局、新任社長反対の「社員行動」関係者らの罷免、解任で波紋
第276号 2009年01月12日 野党民主党「ミネルバの拘束はネット民主主義の死亡宣告」
第275号 2009年01月05日 4日、金ヒョンオ国会議長「与野党の対話と妥協案」要求、直権上程拒否


コリアン情報ウィークリー(2008年)

第274号 2008年12月29日 26日、全国言論労組、史上初のゼネスト突入



コリアン情報ウィークリー(2007年)

第222号 2007年12月31日 革新・分党、岐路に立つ民主労動党



コリアン情報ウィークリー(2006年)

第169号 2006年12月25日 イラク・レバノン派兵案、国会本会議通過



コリアン情報ウィークリー(2005年)

第117号 2005年12月26日 反WTO集会以後、拘束収監されていた13人「不拘束捜査」を決定

 


コリアン情報ウィークリー(2003年10月−2004年)

第65号 2004年12月27日 金正日「南侵威嚇はない」


 

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